時のしずく

COCCOのフォトダイアリー

今日の一曲 無伴奏チェロ組曲 第1番

2013年11月25日 20時48分19秒 | 音楽
空気が冷たくなると、低く、重く、深くひびく弦の音が聴きたくなります。
そう、『チェロ』です。
『チェロ』が聴きたくなります。

この「無伴奏チェロ組曲 第1番」は聴いていると森の中の静寂な空間が浮かんできます。
音を聴きながら静けさを感じるって、不・思・議
そして、心の奥底を撫でられているような心地よさも・・・

私にとって癒しの音楽なんでしょう。

この動画のプレーヤーは世界的チェリストのヨーヨー・マさん。
生きてるうちに1回でいいから生で聴きたい音楽家の一人です。
大好き!


この動画は東日本大震災の直後に日本に向けて公開された動画のようです。
ヨーヨー・マさんの素晴らしいメッセージがついていました。
東日本大震災の被災者に、何かをしたいという気持ちでこの曲を弾かれたようです。

私だけでなく、たくさんの人を癒してくれたことでしょう。





※動画に添付されているヨーヨー・マさんからのメッセージです。(東日本大震災の被災へのお見舞い)

日本の人々が大変な状況にある今、私は一人のアーティストとして、芸術や文化の在り方­について深く考えさせられています。文化/芸術は、このような過酷な現実に直面してい­る人々の痛みを少しでも和らげることができるのだろうか

東京在住のある友人は、この疑問にこう応えてくれました。「自分が適切だと思ったこと­をためらうことなく実行するべき。行動しなければなにも始まらないのだから。」

私は、この映像によって、日本に住む皆様に少しでも心の安らぎがもたらされることを切­に願っています。(ヨーヨー・マ)


As the people of Japan continue to endure profound hardship, I have been thinking, as so many people have, about how culture can respond in a way that is directly meaningful. Is there a way for artists to bring solace to those who are suffering such overwhelming tragedy? A friend in Tokyo recently answered that question by saying, "I believe that everyone should do anything he or she believes to be good, without hesitation, because the absence of action brings nothing."

I hope this video will bring solace and comfort to the people of Japan. -- Yo-Yo Ma