くせじゅ文庫

久世樹(Que sais-je?)の画文集です。

♪はやくこいこいおしょうがつ♪

2023-12-26 16:14:00 | 日記
【50年前】
もういくつねると おしょうがつ�おしょうがつには たこあげて�こまをまわして あそびましょう�はやくこいこい おしょうがつ

【今】
もういくつねると おしょうがつ�おしょうがつには Xあげて�PSまわして あそびましょう�はやくこいこい おしょうがつ




《南無観世音菩薩》

2023-12-23 16:45:00 | 作品
年内最後のスケッチ例会は高幡不動尊でした。初詣の準備で喧しい境内を離れて、五重塔の真下で描いていたら、晴れ着姿の女の子と両親とジジババやオジオバ⁈ら10人余りの月遅れの七五三詣りの家族連れが、30分以上も入れ替わり立ち替わりカメラやスマホで撮影会を繰り広げてなかなか立ち去らないので、ハタと気付き、おもむろに立ち上がって、「私が撮ってあげましょう。」と若い方のジィジから高級デジカメを受け取ってシャッターを2-3度押してあげたら、「良かった。これで全員揃った写真が撮れました。」と言って、満足気に引き上げていきました。

 昨夜は急逝した友の通夜で深夜まで寝つかれず、今朝は大遅刻してしまったので、色付けはおろか鉛筆デッサンも途中まででしたが、「今頃は荼毘に付されたか⁈」と師走の青空を仰ぎつつ、正面の観音様だけはしっかり描き留めました。




《冬の蟷螂》

2023-12-15 15:54:03 | 雑記
〈尽きるまで生きる決意(さだめ)ぞ冬の蟷螂(むし)〉【久世樹】

 一夜明けて、朝から冷たい雨。締め切った硝子戸の桟にしがみついて、まだ生きていました。カマキリの一生は、3-4月頃に生まれて、10-11月頃に木の枝に卵を産みつけて寿命を迎え、成虫で冬を越すことはないそうですが、12 月半ばまで長らえているのは、やはり尋常ならざる暖冬のせい⁇   ガンバレ‼︎




《魔法の賜物》

2023-12-14 14:29:00 | 雑記
干柿を「収穫」しました。皮を剥いて軒に吊るして3週間、水溶性の渋味(タンニン)が乾燥によって不溶化して甘柿よりも甘くなる天然自然の魔法の賜物です。正月用にはキッチンペーパーに包んで密閉容器に保存して、残りは早速、今秋高遠への往き還りに立ち寄った蒸溜所で手に入れた「命の水」(aqua vitae)片手に、美味しく頂きました。