リスクマネジメント

行政って（特に三原市は）、
とても慎重で、根拠を積み重ね・・・というイメージを持っていたけれど、
ここのところ、リスクマネジメントってどうなってるの？？？と感じることが、
いろいろ形を変えて現れているように見える。


学校の統廃合にしてもそう。
２月１２日の説明会は、残念ながら、
統合に反対しておられる方々と歩み寄るどころか、
溝を深める結果になってしまった。

統合自体が目的ではなく、
子ども達の教育環境を良くしていくことが目的であるはずだけれど、
今後、統合を進めていく上で、
どのようなリスクを想定し、どのようにリスクを低減していくのか。
抑圧されたエネルギーは噴出するし、
現状の姿勢で進めていくことはリスクを高めることになりそうで、
私としては、今後の判断を悩んでしまうところである。
（自分なりにリスク低減のために、何ができるかも考えている）


また、三原の工業団地へ来られ、昨年稼働が始まったばかりの某社様で、
地元での農産物の材料調達が、見込みの１５％ほどしかできず、
遠方から調達という現状らしい。
市として対応されているようではあるが、
たまたま原油安ではあるけれど、今後輸送コストが上がった場合、
工場の減価償却が２年とか１年とも言われるこの頃、
そのへん、市としてのリスク、いつまでにどうしないといけないか、
認識してらっしゃいます？と思ってしまう。
誘致が目的じゃなくて、いていただかなきゃいけないんでしょう？と。。。


「駅前」のこともまた然り。
「天満屋の撤退時の市の対応をどう評価しているのか」
「今後のエキマエへの民間誘致で、撤退リスクをどう低減するつもりか」
等、質問すると、
そんなこと言ってたら何もできない的なプレッシャーを感じるのですが
（言われたわけではありません）、
うーーん。
リスクマネジメントって、どう考えて、どうされているのかなぁ？？？