現在・・・弊社では、マルチコプター専用のビデオ送受信システムの開発を行っている事は、先般の
ブログで既にご報告したと思う。
一般的に、マルチコプターにビデオトランスミッターを搭載する場合には、スペース的にビデオ送信機の
マウント場所が制限される場合が殆どだと思う。
その為に、ビデオトランスミッターの大きさや重量、或いは送信出力や消費電力が
大きな問題となるのである。
そんな訳で、現在開発中である小型・軽量タイプのビデオ送信システムの送信出力は、最終的に
0.5W程度にしたいと考えている。
送信出力を抑制する事で消費電力が少なく、結果発熱も少ないトランスミッターに仕上げたいのだが・・・。
そのトランスミッターの送信出力は、現行のTKF2006T/Rと比較して約半分程度であるが、
マルチコプターの場合には比較的至近距離で運用する事が多い様なので、特に問題にはならないと、
弊社では考えている。
送信出力が0.5W程度でも・・・受信設備さえ整えれば、計算上はMAXで2km程度は画像伝送出来る勘定だ。
近々実際に、試験機で電波を発射して実証試験を実施する予定だが、試験電波発射届なる書類を役所に
提出する必要があるので、現在その準備中である。
そこで・・・その前に、無線免許取得済みの、既存のTKF2006T/R(送信出力1W)にて、
画像伝送の為の電波が、マルチコプターの操縦にどの様な影響を与えるのか?・・・を、
確認する為に実証試験を行った。
上記は、そのテストの様子である。
些か極端な形でビデオトランスミッターを搭載して、テストを行った試験機は・・・先日までGoProの
雲台テストを行っていた、DJIのF450の特別仕様である。
この機体・・・この手の機体サイズからすると・・・些か規格外のモーターが搭載されているので、
モニターカメラやビデオ送信機・バッテリーを搭載しても、パワー的にはかなり余裕があり・・・
フライト時間も7分程度飛行出来る。
まあ・・・使用しているバッテリーの容量も大きいのだが・・・。
肝心な、そのテスト結果はと言うと・・・テスト機の様な小さな機体に、敢えて至近距離で
送信出力1Wのビデオトランスミッターを搭載したのだが・・・操縦性に全く問題はなかった。
まあ、実際にテストするまでも無く・・・テスト結果は、大体判っていたのである。
無線免許を取得する際には・・・落成検査と言って、規格通りに無線機が製作されているか?の
性能検査が1台毎に行われている。
通常、どんな無線機でも電波を発射しようとすれば・・・発射する周波数以外にも雑音を
一緒に発射している。
スプリアスと言われる、この雑音だが・・・携帯局のビデオトランスミッターの免許を
取得しようとした場合に行われる落成検査時には、第五高調波まで測られており、
基準値に達しない場合には、当然失格となり免許を受ける事ができないのである。
弊社では・・・基本的に0スプリアスを目指してビデオトランスミッターを調整している。
従って・・・ノイズの問題は、予め製造段階でクリアー出来ているのである。
その上での問題は・・・1Wもの送信出力が、微弱な操縦用の無線機にどの様な影響を与えるか?
・・・なのだが、元々電波は弱肉強食なので始末が悪い。
因って、微弱な電波は強い電波の影響を受けやすいのである。
そこで今回・・・操縦性に影響を与えないかどうか?の、検証を行う必要に迫られ試験したのである。
現在巷では・・・1.2GHzのビデオ送信機は、マルチコプターには使えない等と
言う誤情報が・・・実しやかに、発信されている様だが・・・?
誰が言い出したのか?は、判らないが・・・ある程度影響力のある人が言わなければ、
そんな誤った情報は広がらないと考える。
兎も角・・・合法的な1.2GHzのビデオ送受信システムを使用していれば・・・恐らく、その様な問題は発生しないと思われる。
多分、問題が発生したとすると・・・安価な中国製等のビデオ送信機を、無免許で使用している場合に
その多くが発生しているのでは無いのだろうか?
もっとも・・・それらの劣悪な性能のビデオ送信機では、無線免許を取得する事など・・・勿論、出来ない。
それらの多くは・・・小型で機体に搭載する時には都合がいいのだろうが?・・・恐らく、無線知識の欠如から
ノイズが出まくっている事を理解して使用していないのではないのだろうか?
