この一週間で急に寒くなり、体調を壊し、ショパンコンクールも終わり、ユンディ・リ(ショパンコンクール2000年優勝者)が中国当局に拘束されたり、アルカスジュニアピアノコンクールの本選申し込みを渋る子が出て気たり、とショパンコンクールの余韻に浸りたい気分になれなく
ショパンコンクール1位は、ブルース・リウさんではじめ、えっ?ブルース・リー?お顔までなんとなく似ている。ピアノがファツィオリ(イタリアの新しいピアノメイカー)を弾いて明るく新しい新鮮な風が吹いているようで、すがすがしい。FAZIOLIの音色は他のYouTubeを通しても明るい。今回深い音より明るいファンタジーな音が好まれる感があり、時代だなと、先日作曲家の樹原涼子先生からのメールで、作曲家として200年後に自分の曲でコンクールをしているのを天からニコニコ見ているでしょうと言われていましたが、たぶんショパンも聴いていることでしょうね。
2位反田さん4位小林さんは本当に素晴らしかったです。、前回の内田光子さんから51年ぶりということなんですね。昔、心斎橋のヤマハの楽譜売り場でお目にかかったことがあります。
反田さんがショパンコンクールを目指したきっかけは、漫画「ピアノの森」だそうです。
リアルピアノの森を演じられていて、漫画・アニメfanの私はわくわくしどうしでした。
小林さんはピティナコンペでおなじみでしたけれど、前回のショパンコンクールの時より成長されていましたね。
小柄な女性で大曲を弾くのは体力・気力がいります。彼女はどちらとも持ち合わせてここまで来たのでしょうね。
晩秋といってもよい気候になっていました.
先週末、ショパンコンクールを夜中に見ながら半袖でアイスクリームを食べすぎました。 それでなくても夜中の分(ポーランドは朝らしいです)は,なるべくいリアルで見て、こちらの午後はアルカスコンクールのレッスンがあるので、アーカイブで見る生活をしていましたら体調を崩しました
ショパンコンクールはすでにファイナリストが決まりました。
アルカスコンクールも優秀賞の子は本選曲の練習に入りますが、奨励賞の子は毎回落ちこんでいます。コンクールによって本選に進める比率、準優秀賞など呼び方も違いますが本選には行けません。納得する説明をしなくてはいけないのですが、私は審査員の下した判断は今まで間違っていると思ったことは一度もありません。
ショパンコンクールで昔、ポゴレリッチが常識外の演奏で予選落ちをしたとして、審査員のアルゲリッチが「あの子は天才よ!」といって降りた話は有名です。ポゴレリッチの演奏は今までの常識からはみ出ていますが、才能は誰もが認めることになりました。コンクールはあくまでも通過点として下されたもので、それから勝負したらいいのです。若いときに魂を注いで、ショパンの祖国でショパンを弾けるだけで、素敵な経験です。挑戦したものだけが味わえる華麗なる戦いが至福の時です。
第3次予選直後の、反田さんと角野さんが語っています。
日本人ピアニスト5名もセミファイナルに出演します。
ピアニストの神谷郁代さんがお亡くなりになりました。
このところショパンコンクールやアルカスジュニアピアノコンクールが重なり、若いピアニストの熱いエネルギーや、まだ幼い子供たちの成長する過程をほほえましく思いっていたのですが、振り返る瞬間を与えていただきました。
私より少し上の世代で常に憧れを持っていた方々が、留学をされ日本のピアノ教育を牽引されたからこそ今があると思っています。
今の75歳はまだまだお若い、私がアルカスピアノコンクールの副実行委員長をしていたころ、京都芸大教授の神谷郁代さんにぜひ審査に当たってほしいと思っていたのが、かなわないものになりました。
ありがとうございました。
ご冥福をお祈りいたします。
第二次予選をリアルタイムで聴いておりましたが、
ショパンコンクール第2次予選が始まりました。
アジア勢多いです。
昔は日本人は多く出場するが上位にいけないみたいなことを言われた時代がありましたが、
今回は皆さん実力者ぞろい。審査委員長がレベルが高く落とすのが忍びないようなことを言って、今後の活躍を期待していますと結んでいました。ほんとに、もう、あら捜しするレベルでなくて、皆さんの個性を楽しんで聞きましょう。
10日(日)日本時間で17:40が角野隼斗さん・19:30が牛田智大さん ゴールデンタイムに生放送(YouTube)です。
後でアーカイブがすぐ出るとは思いますがライブでドキドキ聞きます!
