目の保養

壊れ気味の最近の私。
季節の変わり目のせいなのか、本当にボケボケしている。
そんな自分に気づき、落ち込む。
これではいかん！
ということで、本日は目の保養に、近くに住むネットのお友達とランチ。

とっても小顔で、とっても綺麗なひとである。
作る作品は、とても人の手によるものとは思えないほどの完成度の高いもの。
天はニ物を与えず、という言葉はこのひとには当てはまらない気がする。
今回でお目にかかるのは二度目だけれど、毎回色々なことを教えてもらい、私は芸能レポーターさながらに、頭の中に必死にメモする。
ソーイングのこと、写真のこと、色々なお店のことなど、相手を食べさせないくらいマシンガン的に質問攻め。
やはり、人に感動を与える作品を作る人というのは、自分を甘えさせないのだということがわかる。
「ま、これくらいでいいか。」とか
「まぁ、手作りの限界ってこんなもんだわ。」なんていう甘えを一切排除している気がする。
だからこその完成度の高さなのだ。
センスや、そういう手先の器用さ、緻密さなんていうものは天性のものだからどうしようもないものがあるかもしれないけれど、こういう「自分に対する厳しさ」を教えられると
曲がった背筋をしゃんと伸ばしたくなる。
自分に対する甘さが、度重なるミスを招くのかもしれないな。
そんなことを考えながら、本日の和食をばくばく食べた私。
ランチの予約がなかなかとれないほどの人気のお店のお弁当。
ぷりっぷりっのお刺身（たこ、貝柱、はも、鯛）は砕氷に乗せられてひんやり冷たい。
隙間なく詰められた薄味のお料理の数々や、手の込んだ椀物、すだちのシャーベット、コーヒーまでもがついて１３６０円はかなりのお得。
予約がなかなかとれない、という評判に納得する。
でも、小松菜のおひたしを噛んだ時に「じゃり」っと砂をかまされたのは本当に残念。
プロでも私のおひたしとかわらないのね、と思った瞬間。
でも、ぜひまた食べにでかけよう。
目にも、頭にも栄養をいただいた一日だった。