何ももたない、何も買わない

というわけではないが、普段から大金は持ち歩かないようにしている。（というか大金がないのだけれど）
以前、家の鍵を落とした経験があるので、なるべく必要以上にサイフにはいれないようにしているのだ。
お金の意識も低くて、サイフにあとどれくらいはいっているのかなんてことはほとんど考えていない。
そのせいで、昨日はレジでひっじょーに赤っ恥をかいた。
いざ、精算がはじまり、お金を用意しようとサイフを開くと、ない・・
お金が、ない。
あるのは、千円札一枚と、十円以下の小銭が少し。
「ちょっとまった～！」とばかりにレジを止める。
「すみません、お金を持ってくるのを忘れてしまったので、えーっと、これと、これと、これだけお願いします。」
と、それこそ計算力のない頭を必死で回転させながら計算して、千円以下で収めた。
買ったのは、晩ご飯のメインの材料。
夫の酒肴と、息子用の肉、そして魚。
持ち帰らなかったのは、予備に、と思ってかごに入れたヨーグルト、使うかもと思って入れた白菜、足りないかも、と思った豆腐、息子のおやつ２種類、特売になっていたキャノーラ油と卵、彩りにと考えた青じそ、それと３９８円の（笑）イチゴ。
お金を持っていっていなかった恥ずかしさより、買えなかった寂寥感が押し寄せる（大げさ・・）

だが、家に帰っていざ調理を始めて見たが、たいして困ることはない。
メインの材料はそろっているし、野菜も残りの野菜でどうにかなる。
ってことは、結局私はたいして必要のないものを買おうとしていたワケで。
やっぱり、私のようにサイフにお金が入っていれば入っているだけ使ってしまうタイプは、ぎりぎりのお金しか持ち歩かない方がいいかもしれない。
もっとも、お金を持っていても使いたくならない節子さんみたいになれば一番いいのだろうけれど。
無理、無理、絶対に私には無理な話。

でも、これからはサイフにお金がはいっていようがいまいが、本当に必要なものなのか熟考して買い物するようにしなければ。
５０を前に反省するようなことじゃないよね、これって。