ＩＫＥＡ de view

インフルエンザ騒ぎに乗じて、是幸いとＩＫＥＡデビューを果たした。
丁度結婚式で関西に出向いたこともある。
新型インフルエンザの感染者がでて一週間後ということもあるのか、いつもなら真っ赤に表示される三宮、元町周辺のパーキング情報も、空きを示すブルー一色。
これなら、ＩＫＥＡも空いているのでは・・
と期待して車を走らせた。
案の定、駐車場はがら空き。
入り口近くに車を止め、いざ、店内に。

IKEAの価格設定を知らない夫が
「オレ、今日はあんまりお金を持ってきてないぞ。カードも忘れてきたし。」
と釘を刺そうとする。
「大丈夫。お値段なりニ●リくらいのもんだから。それに買うとしても小物くらいのもんだから」
と、まずは安心させ、いざゆかん。

事前に、図書館でＩＫＥＡ公式ファンブックなるものを読んではみたが、実店舗となると事情は微妙に違ってくる。
「えーと・・たしか、先にモデルルームのようになったところで、自分の欲しいものをチェックして、その番号の商品を探すんだったっけ・・」
と、頭の中で読んだ内容を反芻する。
が、いざ回り始めると商品を眺めるのに夢中で、チェックするのを忘れてしまう。
なにより、老眼の始まった視力で、その番号をチェックし、メモするのは至難の業なのである。
どうせ、商品を並べておいてあるからすぐにわかるでしょ。
と高をくくっていったのがまずかった。
また、店舗内の構造をイマイチ理解せずに足を踏み入れたのも失敗だった。
マーケットホールに入るや否や、商品をさがして右往左往。
全部が全部、出来上がりの商品ばかりではないのである。
Ｄｏ　ｉｔ　ｙｏｕｒｓｅｌｆこそがこの店の真骨頂。
小物以外の商品は、箱に収められバックヤードの雰囲気そのままの棚に眠っている。
ひぃ～～～。
ここから探せと言うんですかい！
ところどころに設置された、商品検索のＰＣを見るが、商品名がカタカナの北欧名で覚えていようはずはない。
えーい、ままよ。
と、そばにいたスタッフをつかまえて場所を尋ねる。
さすがに、教育が行き届いている。
すらすらと商品名と、その棚の番号を答えて、欲しい答えを即答してくれる。
市中引き回しの刑で連れまわした夫は、辟易としてタバコを吸いに外へ出てしまった。
どーしょーか・・会われへんかもしれん・・
と思うのもつかの間、目の前に現れほっとする。
で、私の一番行き着きたかった小物売り場をなぜだか先に見つけた夫が
「なんや。まだ見てへんかったん？」
とあきれ加減に言いつつ、案内してもらう。
おお！これこれ。
おともだちがお勧め！といっていたハンガーも見つけ、ベッドで読むときのライトもカートに乗せ、ようやくレジへＧｏ！
ああ、疲れた～・・・
結婚式よりなにより、ここでの買い物が一番疲れたかも～・・・
そういや、今回マスク人口が一番高かったのは、ここ神戸ＩＫＥＡだったかもしれない。。

さ。
カードも作ったことだし、おさらいして、次回は時間短縮型お買い物方法を研究して攻略しよう。っと。
そうそう、万歩計も忘れずに。