年内最後のスケッチ例会は高幡不動尊でした。初詣の準備で喧しい境内を離れて、五重塔の真下で描いていたら、晴れ着姿の女の子と両親とジジババやオジオバ⁈ら10人余りの月遅れの七五三詣りの家族連れが、30分以上も入れ替わり立ち替わりカメラやスマホで撮影会を繰り広げてなかなか立ち去らないので、ハタと気付き、おもむろに立ち上がって、「私が撮ってあげましょう。」と若い方のジィジから高級デジカメを受け取ってシャッターを2-3度押してあげたら、「良かった。これで全員揃った写真が撮れました。」と言って、満足気に引き上げていきました。
昨夜は急逝した友の通夜で深夜まで寝つかれず、今朝は大遅刻してしまったので、色付けはおろか鉛筆デッサンも途中まででしたが、「今頃は荼毘に付されたか⁈」と師走の青空を仰ぎつつ、正面の観音様だけはしっかり描き留めました。