NHK+で「クラシック音楽館」の見逃し配信を見ました。
ショパン国際ピアノコンクール1位のブルース・リウさんの演奏
アンコールのショパン・マズルカロ短調が美しいがゆえに、時期が時期なだけに涙が
帝政ロシアに武力で抑え込まれたポーランドのことを思いながら「マズルカ」の作曲をしていたショパンと、今の時代も同じなのか?と人の気持ちは何百年たっても同じ なのに・・
NHK+で「クラシック音楽館」の見逃し配信を見ました。
ショパン国際ピアノコンクール1位のブルース・リウさんの演奏
アンコールのショパン・マズルカロ短調が美しいがゆえに、時期が時期なだけに涙が
帝政ロシアに武力で抑え込まれたポーランドのことを思いながら「マズルカ」の作曲をしていたショパンと、今の時代も同じなのか?と人の気持ちは何百年たっても同じ なのに・・
オンラインレッスンで2年間ピアノを習っていたという方が、体験レッスンにいらっしゃいました。その方はバッハ、ショパン、ベートーヴェンなどを弾いていらして限界を感じたということでいらしたのですが、限界はありますとお答えしました。
オンラインレッスンは確かに便利で、私もZoom受講もしています。今まで、フラワーアレンジ、動画編集、楽曲分析など毎週何らかのオンラインセミナーを受講していますし、毎日オンラインでピアノ、ボイストレーニングを発信しています。私は40年以上指導経験がありますので初心者が陥りやすいことがわかるので言葉や想像をフル活用して問いかけますが、音楽の場合は音色や、息遣いはなかなか伝わりません。ピアノから出る倍音や共鳴する響き、体から出る声の響きはデジタルから出るものとは違います。初心者が電子ピアノでクラシックを弾いていると「この音」がピアノの音になってしまいます。でも違うんですよね
でも、せっかく音楽に触れようと思ったときに手軽に便利に体験できることを否定する気持ちはありません オンラインレッスンを自分が受けてみて、すべてが楽しかったのですからですのでこれから忙しい方のためにオンラインレッンをもっと活用してもらうために、こちらも工夫してオンライン専用のコンテンツを確立するべきだと思いました。
午前中はシニアの方のレッスンが多いのですが、皆さんがピアノは脳の活性化になると言っていただいています。2台のピアノデュオで、相手の音も聞かなくてはいけないし、途中で入るのがシンコペーションで大変ということで録音をしたり、ファィルを添付する方法を考えたり、ピアノを習っていなかったらできない!と言われました(70代)
今の状況、ロシアの芸術家たちにも制限がかかってきましたね。芸術の力は国境を超えるはずですが……。
ビリギャルの坪田信貴氏の「才能の正体」を読んで共感することが多く、塾講師として教えることのプロである彼がテレビに出ていたので見ていたのですが、共演されていた竹中平蔵氏に先生の役割は生徒の心に火をつけること!と言われたので、またもや共感!いくら高い指導スキルを持っていても生徒に響かなくては何の意味もない。
火をつける努力をしなくては
本日、レッスンを振り替えて行ってきた館野泉85歳プロジェクト。(生徒の皆さんありがとう!)まだ倒れられる前に聴いたコンサートから20年ぶりでした。ピアノランドの樹原涼子先生が最近館野さんのために左手の楽曲を作曲されていたことでいろいろ近況はうかがっておりましたが、足を引きずって出られて満面の笑み!!
右半身麻痺という過酷な状況で今が幸せと本当にうれしそうにおっしゃる
ピアノが弾けて幸せと
両手で弾かれていたころよりさらに豊潤で曇りのない音に心が洗われるようで、隣の方は涙されていました。
左手だけで弾かれるバッハ・シャコンヌ(ブラームス編曲)