ときの備忘録

美貌録、としたいところだがあまりに顰蹙をかいそうなので、物忘れがひどくなってきた現状にあわせてこのタイトル。

ココロ踊るキーワード

2009-03-06 | 砂時計
そんな私としては、こんなタイトルを見たら素通りできるはずがない。
「東京パケ買い手みやげ案内」
花のお江戸の手みやげ案内である。
大都会東京ならば、きっと心躍るパッケージに包まれた手みやげがあるに違いない。
そんな期待を胸一杯にページをくった。

だが。
意外に期待はずれなチョイスである。
パッケージより、味重視のせいなのかどうなのかはわからない。
以前、ナカムラユキさんの「365日雑貨暦」で見つけた木箱に比べて、それ以上にココロ動かすパッケージは見あたらなかった。
また、ネッ友さんに贈っていただいた鈴木信太郎画伯の絵が使われた学芸大前のマッターホーンもでていない。
同じ画伯の絵を使った「こけしや」がでているからか・・

しかし、食欲のアンテナはいくつかに反応する。
BABBIのワフェリーニ(ウエファース)、ぬれ甘納豆で有名な花園万頭の抹茶最上皮、銀座かずやのかずやの煉、くりはちのやきぐり、空也の空也もなかなどである。
パッケージでお買い物、となるのはキルフェボン、まんねん堂の切り取って組み立てる江戸駄菓子、ジェラール・ミロのモダンな丸缶くらいかな・・
あと、その顔の不気味さで買ってみたいのは不二家飯田橋神楽坂店のぺこちゃん焼き。
手提げ袋や箱は可愛いいおなじみペコちゃんだが、人形焼きのペコちゃんポコちゃんの顔は、怖すぎる。
映画チャイルドプレイに出てくる人形を思わせる。

意外なほど、
「おお!これは是非!!」と思わせるパッケージはなかった。
そういえば、節子さんに驚かれたっけ。。。
私がパッケージほしさに、買い物をすることがある、というと
「えーーーーーーっ!?中身は関係なくて、パッケージだけのために買うの?」って。
はい。
そういう買い物、私はよくするかもしれません・・
たぶん、そういう部分は節子さんには絶対理解できない、いや理解しようとも思わない部分だろう。

さて、この本の京都バージョンはどうだろう?
今にも買いに走り出したくなるようなパッケージは載っているだろうか。

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20 コメント

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部員第1号hanaさん (CITROEN)
2009-03-15 21:37:00
ささ・・末席などとおっしゃらず上の方へ・・
記念すべき第1号部員のhanaさんには、上座に座っていただかねば様になりませんことよ。

上のお嬢さん、春から東京なんですね!
hanaさん、お買い物ツアー計画を練らねばなりませんねぇ。。
うう・・私もそれこそポーターでもなんでもしますので、末席に控えさせていただきとうございますわ。

カファレル、私も気になっていたブランドです。私はキノコのチョコで知ったのですが・・
ちょっとレトロな雰囲気が漂う小さな缶は、乙女心をつかんで離しませんね。
こうやって、いくらでも夫の目からすればゴミにしか写らないモノが増えていくのですね。
缶といえば、それこそ東京シェ・ルイのパイが入った缶も小粋な感じで可愛いのです。
出来れば丸より四角にしてもらえたら、収納しやすくていいんですけど・・
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末席に・・・ (hana)
2009-03-15 19:25:20
ワタクシも加えていただきたいです。
有頂天紙ツァ~!
風呂敷持って東京凡太しますよ。。。
娘が春から東京住まいしますから、お声掛かれば参加できます、はぃ。

心惹かれる包装紙はテープ剥がすのにも細心の注意はらいますし・・・
六花亭ばなしに思わず、うんうんと。何せ地元ですから。通販しているとは知らなんだ。。

ちなみに今一番のお気に入り入れ物はジャンドゥーヤのチョコが入ってるカファレルちゅう小さい缶です

皆さんの好きなものばなし
本当に読んでいて楽しいです。
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恐縮だなんて! (CITROEN)
2009-03-12 21:43:03
ああ、なんて素敵な光景・・
それはマニアだけに通じる、恍惚の情景ですね。
パッケージや紙モノを見せ合うのはいいけれど、荷物は東京凡太(って、ご存じないですね?)みたいに唐草模様の大風呂敷に包んで背負っていかねばなりませんねぇ・・
私が持って行く紙モノは、ちょっと黄ばんでいたりシミがでてたりするものもあったりします。持ち主の年齢に合わせているかのようですね(笑)

ほんと、こういう好きなモノの話になると、ついつい熱く語ってしまいますねぇ・・
でも、自分のブログがそういう井戸端会議の場になって、知らない方同士がどんどんつながっていくっていうの、すごくいいですね!

