よみがえるケインズ

ケインズの一般理論を基に日本の現代資本主義を読み解いています。
カテゴリーが多岐に渡りすぎて整理を検討中。

05:第2章 労働の不効用って何?  

2021年08月03日 | 一般理論を読む
一般理論を読む  目次 第2章 古典派経済学の公準 ケインズ自身の論理展開を理解するための解説:助走の三回目となる。 今回は、日本人にとって感覚的に理解することが難しい第2公準の解説である。本ブログでも最もアクセスの多い項目だ。  この難しい理由が「明らかに貯蓄過剰であるのに失業率が低い」という日本の謎の理由ともなっていると思うが、それについては後に詳述する。第2公準 労働雇用量が与えら . . . 本文を読む