先日の釜無ホテイアツモリソウより前に撮影した花なのですが・・・
今日は、5月中旬に東京都府中市の浅間山(センゲンヤマ)で写した『ムサシノキスゲ』をアップします。
この花はニッコウキスゲの変種だそうで、なんと自生種は浅間山にしか咲いていないそう!浅間山は山というより丘に近いというか、市街地内の緑が多い公園という感じのところです。東京にしか咲かない山野草・・・なんていうのもあるんですね。感無量です。
先日の釜無ホテイアツモリソウと同じで絶滅しかけましたが、地元の人の保護活動で危機を免れたそうです。
本当に地元で愛されていて、毎年、花時(5月初旬)には『キスゲフェスティバル』が開催されているそう♡ 今年はポスターだけ撮りましたが、来年は参加してみたいで~す。
(一昨年は花の時期を間違えて、山を彷徨いました(笑)今年はちゃんと花の写真が撮れましたよ♪)
ところで、以前にも書きましたが、ユリ科の黄色系の花は同定が難しい。ユウスゲ、カンゾウ、ニッコウキスゲ(ゼンテイカ)、ムサシノキスゲ・・・確かに、ニッコウキスゲよりムサシノキスゲのほうが、花弁の形がすっとしていて、あっさりした感じに見えるけど・・・どこがどう違うの???すぐ見分けがつくようになりたい!
【データ】
ムサシノキスゲ(武蔵野黄萱)
・分類:ユリ科 ワスレグサ属
・学名:Hemerocallis middendorffi var. musashiensis
・かつては武蔵野一帯で見られたという。 日光黄萱(ニッコウキスゲ)の低地・乾燥地型変種であるが、現在は東京都府中市の浅間山(せんげんやま)公園にのみ分布する。
・茎先に淡い黄橙色の花をつける。 花被片は6枚。 開花時期が早いのが特徴である。
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