ここんとこ、かなーりどよーんと過ごしていたのですが、お二人のおかげで気持ちが明るくなってきました。
楽しいこと、好きなことを考えて、前向きに生きて行かなくっちゃ!
有頂天紙倶楽部大江戸ツアー、マジで企画しようかな?
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さすが! (CITROEN)
2009-03-12 21:30:14
MOAさん、部員たる条件は軽くクリアしていますね!
デメルのパッケージに描かれている絵も、とてもお洒落ですよね~。包装紙もですか?
気になるな~・・

ところで、六花亭がホワイトチョコを初めて作ったメーカーさんなのですね。なるほど。
合点がいきます。
ホワイトチョコって美味しくないところのモノは、ものすごく脱脂粉乳くさくて私はダメなんです。でも確かに六花亭さんのホワイトチョコは美味しいです。
マッターホーンさん、鈴木画伯のパッケージは良い味でています。
私がマーブリさんにいただいたクッキーも、丁寧に作られた正統派の洋菓子の味でした。
MOAさん、お近くなんてうらやましい!!
私も近かったら、きっと友人知人へのお土産はいっつもココ!みたいになっちゃうかもしれません。
ふふ、パッケージひとつでこんなにつながれるって素敵!
いっぱいおしゃべりできるのって、とっても嬉しいです、わたし。
書き込んでくださって、ありがとう!です
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かかか… (マーブリ)
2009-03-11 23:35:26
会長だなんて…恐縮でございます。

CITROENさんそうですよ!お江戸の有頂天紙ツアー、是非!お気に入りの紙とパケを見せ合ったりして?

以前ソーイングの友達とボタン交換をしたときは、レストランのテーブルいーっぱいにお互いのボタンをひろげて二人であれやこれや吟味している姿を店員さんに…奇異な目で見られました。やっぱりちょっとおかしいんでしょうネ。

MOAさん、DEMELの箱も可愛いですよね。包み紙、そうですね~男の人は紙様に無頓着でアメリカ人のようにばりばりといきますよね。

MOAさんのお住まいのあたりは私が小さいときに住んでいた所ですね…(今は港町のはじっこにいます)それからMOAさんのブログで拝見した公共の施設は、この前友人の家に遊びに行ったときに「この辺は図書館もお洒落だね~!」と話しながら通ったところだったので驚きました!

はっCITROENさんのところでまた長々と…
嬉しくてついつい書いてしました。
皆さん、これからも宜しくお願いします
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わ~! (MOA)
2009-03-11 22:33:04
なんだか面白いお話が繰り広げられていたのですね^^
ゴミ箱から~~というお話、笑っちゃう程とても良く分かります!
つい先日も、DEMELのチョコレート菓子を(夫が)頂いてきて、それを開けるのに包装紙をバリッと破いてしまって・・・
とーーーっても可愛い紙だったので、横で「まさか・・・!」と思ったときにはもう遅かったという状態で、思わず叫んでしまいました(苦笑)

CITROENさん、マーブリさん、お二人がとっても寛容な方でよかったです~
私、昨夜色々と(六花亭とか)出しゃばって書いてしまったなぁ・・・とちょっぴり後悔してました^^;
ありがとうございます

モカチョコレート、私も大好きです^^
ホワイトチョコを初めて開発(販売?)したのも六花亭なんだそうですよ。
ちなみに、帯広の本店では喫茶スペースもあって、お誕生日にはケーキとHappy Birthday to You♪の歌でコーラス隊がお祝いしてくれるそうです^^
店員さん達は皆、歌が超上手くて(ハモる!)、きっとアルバイトでも歌の試験があるんじゃないか?と友人は本気で思ったそうです(笑)
あと、実は・・・マッターホーン、すぐご近所なのです・・・(照)
まだ未体験でしたので、会長オススメとあらば是非行ってみます!^^
なんだか沢山書いてしまいましたー。
CITROENさんのブログに長々とお邪魔してすみません~!
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部員兼会長マーブリさん (CITROEN)
2009-03-11 19:04:51
ですから、MOAさんにようこそ!と呼びかけてくださって助かりました(笑)
そもそも、この倶楽部のネーミングルーツは、マーブリさんの
「有頂天になってしまう」
のひとことで思いついたのですからね~。

私も、マーブリさんと同じで可愛いラッピングをばっさり捨てられたりされると、哀しくなるタイプです。
それに、ヨーロッパなんかに出かけたら、それこそ駅のゴミ箱でさえあさってしまいそう・・
やっぱり、有頂天紙倶楽部会員ともなれば、それくらいの覚悟は必要かと・・

