尾道の小学校の先生からお電話をいただき、
学級で環境問題についての調べ学習をしており、
その中の1グループが「地球温暖化」をテーマにしている、
そこで、子ども達からの質問など、インタビューをさせてほしい、
ということでした。
*
小学校4年生というと、
温暖化の仕組みである二酸化炭素つまり気体の存在がなかなか理解できず、
まだ難しいテーマ。
でも、子ども達自身が選んだということで、
「地球温暖化」ということが、すごく一般的に知られ、
また関心事になっているんだなぁ!と感じました。
*
すでにインターネットを使って調べているという子ども達は、
北極の氷が溶けていることや、
海水面が上がっていること、
二酸化炭素のほかにメタンガスなど温室効果ガスがあること
などを知っていました。
また、
必要ない電気を消す
ゲームを減らす
ストーブを使わず、ふとんに入る(^^)
冷蔵庫に詰め込みすぎない
おふろの残り湯を洗濯などに使う
牛乳パックやペットボトルのリサイクル
など、実践していることも教えてくれました。
*
出てきた質問
・10年後にはどれくらい海水面が上がるの?
IPCCによる予測など、一般的に出ている気温上昇や海面上昇の値は、
たいてい今世紀末のもので、100年近くずっと先。
やっぱり、身近なところを知りたいですよね。
残念ながら、はっきりと予測されているものは分からないですが、
過去のデータについて話しました。
1993年~2003年の10年間で、3.1mm/年、上がっています。
このペースなら、10年後に3.1センチの上昇ということになります。
ただ、1961~2003年の42年間では、1.8mm/年の上昇で、
上昇のスピードが速くなっているので、もっと増える可能性があります。
・北極の氷はどれくらい溶けているの?
北極では、この30年間で、日本国土の4倍半に相当する168万平方kmも、
海氷面積が減ってしまったのだそうです。
そして、今から30年後には、北極の氷はなくなってしまうと予測されています。
・地球は、危ないの?
ずばり、いちばん気になることではないでしょうか。
6人の子ども達に、「どう思う?」ときいてみたところ、
みんな「分からない・・・」ということでした。
難しい質問・・・というか、
危ないかもしれないけど、できればそうであってほしくない・・・
という気持ちかな。
私は、
今のままでは危ないこと、
危ないと思うから、なんとかしたいと思っていること、
でも、もうダメなわけではなくって、
今の私たちが選べることを伝えました。
IPCCの世界中のえら~い科学者の人たちが集まって考えても、
21世紀末の気温上昇の予測が、1.1℃~6.4℃と、こんなにも幅があるのは、
科学者にも予測できないことがあるから。
それは、「私たちがどうするか」という、
私たち1人ひとりに委ねられた選択、そして行動。
これは、科学者には予測はできないのです。
地球って、ものすごく大きいけれど、
小っちゃな私たち1人ひとりの行動の積み重ねが、
今の地球をつくっている。
このことを忘れずに、小っちゃなことを、やっていこう(^-^)/
学級で環境問題についての調べ学習をしており、
その中の1グループが「地球温暖化」をテーマにしている、
そこで、子ども達からの質問など、インタビューをさせてほしい、
ということでした。
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小学校4年生というと、
温暖化の仕組みである二酸化炭素つまり気体の存在がなかなか理解できず、
まだ難しいテーマ。
でも、子ども達自身が選んだということで、
「地球温暖化」ということが、すごく一般的に知られ、
また関心事になっているんだなぁ!と感じました。
*
すでにインターネットを使って調べているという子ども達は、
北極の氷が溶けていることや、
海水面が上がっていること、
二酸化炭素のほかにメタンガスなど温室効果ガスがあること
などを知っていました。
また、
必要ない電気を消す
ゲームを減らす
ストーブを使わず、ふとんに入る(^^)
冷蔵庫に詰め込みすぎない
おふろの残り湯を洗濯などに使う
牛乳パックやペットボトルのリサイクル
など、実践していることも教えてくれました。
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出てきた質問
・10年後にはどれくらい海水面が上がるの?
IPCCによる予測など、一般的に出ている気温上昇や海面上昇の値は、
たいてい今世紀末のもので、100年近くずっと先。
やっぱり、身近なところを知りたいですよね。
残念ながら、はっきりと予測されているものは分からないですが、
過去のデータについて話しました。
1993年~2003年の10年間で、3.1mm/年、上がっています。
このペースなら、10年後に3.1センチの上昇ということになります。
ただ、1961~2003年の42年間では、1.8mm/年の上昇で、
上昇のスピードが速くなっているので、もっと増える可能性があります。
・北極の氷はどれくらい溶けているの?
北極では、この30年間で、日本国土の4倍半に相当する168万平方kmも、
海氷面積が減ってしまったのだそうです。
そして、今から30年後には、北極の氷はなくなってしまうと予測されています。
・地球は、危ないの?
ずばり、いちばん気になることではないでしょうか。
6人の子ども達に、「どう思う?」ときいてみたところ、
みんな「分からない・・・」ということでした。
難しい質問・・・というか、
危ないかもしれないけど、できればそうであってほしくない・・・
という気持ちかな。
私は、
今のままでは危ないこと、
危ないと思うから、なんとかしたいと思っていること、
でも、もうダメなわけではなくって、
今の私たちが選べることを伝えました。
IPCCの世界中のえら~い科学者の人たちが集まって考えても、
21世紀末の気温上昇の予測が、1.1℃~6.4℃と、こんなにも幅があるのは、
科学者にも予測できないことがあるから。
それは、「私たちがどうするか」という、
私たち1人ひとりに委ねられた選択、そして行動。
これは、科学者には予測はできないのです。
地球って、ものすごく大きいけれど、
小っちゃな私たち1人ひとりの行動の積み重ねが、
今の地球をつくっている。
このことを忘れずに、小っちゃなことを、やっていこう(^-^)/
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