10月13(火)~16(金)まで4日間の決算特別委員会が終わりました。
不覚にも、、、、、
14日午後の冷房により体調をくずしてしまいました。
冬に寒いからと風邪をひくわけでもなく、
インフルエンザが流行っていても、感染しないし、
徹夜が続いたりしても大きく体調をくずすこともなく、
割と体力はあるほうだと思っているのですが、
喉、鼻、首まわりが極端に弱く、
今回、冷房で首を冷やしてしまったのが悔やまれます。
翌朝には、まったく声が出なくなってしまった。
3日目の15日にネックウォーマー着用を申し出て、
2日間は、自席にすわって、静かに傍聴(^_^;)
帰宅時は38.5℃の発熱で、
4日目の16日は、ネックウォーマー+ストールを首に二重巻き(^_^;)
とにかく首が弱点なのです。
「声出ません」状態を、
議会の中で、みなさま気遣って声を掛けてくださり、
それはそれで、ありがたい思いをしました<(_ _)>
それはさておきです。
平成26年度決算が承認されました。
私も承認はしました。
※以下、金額や伸び率など、普通会計ベースの数字
歳入では、
構成比30%にあたる地方税が、前年比2.3%の伸び、
(リーマンショック前との比較では12%低い)
構成比23%にあたる地方交付税が、前年比1.4%の伸び、
構成比10%にあたる地方債は、前年比17%縮減され、
総額では、前年比1.6%アップの479億6535万円
歳出では、
構成比30%にあたる民生費は、前年比0.2%の伸びに留まり、
(平成20年以降、毎年、前年比3%以上の伸び率で増えてきた)
構成比16%にあたる公債費は、前年比1.4%の伸び
(定期償還のみでは16%の縮減、繰上償還したため前年アップとなった)
構成比約13%にあたる総務費は、前年比20%の伸び、
(一般財源ベースでは前年比7%減で、特定財源による伸びとなっている)
平成22年から下がり続けた土木費は、前年比9%増
(H22比では35%低い(H22は62%、H26は43%が特定財源))
構成比では4.4%と小さいものの、
前年比伸び率では2番目の18%アップだったのが消防費
(デジタル無線の整備や、特殊工作車を購入したことによる)
歳出総額では、前年比2.4%増の472億1570万円
財政調整基金は、毎年確実に積み上げてきて、
標準財政規模の20%程度が望ましいとされるところ、
H26年度末残高で21.7%となった。
地方債残高は、前年比3.5%減り、
【地方債残高+債務負担行為】:【財政調整基金+減債基金】は、
H20年の17:1から、H26年は9:1へと改善。
今後、交付税算定の合併特例期間が終わる一方、大規模事業が控えており、
イメージ的には、H26年は中腰で乗り切った1年という印象を持っています。
気になるのは、物件費と繰出金の伸び。
繰出金は大きいものから、
下水道事業に、14億9116万円(前年比5.3%up)
介護保険事業に、13億4258万円(前年比5.1%up)
国民健康保険に、6億1587万円(前年比10.6%up)
繰出金は、一般財源ベースで見ても前年比6.7%伸びています。
※特定財源は、国の制度に伴う国庫支出金など特定目的の財源
一般財源は、三原市の任意で使い道を決める財源
H26予算編成の意図や重点施策などは、H26年4月の広報みはらに記載されています。
http://www.city.mihara.hiroshima.jp/site/koho/k2014-4.html
「地域の宝をみつけ、磨き、育て、つなげて、元気な三原へ」とされ、
・地域資源を生かした観光交流や定住促進、企業誘致、地場産業支援
・市民協働、人材育成による地域活性化
・行財政改革
がポイントです。
ということで、私自身も、この点を意識した質疑を行いました。
今、改めて、自分で文章にすると、
あぁぁ、趣旨がきちんと伝えられてなかった、、、、
ということが多い。。。
事前にキーワードはメモしているのだけれど、
ちゃんと文章にして訓練していかないといけないわ。。。
○(予算額に対して決算額が低い場合、差が20万円以上のものは不用額一覧に載る)
不用額は、がんばって工夫したことによってコスト削減できたプラス要因のものと、目標達成できなかったために想定金額より減額になったなどマイナス要因のものとがあるのではないか。不用要因を分けて把握、評価することで、コスト削減のインセンティブにつなげるべきではないか
○三原市が情報提供できているかどうかの指標として、ホームページアクセス数が挙げられているが、本当に伝えたい情報が伝えたい人に届けられているのか。管理委託費204万円の委託内容は何か。ページごとのビュー数や、どういう検索をして訪問されたかなど把握されるべきではないか。広報で見たイベントなどを「検索」しても見つからないという声もよくきく。ホームページトップにある「カレンダー」をもっと活用するべきではないか。
