ひねもす日報

このブログももうすぐ開設20年とは

さよなら手紙

2015年06月30日 | Weblog
 七月から職場が変わる。我が家の近所の小学校。余り従業員が定着しなかったのだそう。二回くらいヘルプに入ったけれど、上司は元教師の若い女性。低学年への対応が上手だった。わたしの息子のクラスへのアドバイスもくれた。そんなに悪い人には見えなかったが。職場が家から近くなるのは、悪くない。今の学校と違い、低学年が多く高学年が少ない小学校。

 先日職場の制服で息子の空手へお迎えに行った。茶帯の子らが形をやっている時に道場に入ると、あれ、どこかで見た子。向こうもわたしを見ている。あ、わたしの職場でさっき会った子だ。稽古の後に話すとやっぱりそう。昨日職場で話すと空手嫌なんだそう。職場では今まで余り接したことがなかったが、昨日は仲良く遊んだ。空手嫌だったの、分かる。この子の空手は、そう見えたし先生や黒帯中学生に注意されていたから。職場の5年生男児、ふたり。将来はサッカーの選手になりたいそう。別々のクラブチームに在籍する二人に、別々に質問する。「最近二年生のうちの男児がサッカー始めたけれど、何をやったら上手になるの?」と、日々の自宅自主連を教えてもらう。ほぼ同じメニューだったが、大変為になった。メモを取りながら聞くわたしに、「次のメニューは口では説明し辛いから…」とモゴモゴ言うので、「見せてくれる、後で?」と言うと、見せてくれた。5月にうちの職場に遊びに着たときには、悪くてしかたなかった二人。今じゃ素直になったもんだ(感慨)。帰宅後息子にメニューをやらせてみた。わたしはサッカーのこと分からんから助かった。「6月までしかこの学校にはこられないんだよ」とじわじわ話が広がると、子どもがぽちぽち別れのお便りをくれた。お返事を書こう。子ども嫌いだったわたし。自分の人生にこんな時がこようとは。みんなのお便り宝物にする。おばあちゃんになって読んで、泣くかも。
 上司が変わる。今の上司は児童館の館長をしたり、院内保育所からキャリアを始めたりした方。今度の職場は元教師。上司が求めるものも変わるだろうし、上司の仕事振りから学ぶことも違いそう。楽しみ。
コメント
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