ときの備忘録

美貌録、としたいところだがあまりに顰蹙をかいそうなので、物忘れがひどくなってきた現状にあわせてこのタイトル。

映画の見方もいろいろに

2009-01-31 | 砂時計
映画「アルマゲドン」が放映されていた。
この映画は、息子が生まれて初めて見た「字幕付き」の洋画である。
まだ小学校4,5年生の頃だったと思う。
この映画を観たことで、彼もすっかり映画好きになってしまった。
といっても、我が家は誰一人として根っからの映画好きというわけでもないし、深い読みができるワケでもないので、●●映画祭などで高評価を得るような映画は好まない。
ハリウッド系のわかりやすい映画が好きなのである。
夫は「トップ・ガン」
私は「プリティー・ウーマン」
息子は「アルマゲドン」
をそれぞれお宝DVDとして持っている。

さて、今日もどうせなら吹き替えのCM付きを観るより、DVDで通して観よう、と言うことになり。
受験本番の浪人生まで(え!)DVD鑑賞会となってしまった。
同じ映画を何度か観ると、思いがけずシトロエンを見つけたり、映画館で観ただけでは気づかなかった細かな伏線が見えてきたりするものである。
私や息子は、しっかりどっぷりストーリーにはまりこんで観てしまうので、気づかないことが多々あるのだが、夫は違う。
彼は、常に冷めた目で観ているのである。
例えば、この「アルマゲドン」で彼が注目したのは、登場人物の名前である。
ハリー・スタンパーは、急いでボタンを押さなければならないミッションを背負っているから。
シャープ大佐は、メンバーの中で一番頭のキレがいいから。
と、勝手に決め込んで観ていたらしい。
一番最初に観たとき、そう感じたのだそうだ。
そして、二度、三度観るごとに、それは確信に変わったそうで。
私みたいに、毎回同じところで涙ぐんでしまう人間には、きっと一生そういう冷めた見方はできないのかもしれない。
ま、いいや。
楽しめればいいのよ、映画やドラマなんてものは。

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2 コメント

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そぉですか? (CITROEN)
2009-02-03 18:39:06
ふふ、アプリコットさん、変わり者の私にしては「プリティーウーマン」って普通過ぎましたか?
単館上映されるような高尚な映画は、頭の悪い私には難しすぎて理解できないんです。
昔、古い映画を上映している映画館に友だちに誘われ行きました。
ヴィスコンティシリーズだったのですが、うう・・・
となって帰ってきました。

ハリウッドのものも、とことんコメディっていうタイプは苦手ですけど、基本わかりやすいものが好きなんです。
確かに言われてみれば、ショッピングと映画は感覚が似た人といった方が愉しめますね!
言えてる!!
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意外です (アプリコット)
2009-02-03 10:05:39
CITROENさんの映画の好みはマニアックかと思っていました。
プリティウーマンがお気に入りとは、普通すぎて意外でした(爆)

若い頃は素直にハリウッド映画を楽しめない偏屈者でしたが、最近はそうでもないかも。
絶対映画館派だったのですが、DVDも楽しいですよね。
最近は気軽にワンセグ録画で一人で楽しむようになりました。
感覚の似た人と一緒に見たほうが楽しめますよね。
ショッピングと一緒かも。

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