フィールドの野川公園の自然観察園はドクダミが花ざかり。
目立つ花と言えば、ホタルブクロとこのウツボグサくらいです。
このウツボグサの綺麗な紫色の花をじっと見ていたいと思いましたが、この季節、虫がとっても多い。
蝶やシデムシがた~くさん。それにあの蚊がプ~~~ンと・・・。
退散、退散!
それにしても、どうしてこの花が海のギャングと言われるウツボなの?
なんて思ってたら、違いました。
あのウツボじゃなくって、弓矢を入れる物が「ウツボ(靭)」と言うのだそうで、それに花穂が似ているそうです(∵`)
あの武士が背中に斜めがけしてるヤツかな?
この間のムサシアブミと言い、馬具や武具に例えられている花がけっこうあるのですね。
【データ】
ウツボグサ(靫草/シソ科・学名Prunella vulgaris subsp)
日当たりのよい山野の草地に群生する多年生草本。。茎は高さが10〜30cmで、断面が四角形である。花期は6〜8月頃で3〜8cmの花穂に紫色の唇形花を密集して咲かせる。
和名は、円筒形の花穂が弓矢を入れる靫(うつぼ)に似ていることに由来する。
花穂は夏枯草(カゴソウ)といい日本薬局方にある生薬。利尿、消炎作用がある。