前回までに・・・・ガソリンエンジンを搭載した、業務用のラジコンヘリにも使用出来る
最適なマフラーとは・・・何ぞや?・・・と言う事で、エンジンやマフラーについて
少しだけ理論的な話をして来た。
それらの事を総合的に考慮すると、その最適なマフラーとは・・・パワーはそこそこでも、
安定したエンジン回転が得られ、尚且つ、軽量で消音効果に優れ、
マニホールドの緩みが出ないモノが最適なのでは無いかと、私は考えているのだが・・・
現在、市販されているマフラーの中には・・・なかなか、その条件を満たすモノが
販売されていないのは残念だし・・・満足するマフラーを使いたければ、自分の要件を
満たしたマフラーを製作しなければならなくなるので・・・それは非常に困る。
特に・・・マニホールドの緩み等は・・マフラー材料の選択ミスから
エンジンの発熱に起因する、膨張係数が極端に違う為に緩みを招く。
大体・・・現在市販されているマフラーは・・・そこが、薄過ぎるのである。
また・・・材質の検討をする必要も有るだろう。
結果・・・多くの市販されているガソリンヘリ用のマフラーに於いて、マニホールドが
高温の排気に晒されて熱変形が発生した結果、排気漏れが発生しているのだが・・・中には、
緩むからと言って・・・締めすぎで、マニホールドを変形させてしまう事例も少なくない。
多分に・・・使い手の問題も有ろうが・・・根本的に緩み難ければ、狂った様に締めこむ必要もない。
いずれにしても2サイクルエンジンの場合には、前回も説明した様に、マフラー側でエンジンの
充填効率を上げ様としているので(上がらないと・・・不味いのだが)、マニホールド部分で排気が
漏れている様では・・・本来のマフラー性能を発揮出来なくなってしまうのだ。
しかし・・・ガソリンエンジンを使用している方の中には・・・マニホールドから著しい排気漏れが
有るままマフラーを使用し続けて、何か?エンジンのパワーが無いなー?・・・等と思っている人も、
もしかしたら・・・いるのでは無いでしょうか?
思い当たる人は、その辺のチェックをして見て欲しいと思う。
また・・・マフラー取り付けネジが緩んだまま使用していると・・・シリンダーのネジがバカに
なってしまう事もある・・・中には・・・ネジとシリンダーが溶着してしまって・・・マフラーを
切断して取り外した・・・等と言う話を聞く事もあるので・・・注意が必要なのだ。
もし、そうなると・・・エンジンのシリンダーを交換せざるを得なくなってしまうので・・・
最悪の事態に。
唯・・・マフラーが緩むと言う認識で使い続けた結果が・・・実は、根本的なマフラーの選択ミスで、
遂にはエンジンまで壊してしまう・・・そんな事態だけは避けなくてはならない。
そんな訳で・・・私が、現在市販のマフラーの中で、唯一及第点を与えるとしたら・・・
ハットリ製作所のTIPE-3だと・・・勝手に思っている。
良く雑誌(専門誌?)その手の・・・提灯記事・・・を書く場合には、メーカーから何らかの支援を
受けている場合が多いのだが・・・しかし・・・弊社は、ハットリ製作所とは何の関わりあいも無い。
このハットリのGS用マフラー・・・TIPE3で・・・3作目になる。
TIPE1は・・・現在市販されているマフラー同様・・・NGだった。
TIPE2は・・・何とか注意をすれば・・・使えるかな~・・・と言う程度のモノであったので、
騙しだまし使用した。
で・・・現在販売中のTEPE3が・・・長い年月を掛けて・・・やっと・・・完成した?
