夏ばて信長さん。

我が家のお殿様「信長様」は夏ばて気味です・・・。
今回は長いなぁ～・・・。
トータル的には一日のご飯の量も減ってないのですが、今までは朝ごはんをあげると、１分くらいで食べ終わっていたのが最近は１日かけて食べてます・・・。
って、それが普通だよ
日中もほとんど寝てばかり・・・。
でも、元気はあって散歩の時の勢いはすごいものがあります
まあ、最近特に今日ぐらいから復活してきてまして・・・。
今日の散歩では早速おにぎり拾って食べてました・・・。
えっ止めないのかって
止められるもんなら止めてますけどね・・・。
まず、止められませんよ・・・。
いいんです・・・。それで毒を口にしたとしても・・・。
大好きな拾い食いで命を落とすならそれはそれで幸せだと思うのです・・・。
毎日繋がれて散歩の時にやっと外の世界を楽しむわけですから、彼にだってそれくらいの趣味を満喫する権利だってあるでしょう。
何でもかんでも人間の感覚で接してはいけないと思います。
長生きさせて、健康なら良いというものじゃない、楽しい人生を送らせてあげたい。
出来る範囲で好きな事をして生活させたいと思うのです。
この子にとっての幸せを考える事が飼い主の責任だと思います。

ちゃんと持てよ

本日は職場で「大塚　愛」の箸の持ち方が話題になりました。
私は見てなかったんだけど、テレビでふぐだか何だか知らんけど食べるシーンがあったんだって
その時の彼女の箸の持ち方がありえない持ち方だったとか・・・。
「そんなのどうだっていいじゃ～ん。彼女は可愛いし、カッコイイんだから」
とかファンの子は思うのだろうか・・・？
私だったらかなりがっかりしますけど・・・。
世の中の父兄の皆様もこういう事にクレームをつけたらいかがですか？
しつけとはこういう事です。
彼女はテレビに出ています。
ファンも大勢いるんでしょうな。
なら、尚の事こういう事はきちんとするべき。
本当にカッコイイとはそういう事です。
そんな事言う私も家では箸の持ち方自己流です。
ですが、人前に出るときは正しい持ち方で食べます。
礼儀でしょう？ましていい大人ですし・・・。
私自身、例えば家族以外の人と外で食事をする事になった時、相手が箸の持ち方がおかしいと正直、食事もまずくなります。
にぎり箸で食べられたひには「次は絶対こいつとは食事しない」と思います。
覚えたての小さい子供ならイザ知らず、中学生くらいになってもおかしい人はちょっと頭の中も疑いたくなります。
その人のお家の育て方も疑問に思います。
家族となら別にいいですよ。でも、他人と食事をする時や、彼女のようにテレビでお茶の間に流れるようならなお更きちんと持つべきでしょう。
こういう事から日本の教育やしつけがおかしくなってるんだと思います。
私が彼女の親だったら「もう絶対食事のシーンは流すな、我が家の恥だ」って言っちゃうね。
「おおげさな」って思うなら、側にいる人におかしな箸の持ち方でご飯食べてもらいなさい。
馬鹿に見えるから・・・。

日光珍道中～帰りはこわい編～

「こわい」と読んで「怖い」を想像してしまったあなた
やりなお～し
本日は、日光珍道中の２日目です。
２日目の朝は、って言うかさクーラー無かったお陰で私はあまり熟睡できませんでした・・・。
おまけに、夜中にカチャカチャと部屋の中で音はするし・・・。
朝食はまずまず・・・と言った感じでした。
最後にもう一度お風呂に入って、ホテルを後にしました・・・。
その後、まっすぐ「湯滝」へ向かいました。
ここは、昔子供の頃日光へ来た時に、絵葉書を買ったのですが、その中に「湯滝」の写真がありまして・・・。
とても感動したのです・・・。
いつかぜひ見てみたいと思っていて、今回念願叶ったと言うわけ・・・。
これが・・・。実物は本当に大迫力で
本当に感動しました
その後は戦場ヶ原へ行き、竜頭の滝を見ながらだんごを食べ
中禅寺湖を遊覧船に揺られて・・・
お昼は金谷ホテルの下にあります「みはし」さんで頂きました。
ここは、有名人も訪れるらしく、サザンの桑田夫妻、プロゴルファーの宮里兄弟などのいろんな人のサインが飾ってありました。
ここで、ステーキを頂きました。
何とも懐かしい雰囲気の店内でおいしく頂きました。
その後は、裏見の滝を見学に・・・。
ここは見渡す限り滝が・・・と言う感じでここも感動しましたね。
昔は滝の裏側に廻れた事からこの名前が付いたそうですが、現在は観漠台から見学のみになっています。
ここもお薦めです。
とにかく、見学が目白押し、しかもけっこう歩きましたので、帰りは超眠かったです・・・。お疲れちゃんでした・・・。
こんな感じで我が家の夏休みは終ったのさ。
来年はどこ行こうかな～・・・。

