山陽道を逆走、7人重軽傷=認知症74歳男性運転-衝突避けたワゴン車横転・岡山 (時事通信) - goo ニュース
以前勤務していた病院では、免許更新に行くと言った老人が、何故か山形で事故にあって見つかったということがあった。
事故を起こした直後も「免許更新に行くんだ」と言ってた本人。
免許センターとは真逆の方向だった・・・。
今回は認知症ということ。
どうしても「老人は!!」と思いがちだけど、若年性認知症もある。
最近は若くして脳障害を起こす病気にかかる事も増えている。
老人だけの問題ではないし、若くてもうっかり逆走してる人はうちの近所でも見かける。
認知症だけが問題ではない。
視力が出てなくでも運転してる人は沢山いる。
これは老若男女問わずだ。
「免許更新の時だけ」メガネやコンタクトをしてる族もいる。
病気云々では無く。
根本的に「車(凶器)を(が)運転してる・走っている」「危機感」が国民全体的に欠如してるのだ。
それが証拠に。
運転中の携帯電話は未だに無くならないし、飲酒運転だって一向に減る気配がない。(減ったというのは、検問のときにたまたま引っかかった数。毎日24時間検問してるわけでもあるまいし・・・)
また、歩行者も変に「歩行者優先」と思ってるから「車は止まるもの」と思っている。
勿論、止まる事は当然のことだが、「止まれない」事もあるのだ。
高齢者講習も、受講すれば免許更新できると思ってる人もいるようだが、実際は結構厳しいようだし、まして、田舎なんかじゃ車がないと病院にも行けない。
私の住んでる所も、バスが頻繁に発着し、大学病院もショッピングセンターも近くにあるが、それでも不便を感じて家を手放し、街へ降りていく老人が多いのだ。
体が不自由になれば、いくらバスが来てても、バス停まで歩けない。
介護を受けたくても中途半端に自分の事ができるので「自立」の類で適応じゃない。
今回のこんな事故ですら考えるべき事は沢山ある。
病気がどうだ、免許を取り上げろ、だけでは何も解決しないのだ。