マフラーが、緩みにくい・・・と言う・・・その1点だけに的を絞れば・・・及第点を与える事が出来よう。
しかし・・・このTEPE3でさえ・・・消音と言う点に関しては・・・今一、及第点レベルに至っていない。
そこで弊社では・・・更なる消音効果の向上を目指して、サブマフラーなるモノを試作して、
弊社所有機数機(一部ユーザーの機体にも)に取り付け・・・テストを行っている。
次回は・・・消音効果を一段と向上させる・・・そのサブマフラーに付いて話をしたいと思います。
では・・・又~。
最適なマフラーとは・・・何ぞや?・・・と言う事で、エンジンやマフラーについて
少しだけ理論的な話をして来た。
それらの事を総合的に考慮すると、その最適なマフラーとは・・・パワーはそこそこでも、
安定したエンジン回転が得られ、尚且つ、軽量で消音効果に優れ、
マニホールドの緩みが出ないモノが最適なのでは無いかと、私は考えているのだが・・・
現在、市販されているマフラーの中には・・・なかなか、その条件を満たすモノが
販売されていないのは残念だし・・・満足するマフラーを使いたければ、自分の要件を
満たしたマフラーを製作しなければならなくなるので・・・それは非常に困る。
特に・・・マニホールドの緩み等は・・マフラー材料の選択ミスから
エンジンの発熱に起因する、膨張係数が極端に違う為に緩みを招く。
大体・・・現在市販されているマフラーは・・・そこが、薄過ぎるのである。
また・・・材質の検討をする必要も有るだろう。
結果・・・多くの市販されているガソリンヘリ用のマフラーに於いて、マニホールドが
高温の排気に晒されて熱変形が発生した結果、排気漏れが発生しているのだが・・・中には、
緩むからと言って・・・締めすぎで、マニホールドを変形させてしまう事例も少なくない。
多分に・・・使い手の問題も有ろうが・・・根本的に緩み難ければ、狂った様に締めこむ必要もない。
いずれにしても2サイクルエンジンの場合には、前回も説明した様に、マフラー側でエンジンの
充填効率を上げ様としているので(上がらないと・・・不味いのだが)、マニホールド部分で排気が
漏れている様では・・・本来のマフラー性能を発揮出来なくなってしまうのだ。
しかし・・・ガソリンエンジンを使用している方の中には・・・マニホールドから著しい排気漏れが
有るままマフラーを使用し続けて、何か?エンジンのパワーが無いなー?・・・等と思っている人も、
もしかしたら・・・いるのでは無いでしょうか?
思い当たる人は、その辺のチェックをして見て欲しいと思う。
また・・・マフラー取り付けネジが緩んだまま使用していると・・・シリンダーのネジがバカに
なってしまう事もある・・・中には・・・ネジとシリンダーが溶着してしまって・・・マフラーを
切断して取り外した・・・等と言う話を聞く事もあるので・・・注意が必要なのだ。
もし、そうなると・・・エンジンのシリンダーを交換せざるを得なくなってしまうので・・・
最悪の事態に。
唯・・・マフラーが緩むと言う認識で使い続けた結果が・・・実は、根本的なマフラーの選択ミスで、
遂にはエンジンまで壊してしまう・・・そんな事態だけは避けなくてはならない。
そんな訳で・・・私が、現在市販のマフラーの中で、唯一及第点を与えるとしたら・・・
ハットリ製作所のTIPE-3だと・・・勝手に思っている。
良く雑誌(専門誌?)その手の・・・提灯記事・・・を書く場合には、メーカーから何らかの支援を
受けている場合が多いのだが・・・しかし・・・弊社は、ハットリ製作所とは何の関わりあいも無い。
このハットリのGS用マフラー・・・TIPE3で・・・3作目になる。
TIPE1は・・・現在市販されているマフラー同様・・・NGだった。
TIPE2は・・・何とか注意をすれば・・・使えるかな~・・・と言う程度のモノであったので、
騙しだまし使用した。
で・・・現在販売中のTEPE3が・・・長い年月を掛けて・・・やっと・・・完成した?
マフラーが、緩みにくい・・・と言う・・・その1点だけに的を絞れば・・・及第点を与える事が出来よう。
しかし・・・このTEPE3でさえ・・・消音と言う点に関しては・・・今一、及第点レベルに至っていない。
そこで弊社では・・・更なる消音効果の向上を目指して、サブマフラーなるモノを試作して、
弊社所有機数機(一部ユーザーの機体にも)に取り付け・・・テストを行っている。
次回は・・・消音効果を一段と向上させる・・・そのサブマフラーに付いて話をしたいと思います。
では・・・又~。