大姉の力は偉大なり・・・。

昨日の夜は涼しかった・・・。
この所暑さの為か？寝不足気味でしたので、お風呂が沸くまでソファーで横になろうとソファーに上がり、横になったものの・・・。
頭の方に扇風機・・・。
私は涼しくても、相方は暑いらしく、扇風機を自分に向けて廻していた・・・。
「トイレトイレ・・・」
とトイレに行く相方・・・。
「ん～・・・扇風機ウルサイな・・・。相方暑いんだろうな・・・。止めろ何て言えないし・・・」
と思った時だった・・・。
バチッ
扇風機が止まった・・・。
何でタイマーでもつけておいたのか
トイレから戻った相方に
「扇風機止まっちゃったよ。タイマーつけたの？」
と聞くと・・・。
「タイマーなんてつけないよ。さすが、大姉の力は偉大だな」

「だって止まっちゃったよ」
「だから大姉の力は偉大だって言ってんじゃん」

私のせいなのか？
やはり私のせいなのか？
実は、こういう事ってよくあるんですわ・・・。
ははははは～・・・。

日光珍道中～このホテルどうなのよ～！編～

あちこちくまなく歩いた私達はクタクタでした・・・。
ここは涼しいホテルで温泉に入ってのんびりするべ～
と、ホテルへ直行
中禅寺湖畔に宿をとってました。
全室レイクビューで、じゃらんのクチコミも良かったのでそこに決めたのです。
到着すると、チェックインの時間とあって、何組か手続きをしていました。
私もその列に並びながら、前の人の説明を何気なく聞いていると・・・。
「当ホテルは冷房の設備はございません」

今何っつた
続けてホテルの人が言うには・・・。
「夜は寒いくらいに冷えますので」

忘れてました・・・。
ここは栃木県・・・。
旅行に来る人は圧倒的に首都圏の方が多いのよね・・・。
そりゃあ・・・首都圏とか、関東地方の人にとっては寒いくらいに冷えるんだろうよ・・・。
だけど・・・福島の吐くほどの暑さを毎年経験し・・・。
福島の自然を毎日満喫している田舎者にとっては・・・。
全然寒い何て感じないし・・・。
朝に「どうですか～？さわやかな空気・・・」
と言われましても・・・。
むしろここは夜間を除けば車の往来が激しいので福島の裏磐梯辺りの方が涼しいし、朝の空気も清々しいです・・・。
せめて食事でカバーできるかと思いきや・・・。
栃木牛もおいしくなかったし・・・。
部屋も・・・。
バスタブに・・・。
血の跡みたいのが付いてたのよぉ～
相方曰く・・・。
「かなり経営が厳しいんじゃないか？」「しょうがないだろう」
それに・・・温泉なのに、深夜１時から朝５時まで入浴できません・・・って。
おごっかんね～私だってぇ～
レイクビューという部屋の窓も、肝心の大きな窓は開ける事ができず。
出窓になっているので、両サイドの小窓しか開ける事ができず・・・。
当然風の入りも悪くて・・・。
お風呂から上がっても身体はベタベタ・・・。
もう・・・嫌っ
まあ・・・いい勉強になったと思って・・・。
やはり、最初に決めていたところにすれば良かった・・・。
安いからって変更するんじゃなかったよ・・・。
安いと言ってもそれなりの料金は取られましたよ・・・。
この反動もあって・・・。
帰ってきてから１１月に我が家おなじみの山形にあります・・・。
「蔵王エコーホテル」に予約しちゃいましたよ・・・。
これからは、これを楽しみに頑張ります・・・。

