ラジヘリ空撮

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使用する機体(ヘリ)に最適なエンジンサイズの考察・・・パート4

2012-03-24 00:01:00 | ガソリンエンジン
使用する機体(ヘリ)に最適なエンジンサイズの考察・・・と、題して・・・その4回目である。

それにしても・・・超適当な事を、気の向くままに書き込んでいるのに、毎日沢山の人に
読んで頂けている様で・・・恐縮している。


前回は・・・26ccエンジンのトルクが不足している・・・と、言う様な事を書いた。

勘違いされると困るので、ここで再度解説して考え方を整理する・・・1本リングを採用したから
トルクが出ない訳では無い。


1本リングで無いのは・・・耐久性なのである。


トルクが出なくなる要因は・・・他にある。


それは・・・チューンドエンジンでは避けて通る事が出来ない・・・慣性マスの軽減。

でも・・・それを個人レベルでやり過ぎると・・・トルクが出なくなる傾向に有ると、言う事なのだ。


市販のエンジンのパーツを切ったり削ったりして、パワーを上げ過ぎると・・・大体、そんな感じの
エンジンになった。

そんなエンジンは・・・トルクが酷く不足している為と、より早く走る為にレーサーのギヤレシオも
早く走る為に、高く設定されている。

結果・・・低速は、スカスカ。

因って、小排気量のレーサーでは・・・スタート時に酷く長い時間、半クラッチを使用して
エンジンストールを防ぐ必要があった。

でも・・・半クラッチを使い過ぎると・・・当然滑りの原因となり、そればかりか・・・
スタートでも他車に遅れをとって・・・出遅れてしまうのだ。

チューンドエンジンを搭載したレーサーでは・・・ライダーがクラッチを出来るだけ滑らせない様に、でも、
出遅れない様にシビアに調整する必要があり、カナリ・・・神経質な操作を強いられている事になる。

出来の良いワークスのエンジンなどは・・・最初からその辺を考慮しながら設計されているので、
その様な事は少ない様だが・・・全体的な傾向は一緒だったと思う。

実際には・・・触る事も出来ないので・・・何とも言えないのだが・・・。


レーサーの場合は、草レースでもない限り・・・専門のメカニックがいる。
そのメカニックが・・・エンジンを含め、車体の整備をするのである。

それでも、これらの神経質なマテリアルは・・・ライダーのチョットした操作ミスが引き金となって、
トラブってしまう事がある。


方や・・・一般に市販されているバイクなどは・・・その様な事をしなくても、普通は・・・
年がら年中、調子良く使用できる。


この事でもお判りの様に・・・ヘリ用のエンジンでも・・・使い方次第で・・・同様の事が起きる。


一般的に、普通の人が普通に使っても・・・調子よく使用出来る事が・・・非常に重要な事だと考える。


そんな状況からも・・・大抵の場合、マニュアル制御(通常のラジヘリ)の機体に使用する
エンジンは・・・26ccで充分なのだ。


この26ccエンジン・・・調整に・・・多少コツは必要なのだが・・・コントローラブルで使い易い。

通常の使用では、耐久性こそあまり無いが・・・パワーもあり、調子が良く使用出来るのだ。


そんな場合に・・・29ccなどを使用すると・・・余りにも弊害が大きいと言う事だ。


ワザワザ・・・問題を背負い込む必要など・・・無いではないか。


最悪・・・キャブレーション次第では・・・焼き付きも発生する。



それを押してでも・・・29ccを使う訳とは・・・。



随分長い事・・・26ccのエンジンは、少しトルクが不足していると言い続けて来た。

29ccのエンジンを使わなければならない訳は?・・・と、言いながら、
その核心的な部分に付いて・・・述べる事無く、今日まで引っ張って来た。





















しかし・・・・・・・・・・・・・・本当は・・・そんな理由など無い・・・・・・・・

















と、言えば・・・怒られそうだが・・・。











何だ・・・?・・・無いのかよ・・・などと言って・・・怒っている人もいるのでは?








HA・・・HA・・・HA・・・そんなに怒らないで欲しい。


毎回・・・何百人もの人に、このブログを読んで頂いていて、有り難いと思っている。
しかし・・・この内容が参考にならないのか?・・・内容に付いての書き込みが殆どないのである。

そこで・・・少し意地悪をして見た・・・と、言う訳なので許して欲しい。

何か・・・一方的に話をするのでは・・・私も寂しいのである。

どんな事でも良いので・・・書き込んで欲しい。

私も・・・出来るだけ・・・返事もしたいと思っている。







では、気を取り直して・・・少し真面目にやろうか。


エンジンのトルク不足で一番問題になるのは・・・ピッチ制御である。

人間が・・・マニュアルでピッチ制御を行う時には・・・その制御スピードが遅く少ないのである。

そこに・・・制御タイミングの・・・遅れ・・・が同時にプラスされて発生している。

これらの操作は・・・ピッチのみに限らず全ての舵に於いて発生し・・・機体が遠方へ移動する程
その遅れが・・・操作の不確実性と共に大きくなる。

その上・・・制御量も遠方に移動するにつれ・・・少なくなって行くのである。



因って、急激に大きな操作を行なわない事から・・・エンジンに負荷が掛かる事が少ないので、
あまり問題は発生しないのだが・・・。


それに・・・大体、経験がある程度豊富な操縦者ならば・・・そんな場合は、エンジンの音で
判断して直ぐに対処するのが普通なので・・・尚の事、問題は発生しないのだ。



では・・・DJIなどの制御系を使用した場合は・・・如何なんだろう?



ここからがいよいよ本題・・・DJIなどの制御系を使用した場合について・・・考えてみる。



と、言う事で・・・続きは・・・次回へ・・・また読んでね~。












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