ときの備忘録

美貌録、としたいところだがあまりに顰蹙をかいそうなので、物忘れがひどくなってきた現状にあわせてこのタイトル。

鍋の憂鬱

2007-10-15 | 砂時計
鍋料理シーズンの到来である。

子どもの頃、鍋物はどっちかといえばがっかりするメニューだった。
鍋で、好きだったのはすき焼き。
あの甘辛い味が好きだったのだと思う。
反対に、一番嫌いだった鍋は水炊き。
鶏肉、白菜、豆腐、菊菜、春雨、とそのものに味があるわけではなく、ポン酢の味で食べるのが、子供心に美味しいとは思えなかった。
だが、大人になって、歳とともに水炊きが好きになってきている。
あれほど淡泊に思えた素材のあっさり感が、美味しく感じられるようになってきた。

子どもの頃から鍋物の材料で変わらず好きなのは「春雨」。
息子も遺伝子にすり込まれているのか、春雨が好きだ。
だが、この春雨がくせ者。
我が家ではマ○ニーは使わず、緑豆で作られた純正春雨。
何が憂鬱って、袋から出すときにパラパラとこぼれる。
かといって一袋全部を入れると多すぎて、春雨鍋になってしまう。
さりとて、最初から小分けされたものだと少なすぎて、いくつも入れなければならず不経済。
何かいい方法はないものだろうか。
鍋料理に春雨を入れるたびに、頭を悩ませるのである。

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4 コメント

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Unknown (EKO)
2007-10-16 08:40:59
我が家の水炊きは骨付きの鶏でした。
今骨付きのぶつ切りなんてそんなに見ませんね。
ポン酢をつけて食べるのは好きでしたが、あの頃と今との違いは「柚胡椒」や「かんずり」などの調味料を使えることでしょうか。
どちらも結婚してから知って取り入れました。
子供の頃はそんなもの売っていなかったのかあっても知らなかったのか・・・?
主人の実家は餃子鍋というものがあり、冷凍餃子を入れてポン酢で食べるのですが、なぜかその時だけそのポン酢の取皿に胡椒を入れます。
これもシンプルですがなかなかいけます。
その他にも今は「キムチ鍋」「もつ鍋」「きりたんぽ鍋」など家庭のお鍋もバリエーションが広がりましたね。
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ポン酢 (アプリコット)
2007-10-16 09:08:35
食いしん坊だったので鍋料理は好きでした。
すき焼きはもちろん!水炊きも大好きでした。
今思い出すとポン酢も作っていましたね。
レモンやカボス、ゆずなどその時々で色々でしたが、それに酢やしょうゆを足してポン酢を作るのは子供たちの担当でした。
私はこのポン酢つくりがなぜか大好きで楽しかったのを覚えています。
そして現在我が家の水炊きでは市販のポン酢を手軽に使っています。
そろそろ手作りを子供たちにさせてみようと思います。
昨日は水餃子をポン酢で食べました。
子供たちも好きなメニューです。
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EKOさん (CITROEN)
2007-10-16 21:22:34
骨付き鶏!そうです、そうです。
我が実家でも、そうでした。
ですが、夫が骨付きは食べるのが面倒だというので却下され、もっぱら骨なしもも肉です。

ギョウザ鍋、おいしそうですね。
ラー油ではなくて、コショウなんですか?
鶏ガラスープで煮るのでしょうか?
お鍋って、主婦の頼もしい味方ですよね。
一品で栄養がバランスよく取れるし、洗い物も少なくて済むし。
実家の母が好んで鍋物をした理由が、主婦になってようやくわかったのでした
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アプリコットさん (CITROEN)
2007-10-16 21:27:30
お料理上手なアプリコットさん親子らしいエピソードですね。
確かに、昔は今のように市販のポン酢ってそんなになかったように思います。
私の実家でも、やはりレモン絞り器を使って、橙、ゆず、スダチ、レモンなど柑橘類を搾るのは子どもの役目でした。

今の我が家では、もっぱら馬路村のゆずポン酢オンリーです。
たまに目先をかえて、塩ポン酢なんてものも買ってみたりしますが、やはり馬路村に戻ってしまいます。

それにしても、春雨のストレスなく使える方法ってないでしょうか?
節子さんいわく、テレビを見ながら大きなチラシをひろげて、そこでバリバリと小分けしておくしかないんじゃない?とのことなんですけど。
もっとお手軽な方法ないでしょうかね・・
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