ああ、やっぱり東京方面へは一度は、有頂天紙倶楽部ツアーを体験しに行くべきですね。
そのうち思い立って急に集合をかけるかもしれませんので、そのときは宜しく!
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六花亭ファン仲間MOAさん (CITROEN)
2009-03-11 18:56:39
私も六花亭、好きなお菓子のメーカーです。
チョコレートは基本的にあまり食べないお菓子なのですが、六花亭のモカチョコレートは大好きなんです。
他に、霜だたみなんかも・・
本店は生菓子とかも、リーズナブルなお値段で出されているとか・・
家で食べるおやつメーカーを目指して作られた会社なんだとか・・
でも、地元民の方に言わせれば味が落ちたのですか?
うーん・・やっぱり手を広げすぎてしまった結果でしょうか?
今日も新聞折り込みに六花亭の通販チラシが入っていました。
船場吉兆の湯木さんが残された名言通りなのかな?
「商売と屏風は広げすぎたらあかん。」と。

あの素朴な清潔感のあるイラストはいいですよね。
味も大切にいつの時代にまでも残してほしいものですね・・
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わー! (マーブリ)
2009-03-10 23:22:43
やはりあのMOAさんだったのですね!
有頂天紙倶楽部へようこそ!なんてCITROENさんのところで…厚かましくスミマセン。
六花亭わたしも好きです~

CITROENさんマッターホルンもまさに昭和の香りなんですよね。。。併設されているお茶を飲むスペースもカフェというよりは清潔な喫茶店といった趣で。缶、活躍しているようで良かったです。

ソーイングの好きな人=紙モノ、容れ物好き
納得です。

あまりパケに興味の無い人は贈り物をしても、その場でラッピングをといて包み紙とか袋をゴミ箱に捨てたりするでしょう?あれ、私泣きたくなるほど寂しくなるんですよ。

友達@ヨーロッパからすれば、友達の家のゴミ箱をあさって可愛いパケを探している私はどうかしているらしいですけど。
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新入部員MOAさん! (CITROEN)
2009-03-10 20:42:04
有頂天紙倶楽部にいらっしゃいませ♪
MOAさんの作る洋服は、記憶に残るものがありますね、確かに。

東京暮らしは、知れば知るほど奥が深く、のめり込みそうですね。
私なんて、足が棒になるくらい毎日、毎日ウロウロ見聞して歩きそうです。
でも、この先東京へ行く機会はあるのかしら?
甥や姪の結婚式くらいかしら?
それまでには、私の紙好き病は治ってしまっているかもしれませんねぇ。生きていないかも?!

MOAさんやマーブリさんの収穫物で、目の保養をさせていただくことにしましょ、っと。
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Unknown (MOA)
2009-03-10 20:34:25
度々すみません・・・書き忘れました。
ちなみに日本で私が好きな焼き菓子は、六花亭です。
パッケージと中のお菓子のバランスが良いというか。
素朴な野の花のイラストと、お菓子の素朴な味が、見て食してほんわかします。
バターサンド以外にも実は沢山種類があるのですよ。
でも北海道(帯広;六花亭の本拠地)出身の友人は、最近味が落ちたと言いますが・・・。
ちょっと王道すぎでしたね(苦笑)
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永久部員マーブリさん (CITROEN)
2009-03-10 20:34:23
そうですよ~、あのチェックのブラウスのMOAさんです。
やっぱり、同じ趣味を持つと、嗜好も似ているのかしら?
ソーイングの好きな人=紙モノ、容れ物好き
っていう公式が成り立ちそうですよね?

マーブリさんが送ってくださったマッターホーンのピンクのクッキー缶も、それこそレースやリボンを入れるのに重宝しています。
とっても素敵ですよね。

バタークリームも、本来の手法で作られた良質なバターのものは、安物の生クリームケーキなんかより百倍美味しいと思います。
でも、それも廃れつつあるのですねぇ。
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わぁ~嬉しい! (MOA)
2009-03-10 20:10:32
CITROENさん、マーブリさん、こんばんは!
つい出てきてしまいました(笑)
有頂天紙倶楽部に入れていただけるのですか?!嬉しいです♪
そして、マーブリさん、
そんな形で私のこと覚えてくださっているなんて光栄です!ありがとうございます!

