今日、ホセ・カレーラス テノールリサイタルに行ってきました
昨年の動画
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今日は朝から生徒さんと、「ブーニン」の話で盛り上がっていました。 NHKBSの放送を私も見ましたが、あのショパンコンクールで 優勝し、特に日本ですごい人気のあった彼が病気ということは風邪の噂?で聞いていました。 ピアニストは割と長寿な方が多いように思いますが、いろいろ大変なことがあっても音楽があるということは素晴らしいことだと思いました。それは館野泉さんのコンサートにいった時も感じました。脳出血で右半身が麻痺した状態での演奏会で「今が幸せ」とおっしゃったことをずっと心に残しています。その前の演奏会を聴きに行ったときは倒れられる前でしたので健常な体での演奏会でした。 すごい 生きる勇気をもらいました。
10月8・9・10日にNコン全国学校音楽コンクールと、アルカスジュニアピアノコンクールがありました
私は小学校から合唱をはじめ大学卒業後10年合唱をしていましたので、Nコンには熱い思いがあります。毎回課題曲を作曲する若いアーティストたちが当日目をウルウルしているのは感動ものです。今年DISH//北村匠海、来年はOfficial髭男dismと人気アーテイストの曲を歌えるのも魅力です。とにかくみんなで力を合わせて支える声部があり、溶けていくハーモニーがありで、遠くで見守る声がありで人間の生の声でするのが合唱の醍醐味です。マスクは歌いにくかったと思いますがコロナ禍で開催できたことだけでもうれしかったです。
しかし、いつも東日本勢が金銀銅賞もらいますね。大阪は参加する学校も少ない感じが・・。武庫川女子は常連さんで頑張っていますが寂しいのでもっと歌うことにしました楽譜取り寄せたので中学生の生徒さん歌ってね
課題曲そんな中でアルカスジュニアピアノコンクールもありました。こちらはソロですので、一人一人の自分との戦いです。私の生徒さんは優秀賞・奨励賞・アルカス賞をいただきました。一人で頑張るのと、合唱のようにみんなで頑張るのはちがうので特に幼い生徒さんはよくわからないうちに出場してしまった感があるので、現実に自分を見つめなおす良い機会であると思います。それには保護者の理解と、子供の可能性を信じることと、その時の結果だけに一喜一憂しないで長い目で見られることでしょう。
先日、知り合いの幼稚園のピアノを見に行って状態が悪くないので電子ピアノに変えるのは持ったいないとお伝えしたら、できる限りアコースティックピアノは残すように考えなおすとお返事をいただきました。
私はグランドピアノを3台持っていますが、電子ピアノも所有してよく弾きます。
ここで勘違いしてもらっては困るのは、電子ピアノとアコーステックピアノは別物と考えてけして、電子ピアノがアコーステックピアノのまがいものではないことです。電子ピアノはサンプリングの録音した音なので音色を自分のものにするのは大変技術がいります。ですから初心者には難しいのです。ピアノ練習は常日頃音色の追求に向かっているのであって、それをほぼ音色が初めから決まっている(録音)もので練習するのは初心者には酷な話です。電子ピアノはあくまでも違いが判っている人のオシャレな楽器だと思います。私はアンサンブルのデータをusbで接続したり、ハープシコードのモードでバッハを弾いたり、ホールシュミレーターでコンサートホールのような響きに設定したりして楽しんでいます。
電子ピアノで音色を自分の音にして弾けるのはプロだと思います。
プロの演奏