ときの備忘録

美貌録、としたいところだがあまりに顰蹙をかいそうなので、物忘れがひどくなってきた現状にあわせてこのタイトル。

終焉

2004-10-31 | 砂時計
舅が78年の人生の幕を閉じた。 覚悟はしてはいたものの、やはり肉親である夫の動揺は隠せなかった。 涙を見せたわけではないが、姑からかかってきた電話に絶句し、受話器を置いた後、やみくもにタバコを吸っていた。 実家までの3時間近くの道のりを運転する夫の胸に去来したものがどんなものであったのかはわからない。 口では強がって 「俺の中で、親父のことはこの前連れて帰ったときに終わってる。しゃーないことや。誰 . . . 本文を読む