日光珍道中～腹が減っては戦はできぬ編～

お昼は「えんや」さんで摂りました。
こちらはホントにお薦めです
ランチはかなり種類も豊富で味もグッドです。
今回は「えんやステーキセット」を注文。
他にも「串焼き１０本セット」を注文しました。
ステーキセットはサラダ・スープ・ステーキ・ライスＯＲパン・ソフトドリンクが付いて１５８０円
えんやステーキのお肉はオージービーフなのですが、このお肉がまた美味しいのよ。
串焼きも種類が豊富で、他にもサイコロステーキはお好みのグラムで焼いてくれます。
夜行くと楽しさ倍増かも
世界のビールがありますし、しゃぶしゃぶの食べ放題などもあるようですよ。
ここは、家に帰ってきてからも「また行きた～い」と思っちゃいました
実は、今も行きたい・・・。
東照宮近辺に泊まるのなら、素泊まりにして、この様な地元のお店で食事をするのもお薦めですね。
食事の後は、いろは坂を上って中禅寺湖方面へ・・・。
お約束の「華厳の滝」ですよ～
「ここって、昔見たとき滝の上の渓流みたくなってるところ、歩いてる人いたから歩けるんだよね～？」
と恐ろしい事を言う私を横目に相方はしらっと「へ～歩けるんだ」
そんな会話をしながらまずは無料で見れる観漠台へ・・・。
歩けません
滝の上はどう見ても歩ける感じじゃありませんでした・・・。
おかしいな～・・・。
とりあえず、エレバーターで１００ｍ下がります・・・。
観漠台に着いて「わ～い！涼しい～」とはしゃぎながらぐるっと一回りしようと裏に行くと・・・。
消防団の方々が何やらロープを持ったり、物々しい雰囲気でいらっしゃいました・・・。
どこへ行くのよ何をしに行くの？
保護しに行くのよね？収容じゃないわよね？
と心の中で問いかけながら、彼らのわきで流れる滝は「涅槃の滝」・・・。

気を取り直して、華厳の滝をひたすら見学してましたが相方がそこでまた・・・。
「どう見ても歩けないだろ？また自分達しか見えない者を見たんじゃないか？」

謎を残したまま・・・ホテルへ行きました・・・。

後日、色々調べた結果。
私が子供の頃行った辺りまでは沢登りなどができたことが判明。
良かった良かったあれは人だったのね・・・。
と安心したのもつかの間・・・。
「歩けたとしても、観漠台からは見える位置は歩けないよね。って言うか見えないよね。」
と職場の子にダメだしされた私です・・・。

蒸し暑い夜に・・・１２－４

金縛りは解けないまま・・・。
少女の歌声だけが聞こえていた・・・。
「つ～るとか～めがす～べった～・・・」
そんな状況の中、私の怒りは頂点に達していた・・・。
少女はすでに部屋の前まで来ていた・・・。
尚も歌は続く・・・。
「後ろの正面だ～あれ・・・」
歌い終わると同時に少女は横を向いて寝ていた私の背後から顔を覗かせた・・・。
じっと無表情のまま少女はわたしの顔を覗きこみ、私は私でかなり頭に来ていた・・・。
そして、ついに・・・。
「ふざけんじゃねぇぞ！！この野郎！！」
渾身の力を込めて言い放ち、金縛りを解いた・・・。
すっと少女の姿は消え、いつもの部屋の様子に戻った・・・。
恐ろしかった・・・。
何より、少女がこちらに来る様と、無表情、そしてあの歌・・・。
からかうにしても程があるだろうと思った・・・。
この一件はこれで終ったかの様に思えた・・・。
だが・・・その後からだ・・・。
当時、私は一人でもランチを食べに行ける女だった・・・。
その日も休日で、コーヒーとパスタのおいしい喫茶店にランチに行った。
そのお店は、おいしさの為にどの時間帯も混んでいた。
なので、当然一人の時はカウンターを勧められる。
ところが・・・店に入ると店員は「カウンターでもよろしいですか？」
と聞いてきた・・・。
「でも」と聞いたという事は「ボックスとカウンターどちらがいいですか？」という事だろうか？
いつもは一人だと否応なしにカウンターなのに・・・。勿論、店は混んでいた。
まっいいや。と思い、カウンターでいいですと返答し席に着いた・・・。
注文を取りに来た時もパスタとコーヒーを頼んだのに、「他にはないのか？」という顔をして店員はちょっと間を置いていた・・・。
いつもカウンター越しにいるあばさんの店員も時折変な顔をしてこちらを見ている・・・。
そんなに一人で食事にくるのが珍しいかな？
そんな事を思いながら運ばれてきたパスタを食べ、コーヒーを飲んで席を立った・・・。
レジに行って、店員さんの様子がおかしいかった理由が判った・・・。
「お会計はご一緒でよろしいですか？」
一人できたのに「ご一緒で」明らかに一人分なのに「ご一緒で」・・・。
えっ？と思い店員の顔を見たとき、レジの向こうの食器棚のガラスに写った自分の後ろにピッタリくっつくように立っている女性の姿を見た・・・。
思わず笑いながら「一緒でいいです」と言ってしまった・・・。
全く・・・色々拾ってしまうのも考えものである・・・。