それらの劣悪な無線機を使用すれば・・・何か?トラブルが起きたとしても、何ら不思議は無いのである。
しかし、そんなスプリアスが少ない弊社のビデオ送信機で有っても・・・1Wもの送信出力が、微弱な操縦用の
送受信システムに与える影響を軽んじる事は出来ないのである。
従って、それらを踏まえた結果・・・現在開発中のマルチコプター専用のビデオ送信機では安全性を考慮して、
現在送信出力を0.5W程度に設定している。
取り敢えず現行のビデオトランスミッターを使用して飛距離を伸ばしながら・・・実証試験を繰り返す・・・
そんなテストを、当分継続してデータを取得したいと思う。
ブログで既にご報告したと思う。
一般的に、マルチコプターにビデオトランスミッターを搭載する場合には、スペース的にビデオ送信機の
マウント場所が制限される場合が殆どだと思う。
その為に、ビデオトランスミッターの大きさや重量、或いは送信出力や消費電力が
大きな問題となるのである。
そんな訳で、現在開発中である小型・軽量タイプのビデオ送信システムの送信出力は、最終的に
0.5W程度にしたいと考えている。
送信出力を抑制する事で消費電力が少なく、結果発熱も少ないトランスミッターに仕上げたいのだが・・・。
そのトランスミッターの送信出力は、現行のTKF2006T/Rと比較して約半分程度であるが、
マルチコプターの場合には比較的至近距離で運用する事が多い様なので、特に問題にはならないと、
弊社では考えている。
送信出力が0.5W程度でも・・・受信設備さえ整えれば、計算上はMAXで2km程度は画像伝送出来る勘定だ。
近々実際に、試験機で電波を発射して実証試験を実施する予定だが、試験電波発射届なる書類を役所に
提出する必要があるので、現在その準備中である。
そこで・・・その前に、無線免許取得済みの、既存のTKF2006T/R(送信出力1W)にて、
画像伝送の為の電波が、マルチコプターの操縦にどの様な影響を与えるのか?・・・を、
確認する為に実証試験を行った。
上記は、そのテストの様子である。
些か極端な形でビデオトランスミッターを搭載して、テストを行った試験機は・・・先日までGoProの
雲台テストを行っていた、DJIのF450の特別仕様である。
この機体・・・この手の機体サイズからすると・・・些か規格外のモーターが搭載されているので、
モニターカメラやビデオ送信機・バッテリーを搭載しても、パワー的にはかなり余裕があり・・・
フライト時間も7分程度飛行出来る。
まあ・・・使用しているバッテリーの容量も大きいのだが・・・。
肝心な、そのテスト結果はと言うと・・・テスト機の様な小さな機体に、敢えて至近距離で
送信出力1Wのビデオトランスミッターを搭載したのだが・・・操縦性に全く問題はなかった。
まあ、実際にテストするまでも無く・・・テスト結果は、大体判っていたのである。
無線免許を取得する際には・・・落成検査と言って、規格通りに無線機が製作されているか?の
性能検査が1台毎に行われている。
通常、どんな無線機でも電波を発射しようとすれば・・・発射する周波数以外にも雑音を
一緒に発射している。
スプリアスと言われる、この雑音だが・・・携帯局のビデオトランスミッターの免許を
取得しようとした場合に行われる落成検査時には、第五高調波まで測られており、
基準値に達しない場合には、当然失格となり免許を受ける事ができないのである。
弊社では・・・基本的に0スプリアスを目指してビデオトランスミッターを調整している。
従って・・・ノイズの問題は、予め製造段階でクリアー出来ているのである。
その上での問題は・・・1Wもの送信出力が、微弱な操縦用の無線機にどの様な影響を与えるか?
・・・なのだが、元々電波は弱肉強食なので始末が悪い。
因って、微弱な電波は強い電波の影響を受けやすいのである。
そこで今回・・・操縦性に影響を与えないかどうか?の、検証を行う必要に迫られ試験したのである。
現在巷では・・・1.2GHzのビデオ送信機は、マルチコプターには使えない等と
言う誤情報が・・・実しやかに、発信されている様だが・・・?
誰が言い出したのか?は、判らないが・・・ある程度影響力のある人が言わなければ、
そんな誤った情報は広がらないと考える。
兎も角・・・合法的な1.2GHzのビデオ送受信システムを使用していれば・・・恐らく、その様な問題は発生しないと思われる。
多分、問題が発生したとすると・・・安価な中国製等のビデオ送信機を、無免許で使用している場合に
その多くが発生しているのでは無いのだろうか?
もっとも・・・それらの劣悪な性能のビデオ送信機では、無線免許を取得する事など・・・勿論、出来ない。
それらの多くは・・・小型で機体に搭載する時には都合がいいのだろうが?・・・恐らく、無線知識の欠如から
ノイズが出まくっている事を理解して使用していないのではないのだろうか?
それらの劣悪な無線機を使用すれば・・・何か?トラブルが起きたとしても、何ら不思議は無いのである。
しかし、そんなスプリアスが少ない弊社のビデオ送信機で有っても・・・1Wもの送信出力が、微弱な操縦用の
送受信システムに与える影響を軽んじる事は出来ないのである。
従って、それらを踏まえた結果・・・現在開発中のマルチコプター専用のビデオ送信機では安全性を考慮して、
現在送信出力を0.5W程度に設定している。
取り敢えず現行のビデオトランスミッターを使用して飛距離を伸ばしながら・・・実証試験を繰り返す・・・
そんなテストを、当分継続してデータを取得したいと思う。
現在,2.4Ghzのトランスミッタで映像送信をしていますが,ノイズが酷く搭載カメラの映像が確認出来ません.
現状,映像トランスミッタで業務用以外の手頃な製品は,1.2, 2.4, 5.8 Ghzと3種類が販売されていると認識しておりますが,5.8は,法律で屋内使用のみ,1.2は,アマチュア無線の免許と放送局の申請が必要と理解しております.ですので,手軽に使用出来るのは2.4のみかと思いますが,1.2も基地局申請は購入主(使用主)がする必要はないのでしょうか?
1.2GHzビデオシステムの免許申請は、簡単に携帯局の無線免許を取得して頂ける様にサポート体制が整っております。
お手数ですが、弊社ホームページの問い合わせメールフォームよりご連絡を頂けませんでしょうか?
そちらで、詳細についてご説明させて頂きますので、宜しくお願い致します。
(有)エアロサービスT.K.FACTORY
t.k.factory@win.email.ne.jp
過去のこの記事も非常に有用でした.
http://blog.goo.ne.jp/tkfno1/e/c4cae1ddbfb974d0288bb26e3d3fee82
ここから,読み始めてしまったので,気がつくのが遅かったです.
メールのご確認よろしくお願いします.
お問い合わせを頂きました件、メールにてご連絡させて頂きましたので、ご確認下さい。
宜しくお願い致します。
ASTKF
1.2Ghzは,無線技士免許+無線免許(携帯局)の取得と申請が必要ですね.
有益な情報ありがとうございました.
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