the morning star ~明けの明星~

日本でも世界でも子どもたちが安心して幸せに暮らせるように☆と願う活動主婦の日記。三原市の課題や三原応援情報を発信。

おかやま環境未来都市づくりシンポジウム

2010-11-09 09:32:25 | 環境(全般)
中国経済産業局にエネルギーのことで
問い合わせをしたり、訪問したり、資料をいただいたり、
そのご縁でご案内をいただいて、経産局主催のセミナーに参加させていただきました!

前日(10/31)の温暖化ストップフェアinひろしまでは、
考え方や暮らし方・生き方がだいたい同じ方向を向いている人たちでしたが、
11/1の経産局セミナーでは価値観がまるっきり違う人たちの中に放り込まれたような感じでした(^^ゞ
異文化交流みたいなおもしろさがありました!

「地方都市におけるスマートコミュニティ」
「太陽光発電による地方都市づくりへの貢献」
など掲げられているテーマには賛同なのですが、
具体的な内容が、どうも政策ありき、企業主体な感じで、
市民の気持ちが取り残されている感覚になってしまいました。

ちょうど枝廣さんのご講演できいたばかりの、
政府が提示している二酸化炭素25%削減の暮らしは「バリバリの省エネ技術」によるプランだけ
ということを実感しました。
※この↓ページの真ん中あたりにそのことを書いています。
http://blog.goo.ne.jp/the_morning_star/e/60d760a8d1ced60de75c7e3477553ad0

考え方の大きな違いとしては、
これも枝廣さんの講演でもあった
バックキャスティングかフォアキャスティングか、ということ。

経産省そして経済界の考え方は
現状の中で何ができるか、そしてできることを積み上げていくというもの。

そのやり方では
今求められている【大きな変化、Drastic Change】は起こせないと思う。

石油取引減などで先細る産業はM&Aなどで対策というお話もありましたが、
それって、一極化を進めて地方衰退を招くような気がするのは
私が経済をよく分かっていないからなのでしょうか???(^^ゞ

イギリスのBP社が
British Petroleum から Beyond Petroleum(石油を超えて)
と社名の意味を変えたように、
マインドセットを変えていく必要があると感じています

そしてやっぱり原子力発電を国内でも推進、また輸出することで経済対策とのことですが、
ウォールストリートなど投資家は経済リスクが大き過ぎると原発への投資を拒否しているとききますし、
本当に経済対策になるのかしら???
マサチューセッツ工科大の試算で原発コストが急激に上昇しているとの情報も。
輸出にあたっての事故等のリスクも企業では負えないからと
日本が国として負うことになっていたと思うのですが(すみません、ちゃんと調べていません)、
経済対策どころか、大きな負債を抱えるリスクもあるわけで、
こんなギャンブルみたいな経済効果をねらうのでなくて、
もっと確実にお願いしたいです~~~。
よろしくお願いします。

最後のパネルディスカッションで、
岡山県の職員の方が
岡山県内に脱温暖化推進員が85人おられること、
地域で活動をがんばっているこの人たちの意見をよくききながら進めていきたい
と話されていたことが嬉しかったです(^^)♪




コメント    この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« 枝廣淳子さん講演♪③ | トップ | 「未来を支える新エネルギー... »
最新の画像もっと見る

コメントを投稿

環境(全般)」カテゴリの最新記事