松ちゃんの『やりっ放し やられっ放し』

あなたが気になりだしてから 世界が息づいてる(松任谷由実『緑の町に舞い降りて』より)

録って置きの感情

2005-08-10 20:50:55 | tv
そろそろ、書こうか…

昨日。いや、おととい、しおとといかな
久し振りにある映画を観た。掘り出し物だ。

「踊る大捜査線2 レインボーブリッジを封鎖せよ」
今年の正月に放映されたものだが
その頃は私はかなり忙しかった。ので…

予約録画で録っておいて、そのまま観ずに放っておいたのである。
今回も勇気を出して、再生ボタンをピしてみた。
テレビの画面に映し出されたのは…
明石家さんまさん♪

わお!!!
録ったのは、「踊る~」だけではなく「さんまのまんま新春SP」もだった。てへ☆
まぁ時間もあることだし、まず「まんま」を観てから
そのまま「踊る~」に移るとしよう。
「さんまのまんま」…面白い。今日はもう十分、お腹いっぱい胸いっぱいだ。

…あかんあかん!!その先も観よう。
そもそも、私は「踊る~2」を映画館で観た。
かなり感情移入し、物語の中に入り込んでいたのであろう。
その時は、恩田スミレ役の深津絵里が撃たれた瞬間
私も、心臓が止まった心地がし、身体は竦み上がり、口は開いたままだ。
まじで。

フジのギャグドラマ「心はロンリー 気持ちは…」と同じように
君塚良一氏が脚本ということで
物語の後ろで、いろいろなところに鏤められたギャグが満載である。
(ただし、「心がロンリー 気持ちは…」はギャグの比重もかなり大きいが。)
「踊る~」は結構シリアスな一面もあるので、それだけに緊張の緩和がはっきりしていて
分かりやすく、面白いと思う。
…まぁそのような紹介はこれくらいにして、問題は感想だよ、感想。

今回、真矢みき演じる沖田仁美が捜査本部の管理官として送り込まれたのだが
キャリアとしてのプライドはの高さと警察組織の縦社会を徹底しようとする姿勢。
観てるこっちは嫌な奴としか思えない。彼女の指揮とは裏腹に事件は次々に起き
犯人を捕らえることができない。やがて内部からも反発が起こり
彼女が指揮する捜査本部が瓦解し始め、彼女は立て直そうとするが…
しかし、本庁への帰還を命じられたときのあの、悔しそうな顔!!!

なんか2時間もずぅーと観てると、彼女にも感情移入してしまって…もう!
なんか可哀想で…。
彼女自身のそのプライドの高さ故に
何とかして捜査を立て直そうという必死の姿勢と彼女の高すぎたプライドが
うまく作用しないという、彼女自身が気づかないその歯痒さ、もどかしさと

彼女が感じる悔しさが、もの凄く伝わってくるんですけど。
あと、目がうるうる来たのは
恩田スミレが撃たれたことが捜査本部に伝えられたときの
和久さんがそれを聞いたであろう、その時の無表情という表情が何か、もう。

まぁこういった3点
①恩田スミレが撃たれたとき②沖田仁美管理官の帰還③和久の表情
以上が今回私の気持ちが高ぶり、瞼がバイブし目が潤ったポイントです♪

多分、皆さんとまた違うポイントだと思いますが
其れは、しょうがないでしょ!?

だって…人が感動するポイントなんて人それぞれだし☆