再エネ関連ご質問

ここしばらく、
集中して書きたい（書かなくてはいけない）ものがあったり、
自分の中で、切り替えが必要なこともあったりで、
ブログ、フェイスブックなどでの発信をお休み中です。
自分のふがいなさにため息続き・・な時間もありましたが、
まわりの人を傷つけずにすむように、自分が成長していくしかありませんね☆
つい、ホ・オポノオポノを唱えてしまう日々です。

・・にしても、やるべきことはてんこ盛り！
ご依頼いただいた原稿締切が迫っているものもあり、
がんばらなくては！！！

タイトルの、再エネ関連でのご質問ですが、
個人的に訊かれたことではありますが、
他の方も知りたい方がおられるかも～と思い、
こちらへも、追加情報とともに、記載しておきます。


１．自治体が競争入札で電力を購入した場合の費用削減効果について教えてください。

全市町村対象ではありませんが、全国市民オンブズマン連絡会議が調査をしています。
これによると、個別事例の検証はされていませんが、
全体として、２～６％の費用削減があると推測されています。
◆自治体電力購入・売却調査報告（47都道府県、２０政令市、４１中核市）(12/9/5版）
http://www.ombudsman.jp/nuclear/2012denki.pdf
H12年実績の今年度版は、９月に発表になる予定です。


２．公共的な施設へ共同出資で発電設備を設置することについて教えてください。

長野県飯田市、岡山県備前市が先進ですが、
全国的に広がっており、エネ庁がパンフレットをつくっています。
◆みんなで、育エネ　～再生可能エネルギーファンド＆共同出資事例集～
http://www.enecho.meti.go.jp/saiene/data/2012fund.pdf

◆自治会の資金で太陽電池を設置した例（兵庫県丹羽市山王自治会）もあります。
http://cgi4.nhk.or.jp/eco-channel/jp/movie/play.cgi?movie=j_sakidori_20120527_2001

◆町内会で、廃品回収などで資金を集めて設置した例（福山市矢田町内会）もあります。
http://www.pref.hiroshima.lg.jp/site/kankyo-blog/eid-114.html

滋賀県野洲町の小南自治会も注目です。
札幌市のように、町内会や市民出資での太陽電池設置に対しても助成制度がある自治体もあるので、
お住まいの地域の行政へお問い合わせください。


３．三原での備前グリーンエネルギー講演会を思い出して、質問しました。
とのことでしたので、報告書を掲載した当時の記事をリンクします。
http://blog.goo.ne.jp/the_morning_star/e/d15eb6bac451bacd9b44088d18332ddd

ちなみに、我が家の２．７kW出力太陽電池の実績も載せておきます。
買取価格25円の時に設置しているので、
現在48円／kWhで売電中ですが、
今は設置費用がだいぶ安くなっているはずなので、
初期投資の回収期間は、だいたい同じくらいでしょうか。




太陽光発電にも、問題があるのは事実なので、
コミュニティのあり方や、暮らし方とともに、
ゆっくりシフトしていくイメージを持って動いてきたのですが、
ここのところの、原発推進、原発輸出の現状に、
新たな動きを起こさなくてはいけないかしら☆と、
少々アセリもあって、今週、そんな相談もさせていただく予定です。

ちょうど、昨年の今頃は、
これからのエネルギーと環境をどうするかの国民的議論の真っ只中。
その結果、2030年までに原発ゼロが決まりましたが、
それが閣議決定されなかったとは言え、
政権交代とともに、どこへ行ってしまったやら。。。

昨年（2012年）７月14日に書いた記事
「これからの日本のエネルギーどう考える？～選択肢と国民的議論～」
http://blog.goo.ne.jp/the_morning_star/e/931163afb9036cfeb24516b7d51ac3a1