政務活動費を使って、研修に行かせていただきました。
(三原市議は、議員1人あたり30万円/年が会派ごとに交付されます)
「システム思考トレーニング」ベーシックコース~望ましい変化を創り出す力をつける
というもので、
物事を、大局的・複眼的に捉える視点を持ちたい、
対処療法でなく、根本的な解決策を導く力を得たい、
という目的で参加させていただきました。
「システム思考」は、以前、本は読んでいたのですが、
国際機関でのプロジェクトや、
デュポン、GE、マスターカードなどの企業や、プロ・フットボール・チームなどが
システム思考を取り入れて、組織改革、戦略改革などに大きな成果を上げているもので、
セミナー受講費が高くって、ちょっと手が出ず、足が向かわず・・・だったものを、
今回、39,000円の受講料を政務活動費から使わせていただいて(交通費は自費です)、
行ってまいりました。
システム思考がどういうものか、
セミナーで、どんなことをやるのか、などは、
有限会社チェンジ・エージェントのwebサイトでご覧ください。
http://change-agent.jp/
経営戦略の演習では、
漁業会社の経営チームの一員として、
近海漁業・遠洋漁業で収入を得て、会社の資産を長期にわたって最大化する
というミッションを遂行するロールプレイゲームを行いました。
遠洋も近海も魚が絶滅してしまう残念な結果となりました。
今まさに現実に起こっていることなわけですが、
(グリーンピース資料より、下記転載)

どういう力が働くことで、または働かないことで、
魚の絶滅=ミッションの失敗、事業の失敗を引き起こしてしまうのか、
身を持って体験することができました。
体験から痛感したことの1つは、
「異変(破綻)は突然やってくる」ということ。
4チーム(4社)でのゲームで、
魚が減ることは予測してはいたのですが、
魚が減る兆候が見えたら、そこで対策をするつもりでいたら、
あまりにも突然、絶滅という事態が起きました。
でも、それも、決して「突然」だったわけではなく、
最初に与えられた情報からすると、起こるべくして起きたもの。
後で、その解説をしていただきました。
どの情報に注目するか、どの情報を判断基準として使うか、によって、
結果が変わってくるわけです。
体験から痛感したことの2つ目は、
1つ目と大きく関係するものですが、
目的である「資産の最大化」とはどういうことか、
どうすれば実現できるのか、を
具体的に考え、描く必要があるということです。
魚の再生量などから、自然の供給力は一定内であり、
まず、その限界を想定した上で、可能な「最大」を考えること、
それは、全体としての最大値であるため、
破綻(魚の絶滅)せず、自社の最大を図るためには、
他社との情報共有、協議が、とても重要になってきます。
これらの体験をもとに、
事象を引き起こす要素に何があるのか、
要素どうしは、どう影響し合っているのか、
因果律を捉えることを学んでいきました。
その中で、
どの要素に働きかけることがレバレッジとなり得るのかが、
ループ図を描くことで、見えてくるわけです。
・・・と、法則は分かるし、
書かれたループ図を見ると、「ふむふむ、なるほど~」と思うのですが、
実際の現象の構造を理解することは、とても難しい~~~
今回、受講して、「スッキリ分かりました!」には全然至っていませんが、
「要素」「変数」を見つけ出す感覚が、ちょっとつかめそうな感じ
という段階です。
総務財務委員会で継続審査となっている任期付き職員の条例、支所長公募の件にしても、
それが有効なレバレッジとなり得るのかどうか、
レバレッジとなるためには、他にどんな要素が必要か、
そんな視点を持ちつつの今回の受講でした。
スキルアップできるよう、引き続き励んでまいります~~
ありがとうございました。
最後に、
仕事や人生に役立つ「システム思考7ヶ条」を。
1.人や状況を責めない、自分を責めない
2.できごとではなく、パターンを見る
3.「このままパターン」と「望むパターン」のギャップを見る
4.パターンを引き起こしている構造(ループ)を見る
5.目の前だけではなく、全体像とつながりを見る
6.働きかけられるポイントをいくつも考える
7.システムの力を利用する
有限会社チェンジ・エージェントのwebサイトはこちら。
http://change-agent.jp/
(三原市議は、議員1人あたり30万円/年が会派ごとに交付されます)
「システム思考トレーニング」ベーシックコース~望ましい変化を創り出す力をつける
というもので、
