注目していた京都大学山中教授のノーベル賞受賞が決まった。
なぜに注目していたか、といえば。
ものすごい発見をしていながら、自分の功として取り込むことなく、広く多くの人々にその理論を紹介し、人類のために少しでも早く有効な活用がなされることを望んでおられたことがすごい!と思っていた。
卑しさがないのである。
功名心や、野望を感じさせないまっすぐできれいな目がすべてを物語っている。
こんな事態になっても、やはり自分のするべきことはあくまでも研究であり、難病に悩む人々の一助となることが自分の使命であると考えておられる。
そして自分をとりまく人々への感謝を忘れない。
それこそが本当の意味での仕事に向き合う真摯な姿であろう。
皮肉なことに先日また間をおいて公開された福島第一原発事故後の東電本社と現場のやりとりのVTR。
起きたことへの重大性や社会への責任、現場の大変さを理解することもなく
「今夜はもう遅いですから、これでお開きにしましょう」
と、さっさと風呂敷をしまう本社幹部の無責任でお気楽な姿勢は、見ていて腹立たしさを通り越し、失笑さえもらしてしまう。
ノーベル賞が正当に評価され、受けるべく人が受賞されたことに同じ国民として誇らしい気持ちで聞くニュースであった。
山中教授の中学からの同級生がその人柄を語っていた。
「大阪弁で言う“あいつはほんまにええやっちゃ”」
こういう高潔な大人がもっともっと増えていくべきだよね、日本。
なぜに注目していたか、といえば。
ものすごい発見をしていながら、自分の功として取り込むことなく、広く多くの人々にその理論を紹介し、人類のために少しでも早く有効な活用がなされることを望んでおられたことがすごい!と思っていた。
卑しさがないのである。
功名心や、野望を感じさせないまっすぐできれいな目がすべてを物語っている。
こんな事態になっても、やはり自分のするべきことはあくまでも研究であり、難病に悩む人々の一助となることが自分の使命であると考えておられる。
そして自分をとりまく人々への感謝を忘れない。
それこそが本当の意味での仕事に向き合う真摯な姿であろう。
皮肉なことに先日また間をおいて公開された福島第一原発事故後の東電本社と現場のやりとりのVTR。
起きたことへの重大性や社会への責任、現場の大変さを理解することもなく
「今夜はもう遅いですから、これでお開きにしましょう」
と、さっさと風呂敷をしまう本社幹部の無責任でお気楽な姿勢は、見ていて腹立たしさを通り越し、失笑さえもらしてしまう。
ノーベル賞が正当に評価され、受けるべく人が受賞されたことに同じ国民として誇らしい気持ちで聞くニュースであった。
山中教授の中学からの同級生がその人柄を語っていた。
「大阪弁で言う“あいつはほんまにええやっちゃ”」
こういう高潔な大人がもっともっと増えていくべきだよね、日本。
皆さん、その筋に向かって純粋で、中には「ちょっ変わりもの」という方も居ますが(それはそれで良いのですが)、この方は配慮やユーモアも備えた人間的にも魅力のあるご様子です。
「梅ちゃん」の「松岡さん」もこのニュースを見たら尊敬のまなざしである事でしょう。
昔ほど、ニッポンを背負ってる!みたいな気合いががんがん出てなくて、みなさんさらっとしているのがすてきですよね。
山中教授は、本当に気負いのない、それでいて静かに真摯に自分の仕事に向き合っておられる姿が素敵だな~と思います。
昨日のご夫婦の会見を見て、福耳をおもちの奥様が支えてこられたからなのかな?と妙なところにつっこんでみたり(笑)
松岡さんも、山中教授もまさに学究の徒、という雰囲気いっぱいですね。