次長課長河本が少年時代の苦境つづる(日刊スポーツ) - goo ニュース
仕事をしていて、ふと、急に昔の事を思い出す事がある。
今日、思い出したのは、母が再婚して、すぐ下の弟が生まれた年の冬の事だ・・・。
再婚した父親は何か理由をみつけては、暴れたい人だった。
小学3年の時に再婚して、憧れていた父親とは遠く離れた現実の父親。
その日の夜も、暴れていた・・・。
何が理由だったろう?いつも思い出せない程ちっぽけな理由だった。
母は私を寝室に入れ、弟を見てるようにと言った。
隣の部屋からは、父の罵声と、母を叩く音や、物がぶつかる音がした。
「このままでは殺されてしまう」そんな思いが頭をグルグル廻った。
必死の思いで叔父達に電話をかけ助けを求めた。
夜中だけあってなかなか電話に出なかったが、ようやく電話がつながって二本松から福島市の叔父の家まで送っていってくれたのは、皮肉な事に父の兄だった・・・。
叔父が来るまでの間、生後2ヶ月くらいの弟を抱いて、雪の積もった外で待っていた・・・。
その後も出たり戻ったり繰り返した母と私達・・・。
殴られたり、殺されるかもと思った事は多々あったが、今でも鮮明に思い出しては切なくなるのは、この冬の出来事だった・・・。
仕事をしていて、ふと、急に昔の事を思い出す事がある。
今日、思い出したのは、母が再婚して、すぐ下の弟が生まれた年の冬の事だ・・・。
再婚した父親は何か理由をみつけては、暴れたい人だった。
小学3年の時に再婚して、憧れていた父親とは遠く離れた現実の父親。
その日の夜も、暴れていた・・・。
何が理由だったろう?いつも思い出せない程ちっぽけな理由だった。
母は私を寝室に入れ、弟を見てるようにと言った。
隣の部屋からは、父の罵声と、母を叩く音や、物がぶつかる音がした。
「このままでは殺されてしまう」そんな思いが頭をグルグル廻った。
必死の思いで叔父達に電話をかけ助けを求めた。
夜中だけあってなかなか電話に出なかったが、ようやく電話がつながって二本松から福島市の叔父の家まで送っていってくれたのは、皮肉な事に父の兄だった・・・。
叔父が来るまでの間、生後2ヶ月くらいの弟を抱いて、雪の積もった外で待っていた・・・。
その後も出たり戻ったり繰り返した母と私達・・・。
殴られたり、殺されるかもと思った事は多々あったが、今でも鮮明に思い出しては切なくなるのは、この冬の出来事だった・・・。
それでも今は幸せになられて良かったですね。
でも、その分人の痛みを理解できたり、自分にとっては沢山プラスになったこともあります・・・。
色々思うと、私にとっては必要な事だったのかもしれません・・・。
そして、どんな辛い出来事も生きていて無駄な時間なんて1秒もないんだということに気付く今日この頃です・・・。
乗り超えられる苦難しか与えられないのだとも言われますね。
当事者にしてみれば、何とも不平等な話のようですが、人の幸せがそれぞれ違う事と同じなのだと思います。
人と比べるのではなく、苦難を一つずつ乗り越える事。
私自身も色んな事があった人生ですが、あの経験がなければ今の私はなかったのだろうとも思います。
ありがたい事です。