今年も、学校音楽会での伴奏者が小学校、中学校とも生徒さんが選ばれました。いつも思うことは、あなた本当にできるの?という不安ですが毎年それを裏切り、生き生きと楽しそうに弾ききってくれます。
オーディションなので選ばれないとできないわけですが、あなたはやらないの?と何人かの生徒さんに聴きましたが、練習するのが大変とか、弾きたい曲がほかにもあるとか、ピアノを弾けるのを隠している?とか先生やお友達に勧められたのにしなかったとかいろいろでした。保護者の方はやってほしいのに・・!というご意見がほとんどですが、せっかくいい経験になるのでやりましょうと。まず、アンサンブルそれも人の声とでいつもと違う響き、違うジャンルとピアノ教室から一歩飛び出せる機会です。私は中学では3年間指揮者に立候補していましたが声楽の伴奏、合唱の伴奏とたくさん経験して音楽がとても豊かに広がりましたよ。
ピアノの先生方でピアノしか教えない先生も多いのですが、時々疲れたり?息苦しくならないのですかね?
私はヤマハのグループで音楽を始め大学生までピアノ・声楽・ソルフェ-ジュを併用して習っていました。
良く言うと、ピアノの練習に飽きると歌の練習をしたり、曲を作ってみたり音楽の世界を適当に?遊んでいました。それで、私の生徒さんもピアノに飽きている子に歌のレッスンしてみる!作曲してみる!コードで弾き歌いしてみる!というとほとんどがやる!やりたい!と言ってくれます。
ピアノの世界は孤独な練習もあり(そこがいいところなのですが)子供によっては疲れたり、飽きたりしますので、
けして横道にそれるのではなく、ピアノの世界が何倍にも広がるよう音楽を探求してほしいと思います。
作曲家や指揮者の方はピアノは上手です。ピアニストのアシュケナージや反田恭平氏も指揮者をされています。
いろいろな楽器から学ぶことがあります。
ヴァイオリンをやっている方が、ピアノと声楽を習いに入会されました。
女性ピアニストは男性作曲家の曲を弾くのに体力面で劣ると言われることもありますが、もって生まれた彼女の才能がここまで発揮されることが奇跡とでも言いたくなります。
先日の10年続けて受講している上杉春雄先生のバッハの講義の時、先生は東大医学部出身のお医者さんでもあるので、ユジャ・ワンの親指についても考察されていましたが、親指と2の指のつかみがほんとすごい!私なんかの手と全然違う!
ピアニストとして完璧なコントロールと新鮮さと大胆さと優雅さをもってカリスマ性もありずっと見ていきたいピアニストです。


ピアノの練習しない子に練習させるための方法を チャット GPT に聞いてみました。







「シューマン子供の情景研究会」10月より勉強させてもらっています。




聴力検査を病院でしてまいりました。普通の人より職業柄音に敏感になっているつもりですが毎年チェックして耳の状態を自分で確認しています。
「プレピアノランド」で、音の減衰を聴く競争を5,6歳児としているので年齢よりはかなり若いです。
検査は防音室みたいな狭い個室に入りヘッドホーンをして、音が聞こえるかボタンを押して調べます。
手と喉も加齢とともに故障しないようにかなり気を付けていますので、年配の生徒さんには、いろいろアドバイスもしています。
耳は、5,6歳で発達し10代がよく聞こえ、加齢により耳が聞こえづらくなります。
その若い耳に、良い音を聞く習慣が音楽のレッスンなのです。きれいな音、自然な音をしっかり耳に焼き付けること。ベートーベンは音楽家として後半は全く耳が聞こえなかったそうですが、幼い頃良い音をしっかり聞いていたのだと思います。お父さんも音楽家でしたから。
ロック系のミュージシャンは年齢が進むと難聴になる方が多いですね。大音響でスピーカーの前にいるのはよくないと思います。加齢になり耳が聞こえずらくなったらロックを聴くとか
モスキート音で簡単にチェックできます。↓↓