くせじゅ文庫

久世樹(Que sais-je?)の画文集です。

師走のスケッチ

2017-12-23 22:47:26 | 作品
今年最後のスケッチ例会。京丹波の生家と多摩を行ったり来たりのSさんが、畑からダンボール一杯の冬野菜と果実を持って来てくださったので、皆で描き、お土産に別けて持ち帰りました。その後は近くのステーキ・レストランでビールとワインで乾杯。今年も良い仲間たちと楽しく絵を描けたことに感謝しつつ、来年も一層精進したいと思います。

後の2枚は、散歩がてらに描いた冬枯れの樹々。黒と茶のペンで15分。

『扉は外につながっている』

2017-12-22 02:56:16 | 旅行
銀座ニコンサロン、齋藤茜さんの『扉は外へつながっている』

絵を描く妹さんが引きこもりになってしまい、その一年半にひたすら寄り添ってカメラを向け続けた結果、二人それぞれに扉を開いて外に歩み出したそうです。

今では何気なく撮っては消耗品のように消去して当たり前の写真が、とても愛おしい大切なものなのだよと気付かさせてくれた写真展でした。

第19回三木淳賞受賞作品展、写真・SNSオッケーとあったので、iPhoneで撮ってFBで紹介しました。(東京は今日まで、年明けに大阪ニコンサロンで。)

藤島武二生誕150年

2017-12-10 10:30:51 | 旅行
神戸市立小磯良平美術館で『藤島武二生誕150年記念展』を観ました。60歳過ぎからの10年、理想の日の出を求めて全国の海岸を歩いて描いた海景画とそのパステルによる下絵のスケッチに、風景画を描き続ける勇気をもらいました。

京都余禄

2017-12-10 09:57:40 | 旅行
今回の京都旅の最大の収穫は、南禅寺金地院の長谷川等伯『猿猴捉月図』との対面でした。等伯の筆使いの大胆と繊細を、ガラス越しでなく、間近15cmで凝視することができるとは! カメラもスマホも入口で預けさせられたので画像が無いのが残念ですが、我が脳裏にはしかと刻み込んだので、今後の作品に活かされんことを期待しています。