よみがえるケインズ

ケインズの一般理論を基に日本の現代資本主義を読み解いています。
カテゴリーが多岐に渡りすぎて整理を検討中。

24:第6章 今も生きるケインズの概念:GDPの構成要素である企業設備投資は使用費用のこと

2021年06月07日 | 一般理論を読む
一般理論を読む  目次一国の総所得の定義はどうなるのだろうか?所得の定義における使用費用から、一国の総所得は総付加価値―総使用費用である。 ケインズは、逐一考えていく。その思考を辿るためには脳細胞を100%使う必要がある。 所得を確定するには、期中粗利益の一部は、期首資本装備からもたらされたものであるから、ケインズの言うところの「価値のうち前期から引き継いだ装備が(なんらかの意味で)寄与した部分」 . . . 本文を読む