息子の受験勉強につきあって、今年は夫の実家に1泊しただけの帰省。
大寒波が襲来するお正月に、義母をひとりでおいておくのもなんだか気が引けて、いやがる義母をむりやり家に連れてきた。
だからといって、私がおせち料理を作るわけではない。
考えてみれば、結婚してこの方、ずっとお正月は義母に頼りっぱなし。
夫がおせち料理が嫌い、という大義名分を掲げて23年間、ずっと作ることなく来てしまった。
そんな私に反して、義母は義務のように毎年、毎年作っている。
もっとも、義母が作る筑前煮はとびきり美味しくて、私はそれが好きなので非常に助かっているのだが。
おせちもない我が家に来てもらって、さあ、何を出しましょうか、というと夫は普段一人では食べられない鍋料理が良い、という。
我が家の冬の定番料理なので、息子は「またか」という表情だし、夫はお酒が飲めるような料理ならば何でもOK、肝心の義母は出されるモノなら何でもいいわ、という感じ。
普段、山を切り開いたニュータウンで一人暮らしの義母は、街中のマンションの暖かさと便利さに感動している。
夫は、
「これから、毎年避寒に来たらええやん。」と勧めている。
私も同感。
義母は
「ふぅん、そうやねぇ。」とYesともNoとも着かない返事で答えている。
そんな風に過ごした三が日。
肝心な受験生は、といえば・・・
テレビで放映された「武士の一分」を一緒にくつろいで観、CSで再放送になっていた「白い巨塔」をドアの隙間からのぞき観ていた。
夫に言わせれば、息子が観るのをわかっていて、観る親が悪い、というがそうなのか?
ニュースでは、予備校の黒板に張り付くようにお正月返上で頑張る受験生諸君が写っていた。
あれはどこで何をするひとぞ、との面持ちで眺めている息子。
君の書いた終わらない「唄」という書は、受験生活がいつまでも「終わらない」ということではないのだから。
唄うように、軽やかに、人生を謳歌しておくれ。
そんな祈りを込めて、今年の初縫いはどっしりと重みを増したお守りを入れる袋である。
頼れるものは神仏のみ、と信じて疑わぬ母の、新年の幕開け。
大寒波が襲来するお正月に、義母をひとりでおいておくのもなんだか気が引けて、いやがる義母をむりやり家に連れてきた。
だからといって、私がおせち料理を作るわけではない。
考えてみれば、結婚してこの方、ずっとお正月は義母に頼りっぱなし。
夫がおせち料理が嫌い、という大義名分を掲げて23年間、ずっと作ることなく来てしまった。
そんな私に反して、義母は義務のように毎年、毎年作っている。
もっとも、義母が作る筑前煮はとびきり美味しくて、私はそれが好きなので非常に助かっているのだが。
おせちもない我が家に来てもらって、さあ、何を出しましょうか、というと夫は普段一人では食べられない鍋料理が良い、という。
我が家の冬の定番料理なので、息子は「またか」という表情だし、夫はお酒が飲めるような料理ならば何でもOK、肝心の義母は出されるモノなら何でもいいわ、という感じ。
普段、山を切り開いたニュータウンで一人暮らしの義母は、街中のマンションの暖かさと便利さに感動している。
夫は、
「これから、毎年避寒に来たらええやん。」と勧めている。
私も同感。
義母は
「ふぅん、そうやねぇ。」とYesともNoとも着かない返事で答えている。
そんな風に過ごした三が日。
肝心な受験生は、といえば・・・
テレビで放映された「武士の一分」を一緒にくつろいで観、CSで再放送になっていた「白い巨塔」をドアの隙間からのぞき観ていた。
夫に言わせれば、息子が観るのをわかっていて、観る親が悪い、というがそうなのか?
ニュースでは、予備校の黒板に張り付くようにお正月返上で頑張る受験生諸君が写っていた。
あれはどこで何をするひとぞ、との面持ちで眺めている息子。
君の書いた終わらない「唄」という書は、受験生活がいつまでも「終わらない」ということではないのだから。
唄うように、軽やかに、人生を謳歌しておくれ。
そんな祈りを込めて、今年の初縫いはどっしりと重みを増したお守りを入れる袋である。
頼れるものは神仏のみ、と信じて疑わぬ母の、新年の幕開け。
夫が気の進まない義父を無理やり我が家に連れてきて、温泉にもつき合わせてしまいました。
我が家の場合は、こちらの方が断然暖かいはずなのに、「寒い、寒い」と言ってかなり早く帰りたがっていましたが
夫の親孝行の気持ちは義父には有難迷惑だったようです。
少し経って「疲れたけど楽しかったな」と思ってもらえれば良いのですが。
我が家もお鍋をしましたよ。
「皆でお鍋を囲んで、美味しくて食べ過ぎてしまった。」と言っていました。
息子さんの受験もいよいよですね。
この辺りは中学受験が残り一ヶ月をきり、まだ小学生なのに2日から塾通いが始まっています。
頑張った人に、それぞれ良い結果が出るようにと祈るばかりです。
息子さんもラストスパート、CITROENさんもサポートを頑張ってくださいね。
今年も宜しくお願い致します。
プリコットさんも、お疲れ様でしたね。
うちの義母も、アプリコットさんのお義父様も、きっと寒くても寂しくても、やっぱり慣れ親しんだ自分の家が一番なのだと思います。
こどもの側からすれば、暖かくて家族がそろった家に喚んだ方がいいだろう、と気を配るのですが親の方からしてみれば、自分の居るところにみんなが来てくれて、そこでワイワイする方がいいのでしょうね。
お互い、自分の我が儘なんだと思うのです。
うちは、義母がとってもやりやすいひとなので助かっていますが、これが気むずかしいお姑さんだと大変でしょうね。
でも、節子さんを見習って、夫の親は自分の親、というつもりで無理せず大事にしたいと思っています。
別に良いお嫁さんを演じよう、なんて気持ちはさらさらありませんけどね。
息子の受験は、運にすがるほかなさそうです