夏休み、パリオリンピックが開幕して連日金銀銅等メダル速報が出ています。
皆さん並はずれた身体能力と練習でここまできてそれでも涙を呑む人もいるわけで、「参加することに意義がある!」と簡単には言えない雰囲気があり、緊張と汗といろいろなものがまじりあっての熱いオリンピックです。
同時期に「ピティナピアノコンペティション特級部門」の審査が開催されています。今や特級部門はピアニストを目指す方が受ける部門として毎年注目され、ショパンコンクールのように連日YouTube配信されインタビューもありその人柄が垣間見れ視聴しています。
若い方が競うこの2つを同時に拝聴して思うのは、両方とも今この瞬間に自分のベストを出さなくてはいけないこと、スポーツは数字がすべてで(芸術点が加わる競技もありますが)、音楽は数字ではなく感性と経験で個性が表現されることで判定が難解になる思います。
金メダルをとることを最終目標にするのではなく、それからどう自分を生かすかが長い人生で大事で、夏休みから教室の生徒さんのコンクールがまた始まりますが、覚悟をもって軽やかに挑んでほしいと思っています。
(10:00から始まります・伴奏の先生お疲れ様です)