本牧パワースポット

　しゃばい。って博多弁？今日友だちんちでその言葉久しぶりに聞いた。母親同士が高校時代の友だちで、母親が台所で酒飲みよるときに子ども同士がリビングで遊んでいておとなになってからも仲良し、という子が数人未だに交流がある。自然に幼馴染。親同士つながりやけん年齢、性別、学校はばらばら。その内のひとりのお宅本牧へ遊びに行った。
　彼女は1970年生まれでうちの兄貴と同級生。娘は小4と中一。中一ちゃんは先日カタカナで選んでもらったプレゼントを気に入ってくれとったようで嬉しい。娘ちゃんたちが「さん」付けでわたしを呼ぶの不思議。わたしは幼馴染や呑み仲間の中でいつも年少組やったから、「さん」付けで呼ばれたことはなかった。セガレは娘ちゃん達に腹いっぱい遊んでもらって大満足。いつもここんちから帰る時は楽しい気持ちで大興奮。良いこと。わたしは幼馴染がいれてくれたお茶を飲みながら色々話す。彼女の父が昨年亡くなりわたしの母は亡くなって23年くらいか。お互い家族ぐるみの付き合いなので互いの兄弟の話まで出来てこころがゆるまる。お互いの親が、こうして各自の子どもを遊ばせながら、人生相談などを語りよる様をどういう気持ちで天国から見よんやろか。わたしのことを「元気そう」と中一ちゃんが言った。彼女はわたしの空手話を受けて、その後柔道部へ入部した子。こういうの何か嬉しい。

　最近わたしは自分の顔に不安なきもちが貼り付いとるのが見えよんやないかと思っていた。やから、先日職場で「いつも笑顔だね」と言われ、今日娘ちゃんに「元気そう」と言われるとほっとした。ばれてない。透けて見えてはないなと。張りぼてでも笑顔や元気って、そう見られた方が、ね。