実は私、都内に住むのは今回が初めてで、見るもの触るものが全て新鮮なのですよ。徐々に活動範囲を広げていければと思っています。
面白い,可愛いパッケージを発見したら、よろしければお二人にお送りしますね!
(う~ん、でもお二人に満足していただけるのか、ハードルが高そうです~^^;)

そばぼうろ、懐かしい、私も大好きなお菓子です。
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パケ収集家 (マーブリ)
2009-03-09 22:49:53
有頂天紙倶楽部のメンバー拡大してますね。
MOAさん、チェックの布地でクルールのリボンブラウスを作られていた方かな?BBSで見てとても刺激を受けました。

CITROENさん、そうそう、山手十番館みたいな感じです。いつか何かをお送りする機会があったら、一緒にいれておきますね。

焼き菓子の流れ、どうなんでしょうね~?
私は五感を刺激するようなフランスのブランド菓子も好きだけど、日本に昔からあるようなそぼぼうろっぽいのとか、バタークリームのものも好きです。
この本、私も図書館でチェックしてみますね。
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ここにもお仲間が・・ (CITROEN)
2009-03-09 21:35:35
MOAさん、こんばんは。
うふふ、MOAさんもパケ収集家なんですね!

そうなんですよー、海外のお菓子とか食品にはココロ惹かれるデザインや色遣いのものが多いのですが、お味の方は・・・ですよね?

この本にでているパッケージも、私の視点でみれば、の話なのでもっと高感度の方がみれば心躍るデザインのものも多いのかも・・。
本当の意味での食指が動いたお菓子は、これまた私の感覚なのでハズレかもしれませんよ。
ウエファースも、モナカもそんなに好きなタイプのお菓子ではないのですが、解説文を読んでいると今まで食べたウエファースやモナカとは違うのかも・・と思わせるニオイが感じられたんです。
MOAさんはひょいと買いに行けるところにお住まいなので、是非忌憚ないレポをお願いしますね!
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Unknown (MOA)
2009-03-09 20:37:26
CITROENさん、こんばんは☆
これですね~噂の本!^^
とっても魅力的なネーミングの割りに期待ハズレだったとは・・・
でも、CITROENさんの食欲のアンテナに反応した数件については早速メモらせてもらいますね!^^

私もパッケージ(缶や箱)が欲しくてついつい買ってしまったクッキーやチョコがあります。海外製になってしまうのが残念ですが、日本にはない色使いや絵のタッチについ惹かれてしまいます。わざわざデンマークから大きな缶のクッキーを持って帰ったことも!(あまり美味しくはなかったけど・笑)
今その容器類は、手芸用品(アップリケやレースの類)を入れる宝箱として活躍してくれてます♪
お気に入りの容器に何を入れようか悩むのも楽しい時間ですよね^^
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そうでした、そうでした。 (CITROEN)
2009-03-08 16:51:19
マーブリさん、そうです、そうです!
固いクッキーでした。
お砂糖が多いのか、粉が多いのか、いまどきのサクサクホロホロのクッキーに比べると、そばぼうろみたいな食感でした。
シナモンも効いていたような・・
今のようにバニラや、柑橘系の皮の入ったものは少なかったしょう?
確かに、お菓子にも時代がありますね。特に洋菓子は。
この先、焼き菓子の流れはどういう風に変わっていくのでしょうか?

そういえば、包装紙はとんと記憶にないですね。
馬車道山手十番館みたいな包装紙だったのかしら?
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おお! (マーブリ)
2009-03-08 00:01:17
CITROENさんにとっては懐かしいお菓子だったのですね。
私はあまりなじみがなかったので新鮮でした。ドーナツ型クッキーの硬ーい!ことも。昭和の感じでこの味好きです。

これだけ様々な美味しいものが溢れている時代に残っているということは、CITROENさんのお母様のように根強いファンがいるのでしょうね!

包装紙もちょっとCITROENさんのスタンプを思わせるデザインでかわいかったです。

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懐かしい・・ (CITROEN)
2009-03-07 16:54:19
マーブリさん、こんにちは!
泉屋のクッキー!懐かしいですね~。
不二家のショートケーキがごちそうだった時代、頂き物で食べるあのクッキーは高級菓子でした。
ブルーの浮き輪(?)が描かれた缶のふたを開けて、一番最初に目指したのは、緑と赤のアンジェリカが乗っかったドーナツ型のクッキー。
あと、絞り出したバタークッキーも好きでしたね。
今じゃ、よりどりみどり美味しいお菓子が街中にあふれ、手にすることもなくなりましたけど。
母などは、今でもあのクッキーのほうが好みみたいです。
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おひさしぶりです! (マーブリ)
2009-03-07 01:01:06
先日、泉屋東京店のクッキーをもらったのですが、その缶がマリン&レトロ・昭和の香りで、私的にはヒットでした。有頂天紙倶楽部のこと思い出してましたよ。

あの京都の木箱の記事はほぼ2年前のものだったのですね。
時のたつのは、はやい~!
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