初動が肝心

先の連休に、ちょっと思い立って、リビングの床掃除をした。
普段はレンタルモップですい～っと埃を集めて、掃除機でがーっとかけるだけ。
このマンションは、もう築10年経つし、田舎のディベロッパーが建てたので、すべてが流行遅れ。
床材も、都会ではほとんどが軽い色が主流であるのに、深いマホガニーブラウン。
おまけに妙な艶があるので、汚れが目立って仕方がない。
冬の間、ホットカーペットで覆い尽くしていた部分をはぐると、なんだか妙な汚れがある。
それが気になっていたので、オレンジワックスをかけてみた。

これが滑るのなんのって・・・
電話に出ようと走ったのがいけなかった。
おもいっきり滑って、両足をしたたかに打ち付けた。
転んで打った瞬間、両足に痛みがあったのだが、そのあとは左足の痛みが強くて、右足の打ち身のことは気にかけていなかった。
左足の打ち身は、あまりに痛くて、すぐにアイススプレーをかけたり、バンテリンを塗ったりして対応した。
それが功を奏したのか、いつもなら紫の痣をつくるところ、一日二日内出血のあとが見えたものの、すぐに消えてしまった。
ところが。
何も手当をしなかった右足から、左足からバトンタッチされたように、どす黒いような紫の痣が浮き上がってきたのである。
ひぃ～、やっぱり激しく打っていたのねん。。
このみっともない痣は、夏にハーフパンツをはく頃までには消えてくれるだろうか。
なにごとも初動は肝心。
中国の大地震でも、さっさと外国からの人的な援助を受け入れていれば、被害は少しでも小さくできたかもしれないのに。
国家の妙な沽券で、命を落とさなければならなかった人々はさぞや無念なことだろう。