日光珍道中～行きはヨイヨイ編～

８月１１日～１２日と１泊２日で日光へ旅行してきました。
１１日の朝は５時に出発するはずでしたが、何だかんだと用意してたら１時間遅れて６時出発になってしまいました・・・。
気を取り直して出発進行
早朝ですし、若干まだお盆前ということもありまして、道路もスムーズでした。
ちなみに、我が家は高速道路は使用しませんので、日光に到着したのが９時半過ぎくらい。
ざっと約４時間くらいかかりました。
まずは目的の「東照宮」駐車場もスムーズに入れまして、子供の頃の曖昧な記憶を頼りに中を歩きました・・・。
これが・・・。思った以上に思い違いをしておりました・・・。
と、言うか記憶というのは実に不確かなものか改めて実感しました・・・。
「見ザル・言わザル・聞かザル」も神馬の小屋にあったのね・・・。
「眠り猫」は「こんなに上の方だったっけ～」と私が言えば。
相方は「俺、昔も見逃してるんだよね・・・」
権現様の廟所をグルッと見て「ひょっとして、下にあるんじゃない？」
何のことはない・・・入り口で小さく眠ってました・・・。
ちゃんと丁寧に「真上」と矢印もあったのに・・・。
「鳴き竜」も子供の頃だったからか？部屋も広かった気がするんですけど・・・。
それに、昔は自分で手を叩いて聞けたはず・・・。これは間違いないです。
ちゃんと、権現様に「我が家に男の子の跡取りを」とお願いしてきました。
どうしましょ。「大奥を作りなさい」とか言われたら・・・。
私、他人の子を育てる気はサラサラありませんので、その時はお暇頂戴しますかねぇ・・・。
その辺は相方にもガッツリ話ししてありますので、その様な事になっても丸く収まると思いますけど・・・。
まっどうでもいいか・・・。
二荒山神社にも行ってきました。
ここには大黒様がいらっしゃるのですよ。
二荒霊泉の名水も頂いてきましたよ。
その奥に茶屋がありましたが、「こういうところで食べるトコロテンっておいしいのかな？」何て思いながらも昼食を摂る所は決めてありましたので、今回は頂きませんでした・・・。
その後は「大猷院廟」へ・・・。
ここは３代将軍「家光」様の廟所です。
ここもまた豪華絢爛・・・。
ホントに、歴史のある建造物は「黄金の国」と言われてもおかしくないものばかりですな。
これじゃぁそう思われても仕方ないって・・・。
おまけに「金掘ってます」「銀も銅もでます」何て・・・。ねぇ・・・。
そう言えば、私の大好きな「小泉八雲」＝「ラフカディオ・ハーン」は日光に来てないんだよね・・・。
一度は見学したいと話してたようなんですけど・・・。
彼が見たらさぞかし喜んで本に書いていたんだろうな・・・。
権現様のところでお分けしている「御香守」なんてきっと喜んでくれたはず・・・。
これは中に白檀の木片が入っていて匂い袋の役目も果たすのです。
彼は、こういう日本人のちょっとしたたしなみがとても好きでしたので絶対買い求めたはず・・・。
そんな事を思って私と相方もお分けしてもらいました。
さあ、この後はお昼になってきましたので、昼食を摂って華厳の滝に向かいますよ。

