今回も前々回に引き続き、カメラのお話を致します。
今回は、写真測量に使用するカメラに付いてです。通常、写真測量に使用するカメラを、
メトリックカメラと言って、写真測量専用で、写真上にリゾーと言う指標が景色と一緒に移り込んでしまうので、
景観撮影には使用出来ません。
ハッセルブラッドとか、ローライフレックスと言うメーカーの製品です。
又、その価格は非常に高く、250万~300万程、致しました。
現在でもそのカメラを実際に所有して、計測撮影を行なっているラジヘリ空撮業者は、殆ど無いと思います。
が・・・弊社には、2台そのカメラが有ります。
チョット自慢しちゃいました(#^.^#)・・が、その話は次回させて頂きます。
今回は、その後、アナログ計測(フィルム)から、デジタル計測と言う新たなジャンル(その当時)に、
宮塚義人先生はじめ、研究者達が取り組み始めた頃の話しです。
その宮塚義人先生と一緒に研究する過程で、弊社でデジタル一眼レフのカメラを日本で初めて使用して、
写真測量を行いました・・・???チョット大袈裟ですね。(#^.^#)
多分・・・ですが・・・(*´д`*)
その様子は、加藤晋平・藤本強両先生著の考古学と自然科学-⑤考古学と調査・情報処理の中の、
宮塚義人先生の第2章 遺跡・遺構・遺物の図化情報の項でも紹介されています。
藤本強先生とは、以前イタリアの調査で、度々ご一緒させて頂き、多少なりとも面識も御座いますが・・・
先生・・お元気でいらっしゃるかな~・・・。
宮塚義人先生とは、現在も懇意にさせて頂いており、度々、一緒に仕事もさせて頂いております。
その頃、弊社のヘリに搭載したデジタルカメラは、コダックで販売していた『DS460』と言う・・
MOドライブが付いたカメラで、およそ現在の小型軽量が売りの、デジタル一眼レフカメラとは
似ても似つかない代物でしたし、そのスペックも低く、600万画素しか有りませんでした。
又、一枚撮影する毎に、その画像を記録するのに最低8秒必要でしたが・・(´;ω;`)、
その価格は・・・記憶が正しければ・・・何と、レンズ無しのボディーのみで¥2,480,000円
・・・(;゜Д゜)!も、していました。しかも、それは中判カメラよりも重かった。
それを使用してラジヘリで計測を行った場合、数モデルの計測ならまだしも、
これで2000~3000㎡も計測をやったものなら・・・ノビびますね。(´;ω;`)
そこからの、デジタル一眼レフカメラの発展はめざましく、機種の選定にも悩む程の、今日この頃です。
その後は、キャノンD30(30Dでは無い)を使用した。レンズも何を使用して良いのか悩み、
宮塚先生と香港あたりで、安いレンズ(純正の)を買って試したりした。
その頃、国内ではレンズは高かったのである。
そんな試行錯誤を繰り返しながら、現在使用しているレンズとカメラに辿り着いた。
その情報も口伝えで広がり、多分、現在では何処のラジヘリの空撮業者もデジタル計測を行う場合、
そのレンズを使用していると思われる。
今風に言うと・・・トレンドになった・・・のである。
写真は、そのレンズと1DSを搭載している様子。
このカメラは既に、中盤のメトリックカメラと比較しても、遜色ないどころか、高い分解能を持っている。
現在は、実機の世界でも、デジタルの航空カメラが数年前から導入されて広がりつつある。
但し、勘違いしないで頂きたい、同じ型のレンズとカメラを使用しても、それだけで計測(写真測量)が、
出来る訳では無い。計測を行う為には、それなりの処理をレンズに施す必要がある。
何故こんな話をするかと言えば・・・先日、ある撮影会社が、聞きかじりでデジタルカメラを使用し、
写真測量??を行い、図面の作成が出来なかったと言う話を耳にしたからである。
その作業の詳細は、ここでは割愛するが・・・この事は、図化出来なくて当然であると思われる。
しかし、ともすると、ラジコンヘリを使用した空中写真測量自体の評価を下げる可能性も否定出来ない程の、
由々しき事態である。
解っている人は、そのような事は無いと思われるが、ただその話を聞いた人が、
また違う人に話す・・・噂話は・・・怖いですからね~゜(゜´Д`゜)゜
ラジヘリ業者の皆さん~、仕事は、しっかりとした知識と技術を持って行いましょう。
聞きかじりで、いい加減な仕事をしないで下さい。
その事は、真面目に仕事をしている業者にも、迷惑を及ぼします。
私も他の業者さんに迷惑を掛けない様に、もっと勉強して、研鑽を積みたいと・・・
