くせじゅ文庫

久世樹(Que sais-je?)の画文集です。

描き納め

2019-12-28 16:35:00 | 作品
今日は今年最後のスケッチ例会、年末なので自由参加で、集まったみなさんは、それぞれ持ち寄った画題を思い思いに描きました。

私は、雲一つない冬空の下、迷わず、会場のVITA8階ロビーから、甲武相州境の山波越しに白く輝く富士山を、一年の描き納めとしました。

今年1年、一緒に楽しく絵を描いた画友のみなさん、ブログなどで愚作を見てくださったみなさん、ありがとうございました、来年も懲りずにどうぞよろしくお願いいたします。



上毛三山スケッチ

2019-12-06 23:08:00 | 作品
赤城の湯宿からは、上州三山の赤城山・榛名山をスケッチしながら帰りました。妙義山はまた次の機会に。
宿の人に教えてもらった、築6年目の群馬県庁32階展望ホールからの360度の景観は、息を飲む絶景でしたが、来場者もまばら、都庁と違って入場料も駐車料金も無料でした。

















松本竣介アトリエ再見展

2019-12-05 22:51:00 | 展覧会
一昨年初めて参加したクラウドファウンディング「竣介のアトリエ再見プロジェクト」で、桐生の大川美術館を訪れました。

昨年末から4回開かれた松本竣介回顧展の最終回『街歩きの時間』では、代表作の『画家の家族』『緑の街』『Y市の橋』などに再会して、音の無い世界に生きた画家の短い生涯を辿り直しました。

「竣介のアトリエ再見プロジェクト」の招待券
大川美術館のエントランス


1940年代前半の代表作『緑の街』

1941年、軍部と対峙した直後の代表作『画家の家族』

敗戦前後に繰り返し描いた代表作『Y市の橋』

息子の描いたセミも竣介の大切なモチーフだった

1948年、36歳の遺作

これは愚作、赤城山麓から望む夕暮れの妙義山