宗教と信者と・・・。

想いと言うものは時として間違って伝わってしまう事が多々あります。
私の母は、その昔「創価学会」に入っていました。
今は色々思うことがあり、会員ではなくなっています。
ただ、悲しきかな・・・学会会員時代のなごりか、日蓮大聖人の教えが正しく伝わっていないのが残念・・・と思う毎日です・・・。
ちなみに、私も子供の頃に会員にされましたが、これは私の意志ではありませんので意味はないでしょう。
ところで、何が正しく伝わってないのかと申しますと・・・。
日蓮の誕生はお釈迦様が「東の国に本当の教えを説く者が現れる」と予言してたとかしてないとか・・・。
その後、日蓮は日本に生まれるわけですが、彼は常日頃心を痛めていました。
「宗教はどの宗教も人々の幸せ、世界の平和を望んでいる、なのに宗教を元に争いが耐えない、宗教同士で争いが起きるのは何故なのだ・・・」
全くその通り・・・。
おかしなカルト宗教や新興宗教を除いて、遥か昔の歴史から名を残す宗教はどれも「人を憎まず、世界も人も平和に・・・。」
と説いている。
キリストの教えだって「汝の敵を愛せよ」と言ってるではないか。国民のほとんどがキリストを崇拝しているアメリカが戦争してる場合じゃないのだ。
実は、日蓮の教えはどうも創価学会ができる前までは正しく伝わっていた様である。
小泉八雲の著書にも「日蓮を信仰している家には神棚と仏壇がある」とある。
旅先で彼がお世話になった家の主人は日蓮を信仰していた。その近所一帯の家も日蓮を信仰していた。でも、神棚がある・・・。
創価学会の家ならそんなことはありえない、他の宗教との交わりも「ざしゅう」だとか言って拒否している。
旅行のお土産に「お守り」なんて持って行ったひには捨てられる事間違いなしだ。
勿論、今正しく日蓮を信仰している方の家にも仏壇と神棚はおいてあることだろう。
どうも学会のせいか？日蓮＝創価学会と見られるのが私としてはちょっと引っかかるのだが・・・。
まあ、日蓮も「そんな事にこだわってはいけませんよ」と言うかもしれないが・・・。
要するに、日蓮が言いたいのは・・・。
「宗教は色々宗派があるけれども、根本的に想いは同じ。なら、全ての宗教が寄り添って平和・幸福を願えばいいではないか、だからと言って色々な宗教が一つにまとまる必要は無いだろう。大事なのはその願いに対して想いを一つにするという事。すべての信者や弟子達が正しく教えを理解し、自ら争いを起こさないことだ。」
簡単に言うと「平和・幸福」という本社があって、色んな宗派の支社や協力会社があるということか？
なので、他の宗教と交流をもったからと言ってバチがあたるはずもないのだ。
神社に参拝に行こうが、教会で結婚式を挙げようが、そんな事、日蓮にしたってどの宗教を開いた人だってそんな事でバチを当てるはずがない。
いつも宗教で争いを起こすのは弟子や信者ばかり。
開祖した本人は「私が絶対正しい」「他の宗教は間違ってます」何て言ってませんよ。
冷静に考えれば判りそうな事なんですけどね・・・。
それからよく言われる「拝み方が足りないからダメなんだ」
拝んだ量ではありませんよ。何でもそうですが気持ちです。
仏壇や神棚の前でやみくもに拝んでる暇があるなら人の役に立つ様な事を少しでもやりなさい。
家の前をちょっと掃き掃除したり、道を歩いていて目に付いたゴミは必ず拾うとか、困っている人に手を貸したり。
まず、自分にご利益が欲しいと思うなら自分以外の全てのものに優しくなるという事。
人に限らず、動植物・自然・・・。命を持つ全てのものに・・・。
すると、自分はいかに色んなものに支えられて生きているかということに気付きます。
そういうものに感謝をする。そして、自分も何かを支える力になる・・・。
全ての人々がそんな風に思えたら、世界はたちまち平和になるのに・・・。
人間とは、地球上で一番困った動物ですね・・・。

蒸し暑い夜に・・・１２－３

少女は歌っていた・・・。
「かごめかごめ」を・・・。
そして、出窓の下にいた少女がゆっくり動き出す・・・。
歩くのではない、まるで宙の上に浮いてるかのように「スーッツ」と移動するのが見える・・・。
「か～ご～め、か～ご～め～、か～ごのな～かのと～り～は～」
歌いながらスーッツと家の角まで移動してきた・・・。
嫌な予感がした・・・。
まさか・・・入って来ようとしてるのか？
さっきにも増して、真夏だというのに恐ろしいほどの冷気が体を包み込んだ・・・。
尚も少女は歌い続ける・・・。
無表情で・・・。
「い～つ～い～つで～や～～る～」
そこまで歌い終わった時にはすでに、家の前の３段ほどの階段の下に少女はいた・・・。
「よ～あ～け～の～ば～ん～に～」
来た！
玄関の前にスーッツと階段を登り・・・玄関の前に立っている・・・。
私の金縛りはまだ解けず・・・。
恐怖もあったが、怒りもこみ上げてきていた・・・。
寝ているときに、いきなり金縛りにあい、しかもこんな恐ろしいめに遭わされている事がどうにも腹立たしくなってきて、とにかく金縛りを解こうと必死だった。
そんな私の気持ちをよそに、少女は更に続きを歌いながら、とうとう家の中まで入ってきたのだった・・・。
「つ～るとか～めがす～べった～」
家の廊下を滑るように移動する少女・・・。
そして、少女が部屋の前に着いた時だった・・・。

明日へ続く・・・。