
こんな夜は、久しぶりに本当に私や友人・家族が体験した話しでもお話しましょうかねぇ・・・。

それは・・・私が以前勤めていた病院での出来事・・・。
当時、私がいた病棟は救急病棟。なので、亡くなる人も当然多い・・・。
亡くなる部屋も、どうしても決まってしまったりするのだ・・・。
なので、同じ部屋で見たスタッフも結構多かったりする。
患者さんも、感じる人には当然解るので、「夕べ、お婆さんが間違って来て、ず~っと部屋をウロウロして眠れませんでした」何て、それが人ではないのでコールしませんでした。とヘラヘラっと言われる事もありました。
友人は、ある2人部屋を見回って、部屋を出ようと処置を終えて患者さんから出口にむかって振り返った足元に、病衣を着たおじいさんがうずくまってて驚いたと言っていました・・・。
実は、この部屋で私も意識はしっかりしているが、難病の為寝たきりで気管切開で人工呼吸器をつけている患者さんに呼ばれた時、何か訴えるのだが何だか解らず、何度も聞き返すのだが、患者さんは顎を「あれ!あれ!」という様に動かすだけで、まさかと思い「何かいるの?」と聞いてみたら・・・。
うなずかれました・・・。
この時、私自身も、私の背中にピッタリ張り付いている何かを感じておりまして、怖くて振り向けなったのです・・・。
この部屋・・・。ドアを開けた瞬間にいや~な雰囲気が漂っている時がありまして・・・。
誰もいない部屋でナースコールが鳴るのはよくあることですね。
別の友人は、廊下で他のナースと話しをしていると、友人が向いている方の病室に誰かが入っていくのが見え、「パタン」と扉がしまる音も聞いて、その部屋が空き部屋だった事に気付いたので、誰か間違って入ったのかと思い慌ててその部屋・・・(と言っても話しをしていた場所から2mくらいしか離れていないのですが、)へ行ってみると・・・当然誰もいなかったり・・・。
医師に至っては、日中、廊下ですれ違った時に会釈をされたので自分も返すのですが、「ああ、そう言えばこの人は亡くなった人だ」何て思い出すのだそうです。
まあ、色んな人が出入りしてますし、場所が場所だけに、死を避ける事はできませんからね・・・。
最近、病院通いをしている私も、色々憑いてくるらしく、正直しんどいです・・・。
まして、今個室だからねぇ・・・。

大部屋に移ればいくらかいいかも知れないけど・・・。
あと1ヶ月は続きそうなので、がんばりますよ。



