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とどちゃんの縁側でひとり言・・・。

日々の生活の中で見たこと感じたことを記録していきます。

似てるなぁ・・・。

2007-04-06 21:44:49 | 家族
次長課長河本が少年時代の苦境つづる(日刊スポーツ) - goo ニュース

仕事をしていて、ふと、急に昔の事を思い出す事がある。
今日、思い出したのは、母が再婚して、すぐ下の弟が生まれた年の冬の事だ・・・。
再婚した父親は何か理由をみつけては、暴れたい人だった。
小学3年の時に再婚して、憧れていた父親とは遠く離れた現実の父親。
その日の夜も、暴れていた・・・。
何が理由だったろう?いつも思い出せない程ちっぽけな理由だった。
母は私を寝室に入れ、弟を見てるようにと言った。
隣の部屋からは、父の罵声と、母を叩く音や、物がぶつかる音がした。
「このままでは殺されてしまう」そんな思いが頭をグルグル廻った。
必死の思いで叔父達に電話をかけ助けを求めた。
夜中だけあってなかなか電話に出なかったが、ようやく電話がつながって二本松から福島市の叔父の家まで送っていってくれたのは、皮肉な事に父の兄だった・・・。
叔父が来るまでの間、生後2ヶ月くらいの弟を抱いて、雪の積もった外で待っていた・・・。


その後も出たり戻ったり繰り返した母と私達・・・。
殴られたり、殺されるかもと思った事は多々あったが、今でも鮮明に思い出しては切なくなるのは、この冬の出来事だった・・・。
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4 コメント

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Unknown (うたかたの宴)
2007-04-07 09:14:32
悲しい出来事があったのですね。
それでも今は幸せになられて良かったですね。
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Unknown (todo0113)
2007-04-07 21:42:24
確かに悲しい思い出です・・・。
でも、その分人の痛みを理解できたり、自分にとっては沢山プラスになったこともあります・・・。
色々思うと、私にとっては必要な事だったのかもしれません・・・。
そして、どんな辛い出来事も生きていて無駄な時間なんて1秒もないんだということに気付く今日この頃です・・・。
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何のための人生なんだろう。。。 (かんゆう)
2009-05-25 09:57:40
悲惨な目に遭ったり、残酷なことや恐怖を体験させられたりすると、一体何のために生きているんだろうと思ってしまう。ましてや、何の力もまだ持てない、抵抗もままならない、一人で生きていくこともできない、子供の時に受ける暴力は為す術もなく。。。もし、仮にその中を生き抜けていくことができたとしても、その中で、あるいはその後に、人の優しさ・神仏の真心に触れ合うことがなければ、そして、自分が生きていて良かったと感じられる幸せを味わうことがなければ、その過去の悲しみも全く無意味なものと感じられるだろう。ありとあらゆる生きとし生けるものに真心が届けられ、また、感じられますように。また、それを願って、人々が歩めますように。
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かんゆう様 (todo0113)
2009-05-27 01:57:49
人生の苦難は、本来は意味があってのものだとよく言われます。
乗り超えられる苦難しか与えられないのだとも言われますね。
当事者にしてみれば、何とも不平等な話のようですが、人の幸せがそれぞれ違う事と同じなのだと思います。

人と比べるのではなく、苦難を一つずつ乗り越える事。
私自身も色んな事があった人生ですが、あの経験がなければ今の私はなかったのだろうとも思います。
ありがたい事です。
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