オリンピックが始まった!金メダルという夢に向かって、才能と努力と周りの応援が一つになり結果をもたらすという、すごい現実を見せてもらっている。
私の先生から送られてきたメッセージに、子供が「〇〇になりたい」と言った瞬間に、周 りの大人がなれるかどうかをジャッジしてしまう のは全くもって余計なお世話で今、こういうものになりたいと思っているその事実、今の気持ちを周りの大人は「そうか」 と受け止めるだけでよいのだ。話し相手としてそ こにいるだけでよいのだ。できれば「なれたらい いね!」と相槌を打つだけでよいのだ。 なぜなら、この後子供達は何回も夢の変更を行 うに違いないし、世の中を知るにつれ自分で可能 かどうかを判断できるように育っていく。「どう 思う?」と訊かれてもいないのに、人の夢を否定 するという行為は愚かだ。
「人の夢を否定 しないようにしましょう!人の夢を否定せず、応 援できる子を育てていきましょう」 親や先生は「〇〇になって欲しいか欲しくない か」という自分の主観を元に、子供の夢を否定し にかかることがある。「現実はこうなのだからや めたほうがいい、自分は賛成できない」と諦めさ せようとする。言った本人は「その子のため」と
思って親切のつもりなのがタチが悪い。人の夢を 否定しておきながら、罪悪感がないのだ。 これは、大人同士でも起こることで、努力して いる人に対して「そんなに頑張らなくていいよ」 というメッセージを送る人もまた、足を引っぱる 人である。夢を持って自分の向上心に従い勉強す る人、努力する人が近くにいると、「そこまで頑 張らなくてもいいんんじゃない?大変でしょう? お金もかかるんでしょう?」と無責任に引き止め てしまう。 人は誰しも自由に自分の夢を思い描き、それに 向かって進んで行く自由がある。自分の時間とお 金の使い方は自分で決めることができる。その人 にとって価値のあるものに時間を費やしお金を払 うのだから、皆が同じお金の使い方をするわけが ない。もし、あなたの周りにあなたの夢を否定す る人がいたら、すっとそこから離れた方がいいか もしれない。自分の価値観を押し付けたい人、誰 かの成長を喜ばない人は現実にいるのだ。親切心 というオブラートに包まれているからこれには用 心が必要だ。 「勉強なんかしなくていい」と言う言葉は、取 り残される不安から出る言葉かもしれない。親や 友人さえ時に発することがある。自分が知らない 世界だからと反対する人もいる。足を引っぱるの も出る杭を打つのもまた不安な人達。人の夢を否 定する癖がついた人は、不幸にも日常的に夢を否 定されて育ったのかもしれない。ぜひ、これから でも自分の夢を持ち、自分で自分の夢を否定しな いで祝福するところから始められたらいいなと思 う。人の足を引っぱらず、人の夢を否定せず、自分 自身も他人も応援していけるようになりません か? そういう人材を育てていきませんか?
今この時期にこのメッセージは、考えさせられる