the morning star ~明けの明星~

日本でも世界でも子どもたちが安心して幸せに暮らせるように☆と願う活動主婦の日記。三原市の課題や三原応援情報を発信。

「税をコントロールする公会計」

2016-04-27 03:27:03 | 財政
4月25~26日の2日間、「自治体財政研究会」in丸の内に参加しました。
よく訊かれるので一応書いておきますが、政務活動費ではなくて自費受講です。

議員になって3年を経て、財政を勉強しなくては!という思いがますます強くなっています。

議会の中で「財政は大丈夫なのか」という心配の声は上がるけれども、
財政当局の主張の問題点を指摘する充分な根拠に至れていない・・・
そして、「当局」というのは市も国も含めてだけど、
自治体財政は国の制度に依っていて、
なんだか「責任者不在」の印象を拭えないのです。

「今」だけでなく、「次世代」にも影響する財政の問題を、
誰がどう責任を負うのだろう。。。

施設やインフラなどの整備による成果は資産として評価しつつ、
財政面の評価もしつつ、
きちんと検証をして、
未来に向け「何にお金をかけるべきか」を考える必要があるのではないかな~と、
こんなものもつくってみたり。


(この表の下には、施設・インフラ整備も書き込んでいます)

けれど、「経済」は苦手分野の私としては、
どうやって検証すれば良いのかは、とっても難しい問題。

発生主義、連結による地方公会計の導入も進められているけれど、
よく分からない~~~~~

それで、いろんな財政の勉強に出掛けるわけですが、
今回の研修では、
公会計整備では「財務会計の透明性の向上」ということも目的の1つだが、
現状では「誰に対して、何を明らかにするのか」が不充分であり、
「この人(首長)に任せて(お金を託して)良いのか」を主権者が考える
その材料となることが会計情報の目的ではないかとのこと。

「首長のバランスシートをつくる」ということもやったり、
これまでと違う視点や考え方を得ることができました。
ずっと勉強したいと思っていた「自然資本」についての触り的なことも学べて嬉しい~

そうです!そうです!
と思いつつ、まだまだ勉強しなくては。。。
研修を主催された吉田先生のご著書を読んでいます。。。



こちらも読みかけでなかなか進まない本。。。
アトキンソンの「21世紀の不平等」


この中で、アトキンソンが書いている
私は(中略)、経済変化、あるいは政策によって「誰が利益を得て、誰が損をしたのか」問うよう教えられた。これは今日のメディアにおける議論や政策論争に欠けている問いだ。 (緑字部分は引用)
ということとも通じるなぁ~と思っています。




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