50代半ばで大組織トップの座を後輩に譲って、故郷岐阜で廃校を利用した「『樹庵』・ラーニングアーバー(学びの杜)横蔵」を立ち上げて、過疎の村を元気にする活動を続けている大学時代の仲間に会いに、東京から同期5人で揖斐川を訪ねました。
淡墨桜で有名な根尾にほど近い谷汲(たにくみ)
の山村の小学校は、教室を二間に区切って畳の部屋に、水利の良い理科室は浴室に、体育館や視聴覚室はそのままに、最大50〜60人が泊まれる合宿研修施設に生まれ変わって、子供たちのスポーツや音楽の合宿や地域のお年寄りの憩いの場として親しまれていました。
写真とスケッチは、『樹庵』と訪れた谷汲の古刹と、前後に立ち寄った岐阜と大垣でのスナップです。
センスが良いと評判のパンフレット
築30年の元校舎が今は合宿研修施設に
教室を二間に仕切った座敷=寝室
今もそのままの体育館兼講堂。壁の本棚には読書家のK君と兄上の蔵書がビッシリ。ここからお気に入りの一冊を手にして校庭の木陰でノンビリ・マッタリ過ごすのもお勧めとか。
岐阜の長良川河岸から見上げた岐阜城
岐阜城から見下ろした長良川
江戸時代の商家の家並みが続く長良川温泉・川原町
今がピークの長良川鵜飼
小雨の中、早朝の鵜舟
801年開山の天台宗の古刹・両界山横蔵寺
横蔵寺山門への石畳の階段
西国三十三所の最後=満願、798年創建の天台宗・谷汲山華厳寺
大垣は松尾芭蕉終焉の地でもある。「旅に病んで夢は枯野を駆け廻る」
帰りの樽見鉄道の車窓に突然現れた焼き物の里