the morning star ~明けの明星~

日本でも世界でも子どもたちが安心して幸せに暮らせるように☆と願う活動主婦の日記。三原市の課題や三原応援情報を発信。

H27年度決算の審査が終わりました

2016-10-06 00:11:28 | 財政
9/29~10/4の4日間で、H27年度決算の審査が終わりました。
「見直すべき」だとか、
「本当にやる必要があったんですか」とか、
こんな酷いこと言わんでも・・と自分で思うような発言もしつつですが、
全体として決算の認定には賛成しました。

賛成の理由として一番は、財政状況の改善です。

財政指標改善の要因は、
・臨時財政対策債の発行抑制
・繰上償還により市債残高が減ったこと
・標準財政規模が大きくなったこと
など。

ただ、財政指標が万全なわけではなく、
肌感覚的なものとしては、
【地方債+債務負担行為】=債務残高が、税収の4.7倍へとふくらみ、イヤな感じ。
H27年度は、地方税収入、特に法人税(中でも製造業)が大幅に落ち込みました。
すでに下期に入ったH28年度は、前年に比べだいぶ好調のようで、ちょっとホッとしています。

そして、財政健全化が進んだように見える現在の状況は、
「大型事業の遅れ」が要因となっている部分が大きい。

H27決算書をみる会online(2016.9.29投稿)」で、
> 気になる地方債残高は・・・平成26年度末に続いて削減となりました。
> これだけ繰上償還をして、減らしてきたのはアッパレ!と思います。
> が、遅れていた庁舎整備など大型事業にこれから取り掛かるため、
> またしんどい状況になることが予測されます。
と書いて載せていたグラフには続きがあります。
 ↓ ↓ ↓

色の薄い部分は「財政推計(H28年6月)」で示された数値。
今後、数年間は本当にしんどい状況になります。
その後、借入額を大幅に減らし、伴って投資的経費を大幅に減らし、
それでも基金を年額平均7億円を取り崩していく見込み(15年で底をつきます)。
持続不可能な財政運営を容認するわけにはいかず、H29年度予算は分岐点。

毎回毎回、反省点が多くて自己嫌悪に陥るのですが、
決算審査で感じた予算時の反省、
H28年度予算で会派を超えて協働できたこと
(秦森康屯記念館のハード整備ストップ!&久井歴史民俗資料館ハード整備の減額!)
などを糧として、どう動くべきかを考えていきたいと思います。

とは言え、任期最後で選挙と重なる予算議会なので、たいへんです~~~~~
行財政改革なんて、地味だし、ウケないし
ですが、経営面から考えると必要なので、主張していきたいと思います。


<<目で見る財政>>
昭和60年は三原市の人口ピークで85,700人。
(平成17年合併で増え、現在は97,200人)
当時の財政規模は200億円程度でした。





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