4日間通じて、答弁の中で、市民への、制度に関する情報提供について「ホームページでお知らせしています」というものがいくつかあった。それらについては、アクセス数を把握すべきだし、どういうタイミングでアクセスが伸びたかなども把握されるべきだ。
○瀬戸内しまのわ2014事業
これは、質問を完全に失敗してしまいました。
これは市民参加による観光交流企画で、予算では200万円、決算では120万円、不用額の理由として「応募件数が少なかったため」となっており、なぜ応募が少なかったのか、どういうフォローをしたのかをきちんと追求したかった。「浮城まつりの人出も多く・・・」などの成果アピールに、「ああ、そうですか」で終わってしまった・・・反省orz
市民協働の、市民団体アンケートで、人不足、資金不足が、活動における2大問題であることは明らかとなっており、また、築城450年事業に向けて、市民協働の企画を市として期待している中、観光交流における市民活動助成に向けて、どういう努力をされ、何が行き届かず、応募が少なかったのか、きちんと追求すべきであった。
○長期計画策定事業
策定にあたってのコンサルタントへの委託費が482万円。受託側の人数体制や、委託の必要があった専門性は何か。
○国際交流振興事業
国際交流推進協議会への175万円の補助。予算説明時には、インバウンド観光目的に外国語ホームページの作成があげられていたが、できているのか。事業の目的は、外国からの訪問者の受入態勢をつくることか。三原市内に住んでおられる外国人との交流推進は目的とされていないのか。「講演会開催」で、国際理解が、どうすすめられたのか。(三原市内在住外国人は、人口の約1%。地域活動に参加していただくなどの交流推進が課題ではないかと感じています)
○市民協働のまちづくり推進事業
市民協働フォーラムが廃止され、まちづくり講習会など、新しい取り組みとなった。どう検証され、評価されているか。
○生活航路維持費補助
決算書に3964万円あげられているが、この中に含まれる3つの事業ごとに、予算に対しての増減理由を説明されたい。予算説明では「欠損金相当額を補助する」とされている事業もあり、詳細知りたい。
ここまでが1日目でした。
長くなったので、続きはまた。
不覚にも、、、、、
14日午後の冷房により体調をくずしてしまいました。
冬に寒いからと風邪をひくわけでもなく、
インフルエンザが流行っていても、感染しないし、
徹夜が続いたりしても大きく体調をくずすこともなく、
割と体力はあるほうだと思っているのですが、
喉、鼻、首まわりが極端に弱く、
今回、冷房で首を冷やしてしまったのが悔やまれます。
翌朝には、まったく声が出なくなってしまった。
3日目の15日にネックウォーマー着用を申し出て、
2日間は、自席にすわって、静かに傍聴(^_^;)
帰宅時は38.5℃の発熱で、
4日目の16日は、ネックウォーマー+ストールを首に二重巻き(^_^;)
とにかく首が弱点なのです。
「声出ません」状態を、
議会の中で、みなさま気遣って声を掛けてくださり、
それはそれで、ありがたい思いをしました<(_ _)>
それはさておきです。
平成26年度決算が承認されました。
私も承認はしました。
※以下、金額や伸び率など、普通会計ベースの数字
歳入では、
構成比30%にあたる地方税が、前年比2.3%の伸び、
(リーマンショック前との比較では12%低い)
構成比23%にあたる地方交付税が、前年比1.4%の伸び、
構成比10%にあたる地方債は、前年比17%縮減され、
総額では、前年比1.6%アップの479億6535万円
歳出では、
構成比30%にあたる民生費は、前年比0.2%の伸びに留まり、
(平成20年以降、毎年、前年比3%以上の伸び率で増えてきた)
構成比16%にあたる公債費は、前年比1.4%の伸び
(定期償還のみでは16%の縮減、繰上償還したため前年アップとなった)
構成比約13%にあたる総務費は、前年比20%の伸び、
(一般財源ベースでは前年比7%減で、特定財源による伸びとなっている)
平成22年から下がり続けた土木費は、前年比9%増
(H22比では35%低い(H22は62%、H26は43%が特定財源))
構成比では4.4%と小さいものの、
前年比伸び率では2番目の18%アップだったのが消防費
(デジタル無線の整備や、特殊工作車を購入したことによる)
歳出総額では、前年比2.4%増の472億1570万円
財政調整基金は、毎年確実に積み上げてきて、
標準財政規模の20%程度が望ましいとされるところ、
H26年度末残高で21.7%となった。
地方債残高は、前年比3.5%減り、
