発酵ものは効くのか

連日連夜の猛暑。
せっかく水不足を免れたか、とホッとするのも束の間、またも水甕はぐんぐん減りはじめているようだ。
そんな折なので、一滴の水も無駄にはできない、とばかりにベランダ園芸の水やりも工夫して節水に努めている。
ベランダ園芸、といえばどんなにすごいジャングル化したベランダなのかと思われそうだがたいしたことはない。
金のなる木、アロエ、イタリアンパセリ、ワイルドストロベリー、紫蘇、ネギ、ワイヤープランツ、プミラ、ミニローズ、ブライダルベール、アイビー。アロエ以外はすべて一鉢ずつしかないので間抜けた感じ。
それでもまったく手をかけていないのに、どんどん大きくなっているのでちょっと面白くなってきた。
どうせなら肥料になるだろうと、毎日空になる牛乳パックのすすぎ水をかけている。
今朝は、米の砥ぎ汁をやったあとで、牛乳パックが空になったので水を入れて如雨露に入れて置いておいた。
夕方、さぁやらなくちゃ！と張り切って水をやり始めると、なんか変。
異臭がするのだ。
おーまいがー！！
３５度を超える気温に、牛乳が発酵してしまったのだ。
私のトラウマである吐寫物を彷彿とさせるなんともいえない腐敗臭。

しかし。考えようによっては、人間でも発酵食品は身体にいいものであるし、植物の肥料にしてもやはり臭う。これは、効くかも。
そんな期待をもって、１Lの水をすべてかけ終わる。
すると、学校から帰ってくるなり息子が
「くっさ～～。なんや、このニオイは！」と大騒ぎ。
私に似て形は悪いがやたらとよく利く鼻を持つ息子。はやくなんとかしろ、とうるさい、うるさい。
仕方がないので、さらに米の砥ぎ汁をやってニオイの中和を試みた。

これで効き目がなければ、私はなにをやっていることやら。