復刻版。

我がショップの前身は、祖父が興しその後母と親類のおばさまの女二人が引き継いだ小さな魚屋でした。
どんな小さな注文でも丁寧に魚を下ろし、干物は手開きで天日に干す。
手前味噌ですが、地元の人に愛された（時々無愛想だったりしますが）いい店だったと思います。

最近、祖父の時代に使っていたと思われる焼きごてが出てきました。
多分、トロ箱に焼印を押していたのでしょう。

時を経て・・・・・・・・



ロールケーキに押してみました。なかなかいい味を出しているのではないかと。

おじいちゃんが見たら、まさかロールケーキの顔になるとは、どんな反応をしたでしょう。
湯のみ茶碗でお酒を飲みながら、面白そうに笑ってくれている顔が目に浮かびます。

目から鱗。

東京の師匠に、これからのカフェの参考になればと、連れて行っていただいた喫茶店。



創業４７年というそのお店は、ご年配の男性二人で切り盛りされています。
品の良い、また江戸っ子気質も感じられる気取りのなさで気持ちがいい。ご近所様からサラリーマンまで様々なお客様がいらっしゃいます。

長く愛されるお店ということについて深く深く考えさせられ、目から鱗のひと時でした。
どんな形でもこの気持ちを我がショップにも、少しでも活かしていけたらと思いました。



秘密のお酒もちょっと飲ませていただいたりして。

富士山。

東京に向かう道中に見える富士山です。

写真だといまいち伝わらないのがもどかしいです。すそ野まですーっと広がるフォルムが美しい。
以前新幹線の中で聞いた父と息子の微笑ましい会話を思い出しました。

「あ、富士山だ！」
「ああ、そうだね。」

「あ、また富士山が見えた！」
「ほんとだね。」

「あ、また見えたよ。ねえ、パパ。富士山っていっぱいあるんだね。」

ロールスコーン。

今回のスコーンは、巻き巻きロールの変わり種。


自家製ブルーベリージャムとシナモンシュガーの２種です。



折込パイ風に生地を仕込み、ジャムやシナモンシュガーを塗ってロール。渦巻き状の姿が可愛い。

スコーンとパイの中間のようなさくさくの食感がいいです。定番になりそう。

ワンコインケーキプレート。

昨日は商店街の月１度の特売日。
我がショップは、人気のカヌレとカスタードプリンを大特価（？）で販売しました。
カヌレを求めるお客様が多くいらして下さいました。

ワンコインメニューは、カスタードプリンとアイスクリームの地場産のキウイソース添え、そして杏入りホワイト生チョコです。
バレンタインにもオススメ。