【地方債残高+債務負担行為】:【財政調整基金+減債基金】は、
H20年の17:1から、H26年は9:1へと改善。
今後、交付税算定の合併特例期間が終わる一方、大規模事業が控えており、
イメージ的には、H26年は中腰で乗り切った1年という印象を持っています。
気になるのは、物件費と繰出金の伸び。
繰出金は大きいものから、
下水道事業に、14億9116万円(前年比5.3%up)
介護保険事業に、13億4258万円(前年比5.1%up)
国民健康保険に、6億1587万円(前年比10.6%up)
繰出金は、一般財源ベースで見ても前年比6.7%伸びています。
※特定財源は、国の制度に伴う国庫支出金など特定目的の財源
一般財源は、三原市の任意で使い道を決める財源
H26予算編成の意図や重点施策などは、H26年4月の広報みはらに記載されています。
http://www.city.mihara.hiroshima.jp/site/koho/k2014-4.html
「地域の宝をみつけ、磨き、育て、つなげて、元気な三原へ」とされ、
・地域資源を生かした観光交流や定住促進、企業誘致、地場産業支援
・市民協働、人材育成による地域活性化
・行財政改革
がポイントです。
ということで、私自身も、この点を意識した質疑を行いました。
今、改めて、自分で文章にすると、
あぁぁ、趣旨がきちんと伝えられてなかった、、、、
ということが多い。。。
事前にキーワードはメモしているのだけれど、
ちゃんと文章にして訓練していかないといけないわ。。。
○(予算額に対して決算額が低い場合、差が20万円以上のものは不用額一覧に載る)
不用額は、がんばって工夫したことによってコスト削減できたプラス要因のものと、目標達成できなかったために想定金額より減額になったなどマイナス要因のものとがあるのではないか。不用要因を分けて把握、評価することで、コスト削減のインセンティブにつなげるべきではないか
○三原市が情報提供できているかどうかの指標として、ホームページアクセス数が挙げられているが、本当に伝えたい情報が伝えたい人に届けられているのか。管理委託費204万円の委託内容は何か。ページごとのビュー数や、どういう検索をして訪問されたかなど把握されるべきではないか。広報で見たイベントなどを「検索」しても見つからないという声もよくきく。ホームページトップにある「カレンダー」をもっと活用するべきではないか。
4日間通じて、答弁の中で、市民への、制度に関する情報提供について「ホームページでお知らせしています」というものがいくつかあった。それらについては、アクセス数を把握すべきだし、どういうタイミングでアクセスが伸びたかなども把握されるべきだ。
○瀬戸内しまのわ2014事業
これは、質問を完全に失敗してしまいました。
これは市民参加による観光交流企画で、予算では200万円、決算では120万円、不用額の理由として「応募件数が少なかったため」となっており、なぜ応募が少なかったのか、どういうフォローをしたのかをきちんと追求したかった。「浮城まつりの人出も多く・・・」などの成果アピールに、「ああ、そうですか」で終わってしまった・・・反省orz
市民協働の、市民団体アンケートで、人不足、資金不足が、活動における2大問題であることは明らかとなっており、また、築城450年事業に向けて、市民協働の企画を市として期待している中、観光交流における市民活動助成に向けて、どういう努力をされ、何が行き届かず、応募が少なかったのか、きちんと追求すべきであった。
○長期計画策定事業
策定にあたってのコンサルタントへの委託費が482万円。受託側の人数体制や、委託の必要があった専門性は何か。
○国際交流振興事業
国際交流推進協議会への175万円の補助。予算説明時には、インバウンド観光目的に外国語ホームページの作成があげられていたが、できているのか。事業の目的は、外国からの訪問者の受入態勢をつくることか。三原市内に住んでおられる外国人との交流推進は目的とされていないのか。「講演会開催」で、国際理解が、どうすすめられたのか。(三原市内在住外国人は、人口の約1%。地域活動に参加していただくなどの交流推進が課題ではないかと感じています)
○市民協働のまちづくり推進事業
市民協働フォーラムが廃止され、まちづくり講習会など、新しい取り組みとなった。どう検証され、評価されているか。
○生活航路維持費補助
決算書に3964万円あげられているが、この中に含まれる3つの事業ごとに、予算に対しての増減理由を説明されたい。予算説明では「欠損金相当額を補助する」とされている事業もあり、詳細知りたい。
ここまでが1日目でした。
長くなったので、続きはまた。
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