日々精進しています。(*´∀`*)
今回は、写真測量に使用するカメラに付いてです。通常、写真測量に使用するカメラを、
メトリックカメラと言って、写真測量専用で、写真上にリゾーと言う指標が景色と一緒に移り込んでしまうので、
景観撮影には使用出来ません。
ハッセルブラッドとか、ローライフレックスと言うメーカーの製品です。
又、その価格は非常に高く、250万~300万程、致しました。
現在でもそのカメラを実際に所有して、計測撮影を行なっているラジヘリ空撮業者は、殆ど無いと思います。
が・・・弊社には、2台そのカメラが有ります。
チョット自慢しちゃいました(#^.^#)・・が、その話は次回させて頂きます。
今回は、その後、アナログ計測(フィルム)から、デジタル計測と言う新たなジャンル(その当時)に、
宮塚義人先生はじめ、研究者達が取り組み始めた頃の話しです。
その宮塚義人先生と一緒に研究する過程で、弊社でデジタル一眼レフのカメラを日本で初めて使用して、
写真測量を行いました・・・???チョット大袈裟ですね。(#^.^#)
多分・・・ですが・・・(*´д`*)
その様子は、加藤晋平・藤本強両先生著の考古学と自然科学-⑤考古学と調査・情報処理の中の、
宮塚義人先生の第2章 遺跡・遺構・遺物の図化情報の項でも紹介されています。
藤本強先生とは、以前イタリアの調査で、度々ご一緒させて頂き、多少なりとも面識も御座いますが・・・
先生・・お元気でいらっしゃるかな~・・・。
宮塚義人先生とは、現在も懇意にさせて頂いており、度々、一緒に仕事もさせて頂いております。
その頃、弊社のヘリに搭載したデジタルカメラは、コダックで販売していた『DS460』と言う・・
MOドライブが付いたカメラで、およそ現在の小型軽量が売りの、デジタル一眼レフカメラとは
似ても似つかない代物でしたし、そのスペックも低く、600万画素しか有りませんでした。
又、一枚撮影する毎に、その画像を記録するのに最低8秒必要でしたが・・(´;ω;`)、
その価格は・・・記憶が正しければ・・・何と、レンズ無しのボディーのみで¥2,480,000円
・・・(;゜Д゜)!も、していました。しかも、それは中判カメラよりも重かった。
それを使用してラジヘリで計測を行った場合、数モデルの計測ならまだしも、
これで2000~3000㎡も計測をやったものなら・・・ノビびますね。(´;ω;`)
そこからの、デジタル一眼レフカメラの発展はめざましく、機種の選定にも悩む程の、今日この頃です。
その後は、キャノンD30(30Dでは無い)を使用した。レンズも何を使用して良いのか悩み、
宮塚先生と香港あたりで、安いレンズ(純正の)を買って試したりした。
その頃、国内ではレンズは高かったのである。
そんな試行錯誤を繰り返しながら、現在使用しているレンズとカメラに辿り着いた。
その情報も口伝えで広がり、多分、現在では何処のラジヘリの空撮業者もデジタル計測を行う場合、
そのレンズを使用していると思われる。
今風に言うと・・・トレンドになった・・・のである。
写真は、そのレンズと1DSを搭載している様子。
このカメラは既に、中盤のメトリックカメラと比較しても、遜色ないどころか、高い分解能を持っている。
現在は、実機の世界でも、デジタルの航空カメラが数年前から導入されて広がりつつある。
但し、勘違いしないで頂きたい、同じ型のレンズとカメラを使用しても、それだけで計測(写真測量)が、
出来る訳では無い。計測を行う為には、それなりの処理をレンズに施す必要がある。
何故こんな話をするかと言えば・・・先日、ある撮影会社が、聞きかじりでデジタルカメラを使用し、
写真測量??を行い、図面の作成が出来なかったと言う話を耳にしたからである。
その作業の詳細は、ここでは割愛するが・・・この事は、図化出来なくて当然であると思われる。
しかし、ともすると、ラジコンヘリを使用した空中写真測量自体の評価を下げる可能性も否定出来ない程の、
由々しき事態である。
解っている人は、そのような事は無いと思われるが、ただその話を聞いた人が、
また違う人に話す・・・噂話は・・・怖いですからね~゜(゜´Д`゜)゜
ラジヘリ業者の皆さん~、仕事は、しっかりとした知識と技術を持って行いましょう。
聞きかじりで、いい加減な仕事をしないで下さい。
その事は、真面目に仕事をしている業者にも、迷惑を及ぼします。
私も他の業者さんに迷惑を掛けない様に、もっと勉強して、研鑽を積みたいと・・・
日々精進しています。(*´∀`*)