くせじゅ文庫

久世樹(Que sais-je?)の画文集です。

『オオシャコガイ』

2019-01-26 15:49:33 | 作品
今年2度目のスケッチ例会は、室内で静物画。画題当番だったので、小笠原土産にもらった「オオシャコガイ」を抱えて行き、写生に励みました。

慌てて家を飛び出してスマホを忘れ、半日手元に無いだけで何とも落ち着かなかったのは、既にかなりの依存症?


『富嶽二景』

2019-01-18 22:59:36 | 作品
箱根から御殿場へ下る乙女峠から、昼過ぎの南面を、

籠坂峠を超えて山中湖畔から、夕暮れの北面を、

朝方の雲も晴れて、それぞれ30分ほどでスケッチしました。

まだ手にして間もないパステルですが、水彩とは違う味わいがあって、使い分けを楽しめそうです。



真鶴岬

2019-01-16 20:46:21 | 作品
暖かい陽射しに誘われて、西湘の真鶴へ。

海岸を散歩していると、海抜3mほどの崖に今にも倒れそうなこんな木が。昨夏の台風の高波で、すぐ隣の湯河原海水浴場では海の家がすべて流される被害に遭ったので、これもその爪跡かも⁉︎

夏には家族連れで賑わうこの海岸も、真冬はさすがに人影もなく、岩場にひとり波音を聞きながら、岬の鼻から三石にかけて淡彩でスケッチ。

「わが立てる真鶴崎が二つにす相模の海と伊豆のしら波」(与謝野晶子)


『翠風墨画展』

2019-01-13 23:53:03 | 雑記
『翠風墨画展』に行ってきました。

昨秋まで、わずか1年半でしたが通った水墨画教室で、机を並べたみなさんの渾身の力作を懐かしく拝見しました。

会場にいらした沈和年先生は、「絵画は水墨画も西洋画も、基本は制作意図(モチーフ)、画面構成(構図)、表現技法(画力)の三つですよ。」と言って、油彩画を始めるために水墨画を断念した私を励ましてくださいました。

会場には、先生の愛弟子の教える小学生の作品も並んでいて、その衒いのない筆に思わず頰が緩みました。








『山茶花』

2019-01-12 21:06:54 | 作品
山茶花に此の熱燗の恥かしき(泉鏡花)

今日は発足20年を迎えるスケッチの会の初例会でした。描き終えて、近くの鮨屋で新年会。年女のK女は「今年は今までの私を超えて色使いの冒険をしたい。」と熱く抱負を語っていました。今年も愉快な仲間たちと、切磋琢磨して成長したいと思います。