一次予選通過の角野さんが予備予選でなぜ震えていたのかインタビューに答えていました。ショパンが降りてきたのだそうです。ちゃんと弾かないといけないと、怖さが襲ったそうです。
コンクールの課題曲が決まると一番はじめにすることは弾くことでなくアナリーゼ(楽曲分析)、その作曲家と対話しながら、曲を時を越え、立体的に立ち上がらせてから練習にはいります。自分勝手に練習をはじめると、なにか歪な感じに仕上がります。
地元のアルカスジュニアピアノコンクールも全日程生徒さんが出場します。
先ほど予選通過本選出場の連絡がはいりました!
コンクール中毒になりそう♥️
昨日、?もう過ぎてしまいましたが、このところショパンコンクールをリアルタイムで聞いているので、寝不足です。
寝ようと思ったのですが、やはりコンクールが気になって深夜0時にショパンコンクールをみると、何か親しみやすい、心地よい音が聞こえました。京増修史さん、親しみやすかったのはヤマハのピアノだったのか(牛田君もヤマハを選んでいました)、彼の優しい雰囲気がそのまま演奏に出ていたのか心地よくて最後まで寝ずに聞かせてもらいました。
少し前に弾いた小林愛美さんが何かと強烈な印象でした。名前が呼ばれているのに、スマホ操作、チョコを食べ、水を飲みながら最後にはドアマンにボトルを渡して出ていく姿に、コメントに批判も上がっていました。コンクールを多数経験している彼女なりのルーティーンなのでしょう。椅子の高さが上がらなかったらしく、一度ステージからはけてしまわれました。演奏は素晴らしかったです!一つ一つの音が吟味され美しい!どれだけ練習すればあんな音出せるんだろうか?と。椅子のことで再び出てきたときには聴衆から笑い声も起こったのですが、演奏が終わるとすぐにブラボー!拍手喝采。強い精神で彼女は今後勝ち進むと思います。
今回思ったのは欧米人、男性は椅子の高さが低いのですが、日本女性は背が低く華奢なので体の重みを乗せるよう高めの椅子設定をします。椅子の高さは大事ですので注意が必要ということでしょうか。
先ほどショパンコンクール一次予選の結果が出ました。
京増さんも、小林さんもおめでとうございます。
さあ、9日からアルカスピアノコンクールも始まります。ショパンコンクール2次予選も始まります。
連弾勉強会も1年ぶりに復活して、夏バテをしながらコロナに気を付けて頑張ります。
ショパンコンクール一次予選 小林愛実さん世界最難関ショパンコンクールの第一次予選が始まりましたね。
本当にワルシャワから生ライヴでそれも高画質、高音質で鑑賞できるのは、40年前では考えられなかった!
沢田省悟さんが日本人トップで昨日は人気の3人が出場で反田さん、かてぃん(角野隼斗)さん、牛田智大さんと目が離せませんでした。
反田さんいつもとなく上がっていた感じがしましたが、とにかく私は汗が気になって眼鏡が曇るのではないかと心配で、演奏中に目がね触っていましたけれど、彼の実力は出せたと思う迫力の演奏でした。
カティン君は私は、まさかショパンコンクールに挑戦するとは思っていなかったので彼の実力を再認識させられましたね。予備予選では演奏中震えていましたが、一次予選では余裕が感じられて、2か月の間にすごく成長されたんだなとおもわれ、フランスのルイサダの基でギリギリまでレッスンを受けていたらしいです。ルイサダもショパンコンクールを受けていて、フランスを代表するピアニストです。彼の天才的な個性が花開く時が来たようです。彼も途中で首を拭いていた!(あまり冷房をかける習慣がないのか?昔ウィーンに行ったとき冷房が入っているホテルが少なくてアメリカ系のホテルを探したり、ドリンクに氷を入れる習慣がなかったりでマクドナルド探したり大変でした。地球温暖化かも)
圧巻は牛田君 ひえー!出番前にカメラに向かって手を振る余裕!終わってもニコニコ!演奏は他のものを寄せ付けない王者の風格。さすが予備予選免除。彼がこんな大人びた演奏するをするとは思っていなく、どことなく優等生的な少年的な面影はなく、大人のプロの演奏でした。恩師の中村紘子先生もきっと見ていられるはず。
これからまだ一次予選はつづきます。中国は22人一次予選に出てアジア勢はすごく多くの出場ですがショパンの音楽をどこまで昇華させられるか楽しみです。
(牛田智大さん43:00位)