物事を、大局的・複眼的に捉える視点を持ちたい、
対処療法でなく、根本的な解決策を導く力を得たい、
という目的で参加させていただきました。
「システム思考」は、以前、本は読んでいたのですが、
国際機関でのプロジェクトや、
デュポン、GE、マスターカードなどの企業や、プロ・フットボール・チームなどが
システム思考を取り入れて、組織改革、戦略改革などに大きな成果を上げているもので、
セミナー受講費が高くって、ちょっと手が出ず、足が向かわず・・・だったものを、
今回、39,000円の受講料を政務活動費から使わせていただいて(交通費は自費です)、
行ってまいりました。
システム思考がどういうものか、
セミナーで、どんなことをやるのか、などは、
有限会社チェンジ・エージェントのwebサイトでご覧ください。
http://change-agent.jp/
経営戦略の演習では、
漁業会社の経営チームの一員として、
近海漁業・遠洋漁業で収入を得て、会社の資産を長期にわたって最大化する
というミッションを遂行するロールプレイゲームを行いました。
遠洋も近海も魚が絶滅してしまう残念な結果となりました。
今まさに現実に起こっていることなわけですが、
(グリーンピース資料より、下記転載)
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どういう力が働くことで、または働かないことで、
魚の絶滅=ミッションの失敗、事業の失敗を引き起こしてしまうのか、
身を持って体験することができました。
体験から痛感したことの1つは、
「異変(破綻)は突然やってくる」ということ。
4チーム(4社)でのゲームで、
魚が減ることは予測してはいたのですが、
魚が減る兆候が見えたら、そこで対策をするつもりでいたら、
あまりにも突然、絶滅という事態が起きました。
でも、それも、決して「突然」だったわけではなく、
最初に与えられた情報からすると、起こるべくして起きたもの。
後で、その解説をしていただきました。
どの情報に注目するか、どの情報を判断基準として使うか、によって、
結果が変わってくるわけです。
体験から痛感したことの2つ目は、
1つ目と大きく関係するものですが、
目的である「資産の最大化」とはどういうことか、
どうすれば実現できるのか、を
具体的に考え、描く必要があるということです。
魚の再生量などから、自然の供給力は一定内であり、
まず、その限界を想定した上で、可能な「最大」を考えること、
それは、全体としての最大値であるため、
破綻(魚の絶滅)せず、自社の最大を図るためには、
他社との情報共有、協議が、とても重要になってきます。
これらの体験をもとに、
事象を引き起こす要素に何があるのか、
要素どうしは、どう影響し合っているのか、
因果律を捉えることを学んでいきました。
その中で、
どの要素に働きかけることがレバレッジとなり得るのかが、
ループ図を描くことで、見えてくるわけです。
・・・と、法則は分かるし、
書かれたループ図を見ると、「ふむふむ、なるほど~」と思うのですが、
実際の現象の構造を理解することは、とても難しい~~~
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今回、受講して、「スッキリ分かりました!」には全然至っていませんが、
「要素」「変数」を見つけ出す感覚が、ちょっとつかめそうな感じ
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という段階です。
総務財務委員会で継続審査となっている任期付き職員の条例、支所長公募の件にしても、
それが有効なレバレッジとなり得るのかどうか、
レバレッジとなるためには、他にどんな要素が必要か、
そんな視点を持ちつつの今回の受講でした。
スキルアップできるよう、引き続き励んでまいります~~
ありがとうございました。
最後に、
仕事や人生に役立つ「システム思考7ヶ条」を。
1.人や状況を責めない、自分を責めない
2.できごとではなく、パターンを見る
3.「このままパターン」と「望むパターン」のギャップを見る
4.パターンを引き起こしている構造(ループ)を見る
5.目の前だけではなく、全体像とつながりを見る
6.働きかけられるポイントをいくつも考える
7.システムの力を利用する
有限会社チェンジ・エージェントのwebサイトはこちら。
http://change-agent.jp/
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