ときの備忘録

美貌録、としたいところだがあまりに顰蹙をかいそうなので、物忘れがひどくなってきた現状にあわせてこのタイトル。

親子漫才

2012-07-29 | 砂時計
体温調整がうまくできていない姑は、寒い、寒い、と言う。

ある日
テレビで、汗をかくことの重要性を見聞きした姑が、夫に電話で訴えた。
「やっぱりうちなぁ、体の調子悪いねんなぁ。
汗をかかんとあかん、てゆうてたわ。。。
うち、全然あせかけへんもん。」

「へぇ。ええなぁ。俺なんか、なんもせんでも汗かくわ。
夏なんか大っきらいや。
汗かかんと涼しい感じておれるなら幸せやん。」

「そんなんゆうたかて、あんたは元気やから汗かくねんわ。
うちなんか健康ちゃうから全然汗かけへんねんわ。
テレビでゆうててんから。
やっぱり、年とったらあかんな。
何もかもさっぱりや・・」

「あんた、それ、冷房の効いた部屋で言うてんのとちゃうやろな?」

「そら、うちどこへも行かれへんねんから、家で冷房をかけてじぃ~っとしてるわ。
ええと・・22度やて」

「あんた、そんな温度にしてたら俺でも汗かけへんわ。
何言うてんねん。温度下げすぎや!」

「そうかいな。どうりで寒いとおもたわ。
うちの体もぼけたんかとおもた。
ほんまに、年とったらあかんな。頭も体もくちゃくちゃや・・」

まるで漫才。
さすがに親子や。
そっくりなノリ。

最新の画像もっと見る

コメントを投稿