時のしずく

COCCOのフォトダイアリー

ブラジリアンジャズ *木村純&伊藤史和*

2013年11月13日 01時04分00秒 | 音楽
5月に東京タワーのClub333で、ボサノバギターリストの木村潤さんと伊藤史和さんのブラジリアンジャズを聴きました。2台のギターで奏でられるブラジリアンジャズはすばらしい大人の世界で、一撃で魅せられてしまいました。
(※ボサノバを歌なしで楽器だけで演奏するのをブラジルでは「ブラジリアンジャズ」と表現するそうです。)

11月10日に軽井沢で、さらにもう一人のボサノバギターリスト露木達也さんが加わって、ギター3台でブラジリアンジャズのライブがあるということでした。ギター好きにはヨダレが出そうなセチュエーション!
とっても行きたかったんですが、月曜日の夜に軽井沢って・・・無理です。行けません!仕事、仕事です!・・・残念(;o;)

で、翌日になんとか、東京・新富町のマデイラで行われた木村純さんと伊藤史和さんのライブに行って来ました。
木村さんは「昨日の気持ちの良い軽井沢の雰囲気を運んできましょう。」と言ってギターを弾き始めました。

前日の軽井沢は秋を通り越して、気温がマイナス1度だったそうで、なんと雪も降ったそう。外がカキーンと冷たい中、暖かい室内でギター3台が紡ぎ出す世界は素敵だったでしょうね。

木村さんと伊藤さんは同じボサノバギターでも音色が全然違います。
木村さんの弦はとってもスウィートな音色。その音が聴こえてくるとその周りの空気が一瞬にして、ボサノバの世界に染められてしまいます。
伊藤さんの弦はクリアに美しくメロディーを歌い上げます。お二人の音のバランスがとっても良くって、アドリブでの音の絡み合いがいつも素敵です。(感覚的な表現でしか伝えられなくってごめんなさい。)

今回もお二人の演奏にうっとりでした。

そうそう、ライブはお二人のギターから1mくらいしか離れていない距離で聴きました。
一番前に座るのは本当は恥ずかしくってちょっと苦手なんですが、この日は一番良いところで聴きたいという欲望が、恥ずかしさに勝ちました。


●マデイラで






●町はもうクリスマス(帰りに寄った吉祥寺で)