ピニンファリーナ ミトス
(1989) 限定数台
ミトス(Mythos)とは英語で“神話”を意味する言葉。
古くから人々の間に語り継がれている、神を中心とした物語です。
フェラーリとピニンファリーナデザインの一つの究極で優雅なコンセプトカーです。
初公開は東京モーターショー。
ベースはテスタロッサを使い、基本的にオープンの設定。
10年後にV12気筒フロントミッドシップに回帰されたモデル、ピニンファリーナロッサに受け継がれ
る。
デザイン的に圧倒されるのは2100㎜まで拡張されたリアセッション。テスタロッサより134㎜も広い。
一方、車長は180㎜も短いので尚更である。上から見ると台形である。
100㎞/h以上になるとフロントノーズ下面のリップスポイラーが30㎜せり出し同時にリアウイングが
300㎜もライズアップするという空力デバイスを採用している。
車速により変化するデバイスは今まさにラフェラーリで取り入れられている最新技術である。
アルミホイールの形状はF512Mに似たものが使われている。
4,305×2,110×1055㎜
4,942㏄60°V12DOHC
1,250㎏,390PS,5MT
245/40ZR17 335/25ZR17